【続・香川あっちこっち】vol.99 瀬戸内国際芸術祭2025 夏会期「高松港エリア」
瀬戸芸ネタ。島ではない本土側がまだ残っています。
2025年夏会期に高松港エリアの香川県立ミュージアムで、「ベトナム現代美術展 コレオグラフィー」tk30-2 が開催されました。県立ミュージアムは現在、耐震化工事中で入口はフェンスで囲われています。
2階の展示室で開催。
4人のベトナム人アーティストの作品が展示されている。
ひとつめは、ガラスケースの中に延々と流される6つの動画。「<雪のない土地>2025」ビデオインスタレーション。レ・スアン・ティエン氏の作品。モニターの前でヘッドホンをつけて動画を見る。エンドレスに流れているので、どこから見てどこからやめてもいい。一応、始まりと終わりはある。
雪のある風景の動画。「なんだろう?」と思いつつ見て、その人なりの解釈でいいでしょう。シュールな作品。
「手の夢」2分23秒、「雪の幽霊」4分30秒、「私の子牛」5分30秒、「哀しき水牛、うなだれた鶴、冷めたお茶」7分0秒、「継続する風景、ドラゴンマン」3分15秒。
ベトナムでは雪は降らない。作者も雪を見たことがないらしい。その作者が雪の作品を作り、雪のない高松で作品が上映されて、観覧者が見る。一応、長野県での雪の生活を知る私が見ました。(笑
この動画の微妙な時間。雪の中に手袋が落ちていて、ずっと変わらない・・・とか。雪がない動画もひとつあったかな。全て見るのに30分近くかかりました。不思議な感覚。ヘッドホンを付けてモニターを見ている人たちの風景もまたインスタレーションでしょう。
その背後にはこの積み木のようなものがばらまかれていて・・・・作品です。(笑
「フレキシブル・スカルプチャー」2025。ドー・チョン・クイ氏の作品。
木を直感的に彫り、それを積み上げていく。倒れそうですけど・・・一部、崩れたんじゃないよね。それも含めて経時変化による作品って感じでしょうか。子供が思わず手に取りそうです。
2つの作品の同時展示。点滅する電光掲示板は、「協奏曲」2025。チュオン・クエ・チ氏の作品。ベトナム語の2語「CHO DIEN」(狂犬を表すヒステリックな女性に対する蔑称)と「DIEN BIEN PHU」(フランス植民地支配を終結させた歴史的戦闘の土地の名称)が点滅する。
フロアに何か黒いかたまりがある。
よく見ると・・・人毛だ。
壁に展示されている作品はハン・ハン氏によるもの。母の営む美容室と近所から集めた毛髪で作られている。毛髪には個人的かつ集合的な記憶が交差する記憶が閉じ込められている。
二人の子供が母親を待っている情景。一人は美容室の中で、髪が落ち、積もり、這う、覆い被さる風景。母親は常に目の前にいた。もう一人は爆撃された家の外で。焦土と化された風景が姿をあらわす。母は帰ってこなかった。
点滅する電光掲示板が爆撃のようで、フロアに落ちた髪の毛は殺された人たちを表しているのでしょうか。ベトナムの壮絶な歴史を感じさせます。
県立ミュージアムは以上の4点。
場所が変わり・・・庵治町の竜王山。ここにもひとつ作品があります。
「あじ竜王山公園」。初めて来ました。こんなところにこんな立派な公園がありました。庵治町の路地を上がって来たところです。
女木島、男木島、大島が見えます。
庵治石が採れる町ですから、石のモニュメントがいっぱいです。
ここを上がっていって、頂上にあるのが・・・
見えてきた・・・・屋外展示です。
「Watch Tower」tk18 オランダの作家、ジョン・クルメリング氏の作品です。
金属製のアーチ。実際に登れます。頂上が円形の見晴台。上から見ると腕時計のカタチをしていることからの「Watch Tower」のようです。
頂上のさらに頂上なので、見晴らしはいいです。この作品はずっとあるようです。
瀬戸芸ネタ。もうちょっと続きます。
2025年夏会期に高松港エリアの香川県立ミュージアムで、「ベトナム現代美術展 コレオグラフィー」tk30-2 が開催されました。県立ミュージアムは現在、耐震化工事中で入口はフェンスで囲われています。
2階の展示室で開催。
4人のベトナム人アーティストの作品が展示されている。
ひとつめは、ガラスケースの中に延々と流される6つの動画。「<雪のない土地>2025」ビデオインスタレーション。レ・スアン・ティエン氏の作品。モニターの前でヘッドホンをつけて動画を見る。エンドレスに流れているので、どこから見てどこからやめてもいい。一応、始まりと終わりはある。
雪のある風景の動画。「なんだろう?」と思いつつ見て、その人なりの解釈でいいでしょう。シュールな作品。
「手の夢」2分23秒、「雪の幽霊」4分30秒、「私の子牛」5分30秒、「哀しき水牛、うなだれた鶴、冷めたお茶」7分0秒、「継続する風景、ドラゴンマン」3分15秒。
ベトナムでは雪は降らない。作者も雪を見たことがないらしい。その作者が雪の作品を作り、雪のない高松で作品が上映されて、観覧者が見る。一応、長野県での雪の生活を知る私が見ました。(笑
この動画の微妙な時間。雪の中に手袋が落ちていて、ずっと変わらない・・・とか。雪がない動画もひとつあったかな。全て見るのに30分近くかかりました。不思議な感覚。ヘッドホンを付けてモニターを見ている人たちの風景もまたインスタレーションでしょう。
その背後にはこの積み木のようなものがばらまかれていて・・・・作品です。(笑
「フレキシブル・スカルプチャー」2025。ドー・チョン・クイ氏の作品。
木を直感的に彫り、それを積み上げていく。倒れそうですけど・・・一部、崩れたんじゃないよね。それも含めて経時変化による作品って感じでしょうか。子供が思わず手に取りそうです。
2つの作品の同時展示。点滅する電光掲示板は、「協奏曲」2025。チュオン・クエ・チ氏の作品。ベトナム語の2語「CHO DIEN」(狂犬を表すヒステリックな女性に対する蔑称)と「DIEN BIEN PHU」(フランス植民地支配を終結させた歴史的戦闘の土地の名称)が点滅する。
フロアに何か黒いかたまりがある。
よく見ると・・・人毛だ。
壁に展示されている作品はハン・ハン氏によるもの。母の営む美容室と近所から集めた毛髪で作られている。毛髪には個人的かつ集合的な記憶が交差する記憶が閉じ込められている。
二人の子供が母親を待っている情景。一人は美容室の中で、髪が落ち、積もり、這う、覆い被さる風景。母親は常に目の前にいた。もう一人は爆撃された家の外で。焦土と化された風景が姿をあらわす。母は帰ってこなかった。
点滅する電光掲示板が爆撃のようで、フロアに落ちた髪の毛は殺された人たちを表しているのでしょうか。ベトナムの壮絶な歴史を感じさせます。
県立ミュージアムは以上の4点。
場所が変わり・・・庵治町の竜王山。ここにもひとつ作品があります。
「あじ竜王山公園」。初めて来ました。こんなところにこんな立派な公園がありました。庵治町の路地を上がって来たところです。
女木島、男木島、大島が見えます。
庵治石が採れる町ですから、石のモニュメントがいっぱいです。
ここを上がっていって、頂上にあるのが・・・
見えてきた・・・・屋外展示です。
「Watch Tower」tk18 オランダの作家、ジョン・クルメリング氏の作品です。
金属製のアーチ。実際に登れます。頂上が円形の見晴台。上から見ると腕時計のカタチをしていることからの「Watch Tower」のようです。
頂上のさらに頂上なので、見晴らしはいいです。この作品はずっとあるようです。
瀬戸芸ネタ。もうちょっと続きます。
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