【続・香川あっちこっち】vol.89 瀬戸内国際芸術祭2025 夏会期「小豆島」その2
瀬戸芸ネタ。小豆島のつづき。三都半島神浦地区。この辺にも瀬戸芸がなければ来ない場所でしょう。原付で回る小豆島、つくづくおもしろい。私はこうして原付で回っていますが、県外や海外の観光客のほとんどはバスを使ってます。1日乗車券は2,000円だったようです。たしかに当時、バス停で待つ大勢の観光客がいましたねぇ。
次の作品は板塀の古民家。「Utopia dungeon ~ a Tale of a Time ~」sd49 、1976年生まれ、広島市立大学芸術学部彫刻専攻講師の田中圭介氏の作品。
開放感のある屋内に大きな食器棚。
部屋全体が作品となっている。梁の上に跨っている緑色の人のような物体が柱から何かを削り出している。
目を下に向けると・・・・床下も地面が剥き出しで・・・石の上に複数の棒が立っていて、よく見るとその先に緑色の樹木が削り出されている。まるでミニチュアの樹木が生えているように。
海が見える窓辺の机は作業場・・・アトリエっぽいです。
御神体のように置かれた大木の根っこの部分は、包帯が巻かれ、ビタミン剤が刺さっていて、私にはまるでそこに病人として横たわっているように見えます。
階段を上がると、やはり木材から削り出された緑色の人の顔のようなもの。よく見ると小さな樹木で構成され、まるで森のミニチュアのように見える。最初に見た時は、これは3Dデータからマシニングセンターのような機械で削り出したものだ・・・と思いましたが・・・これ、どう見ても加工できない。奥に刃先が入らない。しかも緻密な形状から刃は細いものでないとできない・・・・まさか・・・ルーターで手加工?嘘、嘘、嘘・・・・こんなに整然と同じような形状を加工できるのか?とてつもない時間がかかりそうな気がする。
上から見るとまたリアルな人型。この人型が作品を削り出しているという設定のようです。
っこうして見ると、確かに手加工ですねぇ。最初に大まかな樹木のかたまりを削って、表面のでこぼこは後から削るって感じでしょうか。それにしてもものすごい労力です。気が遠くなりそう。なかなかの衝撃的作品でした。
外に出ると、道端の溝にカニを発見。海辺の街あるあるです。
ハサミが赤いアカメンチョ。子供の頃によく見ました。なつかしい。
神浦コミュニティセンター。スタッフの人に「おそうめんのお接待がありますよ」と言われましたが、時間が1時間、間違っていたのがわかって撤退。(笑 まぁ、そういうこともあります。
レンタルEVスクーター。いっぱいあるけど、まさか無料じゃないよねぇ・・・
神浦地区は、お祭りにちょうさを船に乗せて運ぶ「オシコミ」という伝統行事があるところです。
牛のカタチの小豆島、前脚の三都半島の作品をクリアして・・・次の場所へ向かいます。
次は山間の中山地区。牛のカタチの首の根本あたり。茶色い巨大な球体が現れます。台湾人作家、王文志氏の作品、「抱擁・小豆島」。
8月末でしたから・・・棚田の稲穂が実ってましたね。
小豆島にこんな場所があるとは知りませんでした。島なのに高松市内よりも高い山に囲まれて、不思議な感じです。
実るほど、こうべをたれる稲穂かな。
いいところですね。川のせせらぎも聞こえてきます。
竹で編まれた巨大ドーム。テレビで紹介されていて、ここに来てみたかったです。
竹の木漏れ日の通路を歩いて・・・
中には広い空間があります。
これ、テレビの画像。山口智子が小豆島の旅を紹介していて、ここで寝転がっていました。これがやりたくてねぇ。
うわぁ、気持ちいい。背中に竹のゴツゴツが当たってツボを押されます。天井は竹の向こうに太陽。風がいい具合に抜けていきます。
私が入った時は、ほぼ貸切状態。10分ぐらいここで仰向けになって寝ていました。気持ちいい。
あ、バスが着いたせいか、人がいっぱい来た。騒がしくなってきたので撤収します。
出口はこっち。テラスのようになってます。
出口もまた入口と同様、通路が続いて出られます。
もうひとつの作品は、瀬戸芸アプリのマップによると、この山道を10分ほど歩いた向こう。この頃は暑かったんですねぇ。こういうことでもないと、こんなところを10分も歩いたりしないですね。考えてみれば普段の生活で、土の上を10分も歩くってシチュエーションはないですねぇ。非日常が味わえます。
ツクツクボウシと川のせせらぎ。・・・・島時間。最近はこういうゆったりとした過ごし方をするのが気に入ってます。
この橋の向こうの民家が次の作品。ドームにいた人たち、こっちまで来ないんですね。たぶん、バスとかの時間の関係で忙しく回ってるんでしょう。小豆島の旅は時間にしばられない自由行動、原付がいいですよ。
田植え機もあるし・・・思いっきり農家やん。「Reverberations 残響 ~ 岡八水車」sd59 岡淳+音楽水車プロジェクトによる作品。
農家の家にお邪魔してみると・・・・
木材に複数の穴が開いた・・・これは木琴?
そして、いきなりコレです。めっちゃリズムいい。見事なパーカッション。(笑 キンキン鳴ってるのはスパナ。タンバリンがタカタカと鳴るのもいいです。カラクリ系の作品。
ベースは木製の農機具だと思います。
木を削り出して作った歯車がいいですねぇ。ついつい機構を観察、検証。メカ設計の血が騒ぎます。(笑 ピアノ線をはじく音と一斗缶を叩く音。絶妙な間とタイミングがいいですねぇ。
3台の木琴が絶妙にズレていて、不思議なハーモニーになる。
こっちは竹と木の筒を叩くやつ。なんともシュール。
外に出ると、そうめんが干してあって・・・・いえ、これは偽物です。触ってみたらゴムゴムな感じでした。え?本物じゃないよね?(笑 小豆島の農家は、こんなふうにそうめんを自宅で作ってるんでしょうねぇ。うどんの方が簡単にできるんじゃない?
護岸はされてるけど、緑が生い茂って、川の水量もそれなりにあって・・・・高松市内で言うと、塩江の方の雰囲気があります。小豆島おそるべし。こんなところがあるなんて知らなかったなぁ。
また10分、山道を歩いてドームまで戻ってきました。若いお母さん、そんな生まれて一月くらいの子供連れて・・・でも楽しそうです。
ここの川がねぇ。いいんですよねぇ。黒い4枚羽根のカワトンボが飛んでます。このトンボは町にはいないですね。四万十川の方とか、長野県にはいました。
夏の思い出ですねぇ。次の作品は、向こうに見える建物のあたりです。
・・・・その3につづく。
次の作品は板塀の古民家。「Utopia dungeon ~ a Tale of a Time ~」sd49 、1976年生まれ、広島市立大学芸術学部彫刻専攻講師の田中圭介氏の作品。
開放感のある屋内に大きな食器棚。
部屋全体が作品となっている。梁の上に跨っている緑色の人のような物体が柱から何かを削り出している。
目を下に向けると・・・・床下も地面が剥き出しで・・・石の上に複数の棒が立っていて、よく見るとその先に緑色の樹木が削り出されている。まるでミニチュアの樹木が生えているように。
海が見える窓辺の机は作業場・・・アトリエっぽいです。
御神体のように置かれた大木の根っこの部分は、包帯が巻かれ、ビタミン剤が刺さっていて、私にはまるでそこに病人として横たわっているように見えます。
階段を上がると、やはり木材から削り出された緑色の人の顔のようなもの。よく見ると小さな樹木で構成され、まるで森のミニチュアのように見える。最初に見た時は、これは3Dデータからマシニングセンターのような機械で削り出したものだ・・・と思いましたが・・・これ、どう見ても加工できない。奥に刃先が入らない。しかも緻密な形状から刃は細いものでないとできない・・・・まさか・・・ルーターで手加工?嘘、嘘、嘘・・・・こんなに整然と同じような形状を加工できるのか?とてつもない時間がかかりそうな気がする。
上から見るとまたリアルな人型。この人型が作品を削り出しているという設定のようです。
っこうして見ると、確かに手加工ですねぇ。最初に大まかな樹木のかたまりを削って、表面のでこぼこは後から削るって感じでしょうか。それにしてもものすごい労力です。気が遠くなりそう。なかなかの衝撃的作品でした。
外に出ると、道端の溝にカニを発見。海辺の街あるあるです。
ハサミが赤いアカメンチョ。子供の頃によく見ました。なつかしい。
神浦コミュニティセンター。スタッフの人に「おそうめんのお接待がありますよ」と言われましたが、時間が1時間、間違っていたのがわかって撤退。(笑 まぁ、そういうこともあります。
レンタルEVスクーター。いっぱいあるけど、まさか無料じゃないよねぇ・・・
神浦地区は、お祭りにちょうさを船に乗せて運ぶ「オシコミ」という伝統行事があるところです。
牛のカタチの小豆島、前脚の三都半島の作品をクリアして・・・次の場所へ向かいます。
次は山間の中山地区。牛のカタチの首の根本あたり。茶色い巨大な球体が現れます。台湾人作家、王文志氏の作品、「抱擁・小豆島」。
8月末でしたから・・・棚田の稲穂が実ってましたね。
小豆島にこんな場所があるとは知りませんでした。島なのに高松市内よりも高い山に囲まれて、不思議な感じです。
実るほど、こうべをたれる稲穂かな。
いいところですね。川のせせらぎも聞こえてきます。
竹で編まれた巨大ドーム。テレビで紹介されていて、ここに来てみたかったです。
竹の木漏れ日の通路を歩いて・・・
中には広い空間があります。
これ、テレビの画像。山口智子が小豆島の旅を紹介していて、ここで寝転がっていました。これがやりたくてねぇ。
うわぁ、気持ちいい。背中に竹のゴツゴツが当たってツボを押されます。天井は竹の向こうに太陽。風がいい具合に抜けていきます。
私が入った時は、ほぼ貸切状態。10分ぐらいここで仰向けになって寝ていました。気持ちいい。
あ、バスが着いたせいか、人がいっぱい来た。騒がしくなってきたので撤収します。
出口はこっち。テラスのようになってます。
出口もまた入口と同様、通路が続いて出られます。
もうひとつの作品は、瀬戸芸アプリのマップによると、この山道を10分ほど歩いた向こう。この頃は暑かったんですねぇ。こういうことでもないと、こんなところを10分も歩いたりしないですね。考えてみれば普段の生活で、土の上を10分も歩くってシチュエーションはないですねぇ。非日常が味わえます。
ツクツクボウシと川のせせらぎ。・・・・島時間。最近はこういうゆったりとした過ごし方をするのが気に入ってます。
この橋の向こうの民家が次の作品。ドームにいた人たち、こっちまで来ないんですね。たぶん、バスとかの時間の関係で忙しく回ってるんでしょう。小豆島の旅は時間にしばられない自由行動、原付がいいですよ。
田植え機もあるし・・・思いっきり農家やん。「Reverberations 残響 ~ 岡八水車」sd59 岡淳+音楽水車プロジェクトによる作品。
農家の家にお邪魔してみると・・・・
木材に複数の穴が開いた・・・これは木琴?
そして、いきなりコレです。めっちゃリズムいい。見事なパーカッション。(笑 キンキン鳴ってるのはスパナ。タンバリンがタカタカと鳴るのもいいです。カラクリ系の作品。
ベースは木製の農機具だと思います。
木を削り出して作った歯車がいいですねぇ。ついつい機構を観察、検証。メカ設計の血が騒ぎます。(笑 ピアノ線をはじく音と一斗缶を叩く音。絶妙な間とタイミングがいいですねぇ。
3台の木琴が絶妙にズレていて、不思議なハーモニーになる。
こっちは竹と木の筒を叩くやつ。なんともシュール。
外に出ると、そうめんが干してあって・・・・いえ、これは偽物です。触ってみたらゴムゴムな感じでした。え?本物じゃないよね?(笑 小豆島の農家は、こんなふうにそうめんを自宅で作ってるんでしょうねぇ。うどんの方が簡単にできるんじゃない?
護岸はされてるけど、緑が生い茂って、川の水量もそれなりにあって・・・・高松市内で言うと、塩江の方の雰囲気があります。小豆島おそるべし。こんなところがあるなんて知らなかったなぁ。
また10分、山道を歩いてドームまで戻ってきました。若いお母さん、そんな生まれて一月くらいの子供連れて・・・でも楽しそうです。
ここの川がねぇ。いいんですよねぇ。黒い4枚羽根のカワトンボが飛んでます。このトンボは町にはいないですね。四万十川の方とか、長野県にはいました。
夏の思い出ですねぇ。次の作品は、向こうに見える建物のあたりです。
・・・・その3につづく。
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