【映画サロン】vol.122 (ネタバレ注意)「閃光のハサウェイ」

IMG_8636.jpeg
映画ネタ。次のガンダムの最新劇場版は1月30日公開の「閃光のハサウェイ キルケーの魔女」。全3部作の2作目。1作目が2021年でしたから・・・・コロナ禍もあって5年です。・・・・前作、観たけどブログにアップしてなかった。

復習の意味で昨日、NETFLIXで観ました。この5年間、思い出したように何度か観てます。

原作の小説版は大昔、1990年に出ていましたが、私は読んでないです。ブライトの息子、ハサウェイが大人になった時代、UC.105です。逆襲のシャアの12年後。地球は地球連邦政府が治めており、特権階級以外は貧困に喘ぎ、シャアが言っていたように地球には住めなくなってしまうほど汚染は進んでいた。しかし、それは一部の政治家がでっちあげたデマであり、それにより貧困層は強制的に宇宙移民させられる事態となっていた。

IMG_8663.jpeg
世界各地でこれに反発する組織が多発し、「マフティー」はその反地球連邦組織のひとつであった。ハサウェイは月面から地球へ向かうシャトル、ハウンゼンに搭乗。しかし、大気圏突入、ブラックアウトになるタイミングを狙って、「マフティー」を語るグループがギャプランでハウンゼンに接触。彼らにハイジャックされ、ハサウェイは同乗した連邦政府高官たちとともに捕虜となる。・・・・ハウンゼンのアテンダントのフラゥアーはいいですねぇ。

IMG_8665.jpeg
大人の女性の色気が漂います。ケネス大尉とは知り合いっぽい。この男は・・・女好きですなぁ。(笑

ハウンゼンはアデレード会議に出席する政府関係者で満席。地球への居住は特権階級にのみ許可される法案が議題となっており、マフティーはこの会議を阻止しようとしています。なので、ここで偽マフティーがハイジャックするのは、マフティーとしてはありうる行動でした。

ハサウェイが「マフティー」のリーダーなので、偽物であることは知っていたが、もちろんそれは語らず、同乗した不思議な娘、ギギ・アンダルシアの鋭い感と共感のようなもので、ハサウェイはハイジャックグループに反撃、ケネス大尉とともに取り押さえる。

犯行グループは、「マフティー」を語るオーストラリア北部のオエンベリの反乱分子であった。

ハウンゼンは無事、フィリピンのダバオに着陸。南の端のミンダナオ島の都市ですね。松本のフィリピーナの誰かがミンダナオ島出身だったような・・・・調査局の取り調べでホテルに滞在中のハサウェイはハサウェイ・ノアの本名を明かし、連邦軍では有名なブライト・ノアの息子であることも知れ渡った。ケネス大尉はハサウェイを多いに気に入り、シャアの反乱でジェガンで戦闘に加わったことも知っており、自分と一緒に戦うことを提案するが・・・当然、断られる。

ハサウェイは、マフティーのメンバーと接触し、連邦政府高官が宿泊するホテルへの襲撃を指示する。・・・・そうです。ハウンゼンで助けた連邦政府高官たちを殺害するためです。あえて殺す前に顔を見ておきたかった・・・と言っています。テロリストですねぇ。ハサウェイやギギが滞在するホテルも同様、その部屋の上階を攻撃するよう補足する。フィリピン、ダバオ・・・・実在の場所で・・・行ったことないですが、UC.105ながらも東南アジアのローカルな雰囲気が出ています。そこがリアルですねぇ。今までのガンダム世界では馴染みのない地域です。この後向かうオーストラリアは0083で出てきますね。

ギギがまぁ、金髪、白い肌でスタイルのいい、いかにもって感じの美人キャラで。過去のガンダムキャラのヒロインの中では1、2でしょう。CVが・・・・昨日気づきました。チェンソーマンのレゼ役、上田麗奈です。レゼの時にどこかで聞いた声だと思った。キャラ的には気が強いギギよりもアテンダントのフラゥアーの方がいいですね。
「閃光のハサウェイ」・・・予備知識なしの初見だとたぶん、内容がよくわからないで終わってしまいます。(笑 上映時間も95分と意外に短い。

mainpc_messer02.jpg
ハサウェイ、ギギ、ケネスの人間関係の変化を見せていくのが第1部です。ハサウェイは自由奔放な振る舞いのギギにクェスの面影を感じているようです。ギギはホテルの部屋をハサウェイと同室にしてしまいます。なんともあざとい女です。部屋で着替えればいいのに、わざとリビングで裸になって水着に着替えるなんて・・・明らかに誘ってます。しかも予想通りにいかなかったら奇声をあげて部屋にこもって・・・・めんどくさい女です。(笑 その後はあえてケネスと一緒にいたりして・・・嫉妬させようとするのが見え見えです。こういう女は大っ嫌いですね。

深夜、計画通りマフティーのモビルスーツ、メッサー2機によるダバオ襲撃。ここがもう・・・かっこいい。ガウマンが搭乗するメッサーのコックピット。めちゃリアルです。モビルスーツのコックピット過去一の出来。インターフェイスデザイン、エネミー移動追尾表示、操作音、アラーム音、衝撃、揺れ方、モニターの投影、どれを取っても素晴らしい。描写が細かい。

空襲を受けたホテルから逃げるハサウェイとギギ。もちろんハサウェイは空襲があることを知っています。エレベーターに乗る瞬間、ハサウェイはギギを見ます。乗っていいか悪いか・・・「彼女の勘にかけた」と言います。そして、ギギの「やっぱり恐いことするよ。あなた。」この一言は刺さりますねぇ。テロ活動をする自分の全てを見据えているようです。

本来ならここでハサウェイ単独でマフティーメンバーと逃亡する手筈でしたが、ギギを見捨てられず・・・・もしかしたらギギはわざとそうしたのかもしれません。連邦のグスタフカール・・・またマニアックな機体・・・とメッサーの戦闘による戦火の中を逃げまどいます。ここの地上から見上げるシーンも過去一リアルですねぇ。ガウマンはケネス隊に配属された新型モビルスーツ、ペーネロペーにより撃墜。捕虜となってしまいます。

ハサウェイとギギは現場に馬で駆けつけたケネス大尉により保護。ギギはケネス大尉の元へ走り去り・・・その刹那、シャアの元へ去って行ったクェスの姿がダブります。(涙 ハサウェイはガンダム型モビルスーツ、ペーネロペーのパイロット、レーン・エイムと遭遇する。

翌朝、ホテルの朝食で、ハサウェイとギギ、ケネスは再会し、マフティーの襲撃のことや今後のことを話すが、ハサウェイはあくまで一般人を装い、二人と別れマフティーのアジトへと向かう。ケネスはギギとの会話でハサウェイがマフティーのリーダー「マフティー・ナビーユ・エリン」であることに気づき、追跡。潜水艦がアジトの近くまでたどりつく。

ハサウェイはアナハイムに発注していたモビルスーツ、クスィーガンダムが衛星軌道上の空中受領となり、エメラルダのメッサーを載せたHLVを海上から打ち上げ、無重力の宙域に浮かぶコンテナポッドにメッサーがドッキング。ハサウェイを放出。この中にクスィーガンダムが格納されているという・・・・なんとも凝った演出。連邦軍のモビルスーツを開発、量産するアナハイムエレクトロニクスが、反連邦政府組織にも最新のモビルスーツを提供するという・・・・サンダーボルトでもありましたが、闇軍事企業アナハイムです。(笑

しかも連邦に提供したガンダムペーネロペーよりもマフティーに提供したクスィーガンダムの方が進化して、単独で重力下で飛行できるミノフスキーフライトを装備しています。ペーネロペーはフライトユニット装備です。なんじゃそりゃ。(笑 まぁ、どっちも顔はガンダムですねぇ。下の絵はクスィー( ξ )ガンダム。ギリシア文字「ν(ニュー)」・・・逆シャア、νガンダムの次の意味の「ξ(クスィー)」。

mainpc_xi_1.jpg

なんというか・・・腕とか脚の可動範囲が狭い気がする。フライトシステムを畳むと、お城のようになる。

レーン・エイムのペーネロペーはコンテナポッドを発見、攻撃開始。・・・やられる・・・

 ”身構えている時には、死神は来ないものだ。ハサウェイ”

アムロの声が聞こえた・・・大気圏に突入するポッドからハサウェイの乗るクスィーガンダムが登場。しびれる。・・・デカいです。ペーネロペーもデカいけどね。28m級。18m級のファーストガンダムからすれば、10m大きくなった。個人的には何度か書きましたが、ミノフスキー粒子によりビーム兵器等の長距離攻撃ができなくなったために開発されたモビルスーツであるから、合体も変形もない、機動性重視のコンパクトな15m級のF91がベストモビルスーツだと思います。

mainpc_penelope.jpg
ついでにペーネロペー。フライトユニットと合体した状態の呼称。中身のガンダムはオデュッセウスガンダム。2機のガンダムが見分けられるように特徴を出してます。鳥のような冠をかぶってます。・・・カッコ悪い。脱いだ中身もあまりカッコよくない。(涙

オデュッセウスはギリシア神話に出てきますねぇ。中田敦彦のyoutube大学、ギリシア神話編で観ました。(笑 ペーネロペーはオデュッセウスの妻です。

夜の戦闘シーンなので・・・劇場でもわからなかったけど、テレビ画面でも暗くて見えにくい。ビームライフルの音が重低音に変わっています。それまでのモビルスーツは、サブフライトシステムがないと長距離飛行はできなかったので、ミノフスキーフライトによる単独飛行は大気圏内重力下での運用は効果的です。これ、後のVガンダムでのミノフスキードライブに発展するってことかな。

ペーネロペーには捕虜のガウマンが同乗しており、ケネスより切り札に使えと言われていたレーン・エイムだが、ハサウェイの「情けないやつだ」呼ばわりに腹を立て、一方的に「返す!」とガウマンを放出。ハサウェイはガウマンをうまく救出し、ペーネロペーとクスィーガンダムの一騎打ちとなる・・・・が、海上の大気圏内での空中戦闘。宇宙とは違いますよねぇ。しかも夜で暗いし・・・・クスィーガンダムを追うペーネロペー。右に逃げる緑の閃光。それを追いかけるペーネローペー。その先には・・・あれ?クスィーガンダムはいない。罠だ!別の場所からペーネロペーに向かって射出する複数のミサイル。これ・・・・ファンネルミサイルだったんですかね。あえなくペーネロペーは海に堕ちる。

海に浮かぶペーネロペーから脱出し、とどめを刺されなかった屈辱を味わうレーン・エイム。ハサウェイと雪辱戦の予感です。

クスィーガンダムを基地に持ち帰り・・・しかし、アジトはケネス大尉に知られてしまったので、放棄。マフティーはヴァリアントとシーラックの2隻でオーストラリアへ向かう・・・ヴァリアントにはハサウェイの彼女?のケリアも香港から合流、乗艦しており、ハサウェイはギギに見せた態度とは正反対の態度で接しているのが面白い・・・まぁ、ケリアの外観も性格もギギとは正反対っぽいですからね。・・・で、終了。

うーむ、戦力としてどうなんですかねぇ。所詮、テロリスト集団ですからねぇ。腐敗しているとはいえ、巨大な連邦軍組織に対して何かできるでしょうか・・・

月末の「キルケーの魔女」に期待しましょう。

この記事へのコメント

先月の人気記事!