【遍路みち 八十八】vol.17 「第六十番 横峰寺」愛媛県 西条市

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遍路ネタです。「第六十番 横峰寺」。難所ですねぇ。時々遭遇しますねぇ。なんですかねぇ。幹線道路の脇にポンとある小さいお寺と較べると、ものすごくギャップを感じます。まぁ、本来、修行というのは苦難を乗り越えるものですから、横峰寺のようなお寺が王道なんでしょうね。

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石鎚山系の山の中腹標高750mを目指します。1984年に車が通れる林道ができるまでは、徒歩でしか行けなかった八十八ヶ所の中で最大の難所だったようです。

いやいや、車で行くのも楽じゃないです。対向しづらいこんな山道を8km上ります。通行料は駐車場代込みで2,000円。マジか?12月21日〜2月末まで冬季閉鎖。そりゃそうでしょう。運転に自信がない人のために、せとうちバスが運行してます。大人往復1,800円。30分ぐらいかかります。

せとうちバス ウェブサイト

結局、国道から横峰寺へ行って帰ってくるのに2時間かかりました。1日目のお寺があまり回れなかった原因はここにあります。

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やっとのことで駐車場に着きました。参拝する人もそこそこいます。外国人もいましたねぇ。

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え?まさかの横峰寺まで500m?そんなに離れてたのか・・・

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新緑の季節で気持ちいいです。いい季節に来ました。すれ違うお遍路さん、皆さん「こんにちは」と挨拶してくれますね。

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え?そんなに下るの?下るってことは帰りは上るってことですね。(涙 まぁ、車で来れなかった時代に比べれば大した事ないです。

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そして山道あるあるです。今度は上るの?まっすぐ来れなかったの?

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10分くらいで到着。シャクナゲがいっぱい咲いてます。シャクナゲの寺だったんですね。

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シャクナゲほぼ満開。ツツジの仲間です。ボールのように花が固まって咲くのが特徴ですね。

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冒頭が本堂。こちらが太子堂。

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御手水の右から3本目のプラスチックの柄杓。兵庫県宝塚市の松本さん御夫婦の奉納です。この後のお寺にもずっと奉納されてまして・・・「あ、宝塚の松本さんの柄杓」って感じでずっと使わせていただきました。ありがたいことです。

御手水のそばに紫の花が咲いています。

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あちこちに咲いてました。オダマキだそうです。

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スズランはまだツボミですねぇ。残念。

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これはなんだ?google lensで調べたら「ケマンソウ」でした。別名「鯛釣り草」。おもしろいカタチです。鯛が釣れそう。(笑

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淡いピンクのシャクナゲもいいですねぇ。

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別名シャクナゲ寺とも呼ばれるそうです。500本のシャクナゲは見事ですねぇ。ちょうどいい時に来ました。

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駐車場のお店で今シーズン初のところてんをいただきました。酢醤油か、黒みつか、だし醤油か?と聞かれましたが、ところてんは子供の頃から酢醤油に辛子と決まってます。おいしい。

次は・・・少し離れて今治ですね。

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