「沈黙の艦隊」・・・いまさら
映画ネタですが・・・映画サロンシリーズにはしません。1年前でしたっけ?劇場公開?30年前に漫画でハマってコミック全32巻持ってました。かわぐちかいじの作品。コミック読みながら「ベネットォー!」と叫んでたのを思い出します。(笑 ほんとにアメリカが悪役で・・・いいです。
潜水艦や空母との戦闘があるので実写化は難しいと言われてましたが、CGのおかげで実現したようです。ただ・・・「劇場公開?2時間くらいでどこまでできる?」と思ってました。無理でしょう?何も知らずに映画を観た人は「きょとん」としたはず。
その後、amazon primeでシーズン1、8エピソードが制作されていたのでそれを観ました。それでもだいぶ原作から改変、割愛されてます。大沢たかおが主人公の海江田を演じますが、ちょっとイメージが違うんだよなぁ。数年前に「空母いぶき」も実写化しましたが、それも観ませんでした。イメージがくずれるし、2時間位で収まらないって。案の定、酷評されてるでしょう。
「沈黙の艦隊」が連載された頃は、ソ連が健在だった頃で、アメリカとの冷戦状態の頃でした。冒頭はソ連の原子力潜水艦が日本近海でウロチョロしてて、いきなりそこに日本の海自の潜水艦「やまなみ」が沈むところから始まりますが、実写版・・・・相手は米軍の潜水艦です。ロシアは全く出てきません。日本とアメリカの2国間の間でのいざこざが進みます。
アメリカ政府は日本に核ミサイルを持たせるため、日本政府はアメリカからの自立を目指すため、秘密裏に最新の原子力潜水艦「シーバット」を建造。アメリカ第7艦隊所属とします。「シーバット」の建造費は全て日本持ち。乗員も日本の海自です。先の「やまなみ」乗務員を充てるために全員事故で死んだことにされます。アメリカから「シーバット」を受領し、試験航海時に艦長の海江田が「独立国やまと」を名乗り逃亡。艦名も「やまと」とする。「シーバット」には核弾頭は積んでないはずだが、海江田は事前の自己確認時に積んだと言い放ち、日本と米国の間に一気に核戦争の緊張が走る。これが結局、どちらも核弾頭を撃てないんだよねぇ。抑止力にはなるんだけどねぇ。現実のロシアとウクライナの戦争もプーチンは「使う使う」と言って使えないもんねぇ。
それで、この抑止力を使って、独立国「やまと」と日本は同盟関係を結ぶという流れで進むが・・・・当然、アメリカは承知できるはずもない。日本政府の総理大臣竹上登志雄は、当時の「竹下登」の名前から来てます。最初はお飾り総理ですが、判断、決断をするようになっていきます。影で操る元防衛大臣の海原大悟は、「いつまでもアメリカの言いなりではこの国は変わらない。日本の未来のためにもシーバットは必要」ということから極秘裏にシーバット計画を進めてきてます。いいことですねぇ。30年前とはいえ日米安保を真っ向から否定する考えはまだあったんですねぇ。アメリカ大統領ベネットは、当時のブッシュ大統領だったかなぁ。
そういえば・・・高校の時の数学の先生が、「安保反対!」の時代で、大学生の時に友人たちから「お前もデモに参加しろ」って言われたけど「俺は教師になるから勉強するんだ」って参加しなかった、蹴られたり殴られたりした・・・って言ってました。日本のアツい時代ですねぇ。日米安保のおかげで国内に米軍基地が作られて、アメリカの犬になってしまった現在に至るわけですが・・・どこかでなんとかしないといけないですねぇ。
原作の時代から30年経って、冷戦は終わり、アメリカは中東のテロリストたちを相手に混沌とした世の中に進んでいくんですが・・・あと北朝鮮が核ミサイル開発したり、インドやパキスタンまで持ってしまったので、情勢が変わってます。ソ連崩壊して分裂。ロシアと周辺国も微妙な関係が続いてます。ウクライナは現在進行形。イスラエル、パレスチナはずっとやってますね。そういう諸外国の背景は出てきません。
海江田が提唱した「大国だけが核兵器を持つ世界を変える核兵器装備の原子力潜水艦からなる沈黙の艦隊」が国家を超えた世界統一、平和につながるというテーマです。結末は知ってますが・・・実写版がたどりつくまで時間はかかりそうです。
続編は今年9月に北極海大海戦のようです。アメリカ以外の原潜も出てきますね。まぁ、これは原作とは別物と思って楽しんだ方がよさそうです。
ジパングはイージス艦が太平洋戦争真っ只中にタイムスリップするというので・・・まぁ、ありえないんですが、最初は面白がってた私も途中でくじけました。空母いぶきもなぁ・・・・私は途中で止まってます。そういう意味では「沈黙の艦隊」が一番おもしろいと思うなぁ。まぁ、もっと派手に戦闘シーン描きたい気持ちはわかりますけどね。潜水艦の閉塞感が独特なスリルを感じさせます。
潜水艦や空母との戦闘があるので実写化は難しいと言われてましたが、CGのおかげで実現したようです。ただ・・・「劇場公開?2時間くらいでどこまでできる?」と思ってました。無理でしょう?何も知らずに映画を観た人は「きょとん」としたはず。
その後、amazon primeでシーズン1、8エピソードが制作されていたのでそれを観ました。それでもだいぶ原作から改変、割愛されてます。大沢たかおが主人公の海江田を演じますが、ちょっとイメージが違うんだよなぁ。数年前に「空母いぶき」も実写化しましたが、それも観ませんでした。イメージがくずれるし、2時間位で収まらないって。案の定、酷評されてるでしょう。
「沈黙の艦隊」が連載された頃は、ソ連が健在だった頃で、アメリカとの冷戦状態の頃でした。冒頭はソ連の原子力潜水艦が日本近海でウロチョロしてて、いきなりそこに日本の海自の潜水艦「やまなみ」が沈むところから始まりますが、実写版・・・・相手は米軍の潜水艦です。ロシアは全く出てきません。日本とアメリカの2国間の間でのいざこざが進みます。
アメリカ政府は日本に核ミサイルを持たせるため、日本政府はアメリカからの自立を目指すため、秘密裏に最新の原子力潜水艦「シーバット」を建造。アメリカ第7艦隊所属とします。「シーバット」の建造費は全て日本持ち。乗員も日本の海自です。先の「やまなみ」乗務員を充てるために全員事故で死んだことにされます。アメリカから「シーバット」を受領し、試験航海時に艦長の海江田が「独立国やまと」を名乗り逃亡。艦名も「やまと」とする。「シーバット」には核弾頭は積んでないはずだが、海江田は事前の自己確認時に積んだと言い放ち、日本と米国の間に一気に核戦争の緊張が走る。これが結局、どちらも核弾頭を撃てないんだよねぇ。抑止力にはなるんだけどねぇ。現実のロシアとウクライナの戦争もプーチンは「使う使う」と言って使えないもんねぇ。
それで、この抑止力を使って、独立国「やまと」と日本は同盟関係を結ぶという流れで進むが・・・・当然、アメリカは承知できるはずもない。日本政府の総理大臣竹上登志雄は、当時の「竹下登」の名前から来てます。最初はお飾り総理ですが、判断、決断をするようになっていきます。影で操る元防衛大臣の海原大悟は、「いつまでもアメリカの言いなりではこの国は変わらない。日本の未来のためにもシーバットは必要」ということから極秘裏にシーバット計画を進めてきてます。いいことですねぇ。30年前とはいえ日米安保を真っ向から否定する考えはまだあったんですねぇ。アメリカ大統領ベネットは、当時のブッシュ大統領だったかなぁ。
そういえば・・・高校の時の数学の先生が、「安保反対!」の時代で、大学生の時に友人たちから「お前もデモに参加しろ」って言われたけど「俺は教師になるから勉強するんだ」って参加しなかった、蹴られたり殴られたりした・・・って言ってました。日本のアツい時代ですねぇ。日米安保のおかげで国内に米軍基地が作られて、アメリカの犬になってしまった現在に至るわけですが・・・どこかでなんとかしないといけないですねぇ。
原作の時代から30年経って、冷戦は終わり、アメリカは中東のテロリストたちを相手に混沌とした世の中に進んでいくんですが・・・あと北朝鮮が核ミサイル開発したり、インドやパキスタンまで持ってしまったので、情勢が変わってます。ソ連崩壊して分裂。ロシアと周辺国も微妙な関係が続いてます。ウクライナは現在進行形。イスラエル、パレスチナはずっとやってますね。そういう諸外国の背景は出てきません。
海江田が提唱した「大国だけが核兵器を持つ世界を変える核兵器装備の原子力潜水艦からなる沈黙の艦隊」が国家を超えた世界統一、平和につながるというテーマです。結末は知ってますが・・・実写版がたどりつくまで時間はかかりそうです。
続編は今年9月に北極海大海戦のようです。アメリカ以外の原潜も出てきますね。まぁ、これは原作とは別物と思って楽しんだ方がよさそうです。
ジパングはイージス艦が太平洋戦争真っ只中にタイムスリップするというので・・・まぁ、ありえないんですが、最初は面白がってた私も途中でくじけました。空母いぶきもなぁ・・・・私は途中で止まってます。そういう意味では「沈黙の艦隊」が一番おもしろいと思うなぁ。まぁ、もっと派手に戦闘シーン描きたい気持ちはわかりますけどね。潜水艦の閉塞感が独特なスリルを感じさせます。
この記事へのコメント
コミックは全巻読みましたが。
あの頃は、沈黙の艦隊、紺碧の艦隊、旭日の艦隊、ジパング、激烈帝国大戦、色々読んでました。ボムコミックスからマンガを抜粋して単行本にした読み切り戦争漫画もたくさん持ってましたね。特に小林源文のヨーロッパ戦線ものがリアルで好きでした
コンバット、アームズマガジン、丸、も買ってましたね。
今日も朝からケーブルTVで、アメリカンスナイパー、アンブッシュ、K19、ティアーズ オブ ザ サン、ランボー最後の戦場と引きこもり状態、今からローンサバイバーです。見てるんやけどねー。やっぱり見てしまうんですよ。
Uボート、ハンター・キラー、U571など潜水艦モノ結構好きです。
海江田は…大沢たかおじゃないだろ…。
キングダムの王騎(こんな字やった?)はまぁええけど…。
コメントありがとうございます。
さすがミリタリーものは筋金入りですねぇ。私はその領域まではいってないです。さわりくらいですね。大沢たかおが出るような邦画はあまり観ないので、よく知らなかったです。中国好きですがキングダムも観てないんですねぇ。
引きこもりで好きな映画を観るのもいいですねぇ。私もたまにやります。