【526軒 全店制覇!さぬきうどん】vol.227 「うどん棒 高松本店(450円級)」高松市 亀井町
うどんネタです。亀井町の「うどん棒 高松本店」。有名店ですね。最後に訪問したのはもうだいぶ前で、何度か行ったことがあります。
当然、前に行ったのはコロナ禍前なので、コロナ対策で改装されたのは知らなかったです。テーブル席がこんな風に1人ずつ仕切られてました。まぁ、この店はオフィス街が近いですから、お昼の単独客が多いんでしょうねぇ。
奥のトイレから出てきた風景。通路の左側には座敷席もあります。
冒頭の画像。いつもならかけうどんの私なのに、肉うどんにちくわ天に炊き込みご飯って珍しくないですか?そうです。これタイムランチです。800円。タイムランチ・・・・これ高松限定の造語ですよね。県外では通じないので、みなさんご注意を。もちろん日本人だけでなく、間違っても外国人に英語で「time lunch !」と言ってはいけません。まったく通じません。(笑
これ、なんですかねぇ・・・ランチタイムのサービスランチセットが短縮されたんですかねぇ。市内の飲食店、軽食を出す喫茶店に多い気がします。とにかく、かけうどんが450円のうどん棒で、プラス350円でちくわ天と炊き込みご飯がついて、肉うどんは単品900円なのに・・・・これどうなってんの?というセットです。めちゃお得。日によって違うようです。オススメですね。
大将が厨房で頑張ってます。この方・・・麺通団の団長が書いてる「さぬきうどん未来遺産プロジェクト」のさぬきうどん開業ヒストリーで2年前に語ってくれてますね。
さぬきうどん開業ヒストリー 「うどん棒」
この話は必見です。大将は昭和27年生まれなんで、私よりも12歳、ひとまわり上の年代です。親父の世代と私の中間ぐらいの世代ですねぇ。高度成長期とオイルショックの日本の様子がうかがいしれます。当時の日本はこうだった・・・苦労してますねぇ。感動しますね。錦町で生まれて大阪に行った・・・製麺所は中浦のことかなぁ。当時のうどん店はほとんど店ではうどん打ってなかったから製麺所は他にも何軒かありましたね。
川福で修行されてたんですねぇ。川福は当時は勢いありましたねぇ。うどんすきが当たって大阪に10店舗ぐらいあった、仙台にも3店舗あった・・・すごいなぁ。当時は高松で商売して当たってもしれてますからね。あぁ、そういえば「かな泉」もうどんすきやってたなぁ。あれから調子悪くなったんだっけ?川福とレインボーガーデンのバーテン掛け持ちしてた・・・バイト時代。あぁ、高松空港が林の飛行場の時に、空港にあったうどん屋、あれを川福がやってたんですねぇ。朝6時から行って・・東京行きの1便の前にうどん出してたんや。子どもの時に朝、うどん食べた記憶があるような・・・YS-11の頃や。なつかしい。朝から行って、深夜2時までやってた・・・昭和やなぁ。大将の駆け落ちの話もリアルでおもしろい。
雀荘に出前する時に天ざるのつけ出汁をうどんにぶっかけた・・・・あぁ、これ、私が大学の時にバイトしてた雀荘で、近所の蕎麦屋から天ざるの出前を取って、蕎麦を丼に入れて、つゆをかけてくれって注文してたのと同じです。天ざるのぶっかけそば。私も食べたことありますが、当時は衝撃でしたねぇ。同じように高松の雀荘でもぶっかけうどんが誕生してたんですねぇ。
いやいや、うどん棒といえば・・・「恐るべきさぬきうどん」の第2巻に出るぐらいのレジェンドです。P151の「出色のラバーバージョン」・・・田尾団長、TJかがわのゲリ通の時のノリですから、枕が栗林動物園のニシキヘビから始まって、死んだうどんの話になって、ゴムのように伸びるうどん棒のうどんにつながるという・・・・さすがの話術です。(笑 死んだうどん・・・かけうどんを日常的に食べるので、セルフの店では厨房のせいろに何玉残ってるかをいつもチェックしてます。だいたいせいろ1枚ですよね。その時には釜にもうどんは入ってます。せいろ1枚15玉くらいかなぁ。昼時ならどんどん茹でて、打って・・・をやってるから死んだうどんは出てこないですね。問題は昼時を外したときです。30分ぐらいまでならまぁいいですけど、1時間以上放置されてたらコシなくなってますね。死んでます。そういうのが当たる時間には行ってはいけません。
忙しいうどん店は、昼時はずっとうどん伸ばして切って、釜に入れるという作業を繰り返してます。毎日行く「こがね」もそうですし、昨日行った「はゆか」も大将、うどん切って、釜に入れてました。
うどん棒のうどん。今でもそんなに伸びるかなぁ・・・開業ヒストリーの中で大将が語ってますが、県内産の小麦もよくなってきた・・・とあるので、30年前の恐るべき・・・の頃から変わったかもしれませんね。今回は50年前の大将の話と30年前の恐るべきの話と現在・・・さぬきうどんを語りました?ねぇ。また寄りましょう。
「うどん棒 高松本店」
住所:香川県高松市亀井町8-19
交通手段:ことでん瓦町駅から380m 徒歩5分
電話:087-831-3204
営業時間:11:00〜14:30 17:00〜1930(火、木は昼営業のみ)
定休日:水曜日
instagram:https://www.instagram.com/udonbou.takamatsu/
当然、前に行ったのはコロナ禍前なので、コロナ対策で改装されたのは知らなかったです。テーブル席がこんな風に1人ずつ仕切られてました。まぁ、この店はオフィス街が近いですから、お昼の単独客が多いんでしょうねぇ。
奥のトイレから出てきた風景。通路の左側には座敷席もあります。
冒頭の画像。いつもならかけうどんの私なのに、肉うどんにちくわ天に炊き込みご飯って珍しくないですか?そうです。これタイムランチです。800円。タイムランチ・・・・これ高松限定の造語ですよね。県外では通じないので、みなさんご注意を。もちろん日本人だけでなく、間違っても外国人に英語で「time lunch !」と言ってはいけません。まったく通じません。(笑
これ、なんですかねぇ・・・ランチタイムのサービスランチセットが短縮されたんですかねぇ。市内の飲食店、軽食を出す喫茶店に多い気がします。とにかく、かけうどんが450円のうどん棒で、プラス350円でちくわ天と炊き込みご飯がついて、肉うどんは単品900円なのに・・・・これどうなってんの?というセットです。めちゃお得。日によって違うようです。オススメですね。
大将が厨房で頑張ってます。この方・・・麺通団の団長が書いてる「さぬきうどん未来遺産プロジェクト」のさぬきうどん開業ヒストリーで2年前に語ってくれてますね。
さぬきうどん開業ヒストリー 「うどん棒」
この話は必見です。大将は昭和27年生まれなんで、私よりも12歳、ひとまわり上の年代です。親父の世代と私の中間ぐらいの世代ですねぇ。高度成長期とオイルショックの日本の様子がうかがいしれます。当時の日本はこうだった・・・苦労してますねぇ。感動しますね。錦町で生まれて大阪に行った・・・製麺所は中浦のことかなぁ。当時のうどん店はほとんど店ではうどん打ってなかったから製麺所は他にも何軒かありましたね。
川福で修行されてたんですねぇ。川福は当時は勢いありましたねぇ。うどんすきが当たって大阪に10店舗ぐらいあった、仙台にも3店舗あった・・・すごいなぁ。当時は高松で商売して当たってもしれてますからね。あぁ、そういえば「かな泉」もうどんすきやってたなぁ。あれから調子悪くなったんだっけ?川福とレインボーガーデンのバーテン掛け持ちしてた・・・バイト時代。あぁ、高松空港が林の飛行場の時に、空港にあったうどん屋、あれを川福がやってたんですねぇ。朝6時から行って・・東京行きの1便の前にうどん出してたんや。子どもの時に朝、うどん食べた記憶があるような・・・YS-11の頃や。なつかしい。朝から行って、深夜2時までやってた・・・昭和やなぁ。大将の駆け落ちの話もリアルでおもしろい。
雀荘に出前する時に天ざるのつけ出汁をうどんにぶっかけた・・・・あぁ、これ、私が大学の時にバイトしてた雀荘で、近所の蕎麦屋から天ざるの出前を取って、蕎麦を丼に入れて、つゆをかけてくれって注文してたのと同じです。天ざるのぶっかけそば。私も食べたことありますが、当時は衝撃でしたねぇ。同じように高松の雀荘でもぶっかけうどんが誕生してたんですねぇ。
いやいや、うどん棒といえば・・・「恐るべきさぬきうどん」の第2巻に出るぐらいのレジェンドです。P151の「出色のラバーバージョン」・・・田尾団長、TJかがわのゲリ通の時のノリですから、枕が栗林動物園のニシキヘビから始まって、死んだうどんの話になって、ゴムのように伸びるうどん棒のうどんにつながるという・・・・さすがの話術です。(笑 死んだうどん・・・かけうどんを日常的に食べるので、セルフの店では厨房のせいろに何玉残ってるかをいつもチェックしてます。だいたいせいろ1枚ですよね。その時には釜にもうどんは入ってます。せいろ1枚15玉くらいかなぁ。昼時ならどんどん茹でて、打って・・・をやってるから死んだうどんは出てこないですね。問題は昼時を外したときです。30分ぐらいまでならまぁいいですけど、1時間以上放置されてたらコシなくなってますね。死んでます。そういうのが当たる時間には行ってはいけません。
忙しいうどん店は、昼時はずっとうどん伸ばして切って、釜に入れるという作業を繰り返してます。毎日行く「こがね」もそうですし、昨日行った「はゆか」も大将、うどん切って、釜に入れてました。
うどん棒のうどん。今でもそんなに伸びるかなぁ・・・開業ヒストリーの中で大将が語ってますが、県内産の小麦もよくなってきた・・・とあるので、30年前の恐るべき・・・の頃から変わったかもしれませんね。今回は50年前の大将の話と30年前の恐るべきの話と現在・・・さぬきうどんを語りました?ねぇ。また寄りましょう。
「うどん棒 高松本店」
住所:香川県高松市亀井町8-19
交通手段:ことでん瓦町駅から380m 徒歩5分
電話:087-831-3204
営業時間:11:00〜14:30 17:00〜1930(火、木は昼営業のみ)
定休日:水曜日
instagram:https://www.instagram.com/udonbou.takamatsu/
この記事へのコメント
コメントありがとうございます。
麺通団の田尾団長は宮脇町に住んでいる・・・というのを昔言ってたことがあって、しかもマンションらしかったので、あ、たぶんオークラマンションやってずっと思ってます。しかもボルボ乗ってるし。ヨットは持ってないよなぁ。