【誤植にほえろ!】part.25 「駒記大排档」

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誤植ネタです。いやぁ、久しぶりですねぇ。(笑 前回が「誤植にほえろ! part.24 龍華 「福寿」」でしたから5年半ぶりですねぇ。今回はその海鮮料理、「駒記大排档」のメニューです。

ちなみに表紙に書いてあるのは・・・料理代金ですね。メニューに載ってる料理以外に、外の水槽で泳いでる魚や伊勢エビ、カニを注文する時のものです。一斤(いーじん)が主に使われる重さの単位ですが、500gのことです。茹でる、蒸す、焼く等の料金が別に追加されます。

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さぁ、1ページからいってみよう。

「豆腐ツーフードスーフ」

・・・・まぁ、初級ですね。「シ」と「ツ」の間違いと濁点、半濁点のまちがいはよくあります。正解は「豆腐シーフードスープ」

「キャペツパデイーソ豆腐と魚サンドスープ」

・・・・キャベツパデイーソ?なんのこと?キャベツと言いたいのか・・・でもこれ白菜ですね。英語でchinese white cabbageと書いてあります。 正解は「白菜と豆腐と魚のスープ」のような気がします。外来語を使わないといけない意識がそうさせたのでしょう。

「豆腐皿ソユニtツツエル」

・・・・意味不明。(笑 これはタイピングミス?英語からだと「チンゲンサイと豆腐と豚肉のスープ」のようです。

「たまアスープ」

・・・・(笑)たまごスープでしょう?これができてないというのは、かなりひどいですね。いや、おもしろい。

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お粥ですねぇ。ピータン肉片粥が・・・・

「プリザーブド卵シュニツツエル粥」

・・・・プリザーブド?何の意味でしょう?どこから来た?シュニツツエル?・・・シュニッツェルはトンカツみたいなものらしいけど・・・ピータンはどこへ行った?

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「金と銀の卵エソドウ」

・・・・「ン」と「ソ」のまちがいですね。正解は「金と銀の玉子エンドウ」というか、これ日本でも売ってる「豆苗(どうみょう)」ですね。
エンドウの若菜が豆苗です。
金と銀の玉子って何のことかと思ったら、ふつうのゆで玉子とピータンのことですね。ということは正解は「豆苗と玉子とピータンのスープ」でいいでしょう。

「ほうれん草ニソニク炒め」

・・・惜しい!「ニンニク炒め」ね。「蒜茸」はニンニクですね。

「ノタス炒め」

・・・・正解は「レタス炒め」ね。(笑  「レ」の縦棒が消えてます。

「中国け文炒め」

・・・・け文?・・・英語だとチャイニーズブロッコリーになってます。カイラン?ケールか。「ケール炒め」ですね。食べたことありますね。

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「ニソニクキャベツアベデイーソ」

・・・・ニソニクはいいとして、またアペデイーソが出てきましたが・・・・なんだろう?正解はたぶん「白菜のニンニク炒め」

「ガーリック揚げメロソ勝」

・・・・メロソ勝?これたぶん瓜っぽいからメロンと言いたいのでしょう。勝瓜・・・ヘチマのことですね。素揚げのヘチマをニンニクで炒めたやつのようです。
正解は「ヘチマ揚げニンニク炒め」でいいでしょう。

「ピースープ」

・・・・ピーのスープ?いやいや、豆苗のスープでしょう?豆苗はpea shoots、日本でもピーシュートと呼ぶらしいです。なので正解は「豆苗スープ」でしょう。

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「勝メロソバプテスト豚胃」

・・・・さっきので勝メロソはヘチマというのはわかりました。バプテスト?なんだ?調べてみたらバプテスト教会というのが出てきて、洗礼を意味するようですよ。ブタの胃を食べるために洗ったという意味でしょうか? pork tripeはブタの胃のようですね。

正解は「ヘチマとブタの胃のスープ」でしょう。

「スパイシーな肉」

・・・・わかりやすいです。(笑 水煮肉片。四川料理をアレンジしたポピュラーな料理ですね。よく食べました。好きですね。

正解は「麻辣豚肉」でいいじゃないですか?

「ブラツペツパー牛ペレツト」

・・・・あぁ、小さい「ッ」が表現できないですね。ブラックペッパー牛ペレットと言いたいのでしょう。
正解は「ブラックペッパーサイコロステーキ」かなぁ。日本のサイコロステーキとちょっとイメージちがうなぁ。

「サテ牛肉クツキンブ」

・・・・・サテ牛肉?なんだ?これは外来語のようですので、調べてみたらインドネシアのサテソースのことでしたね。クツキンブはたぶん、クッキングと言いたいのでしょう。使ってる野菜が菜心、アブラナの一種なので、正解は「サテソース牛肉と菜心」でいいでしょう。

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「炸豚」

・・・・「酢豚」ですね。おいしそうです。揚げることを「炸」で表現します。

「スウイートエビ」

・・・・これは酢豚のエビバージョンですね。日本でも名前は無いようです。エビチリはエビを揚げてないですよねぇ。「球」ってあるからエビダンゴかなぁ。なんか豚肉も入ってるっぽいし・・・

正解は「エビの酢豚風」でいいかな。

「スペアリブのマヨネーズ焼き」

・・・・ん?ブタのスペアリブにマヨネーズかけてるだけのような?

正解は「ブタのスペアリブマヨネーズかけ」でしょう。

「野菜を卵に焼く」

・・・・文章になってます。(笑 これはオムレツですね。なんのオムレツかって・・・野菜がchinese puckled radish・・・・pickledeの間違いだとして・・・中国カブの酢漬けになりますけど。中国株の塩漬けならわかりそうですが。(笑 日本だとタマネギのオムレツですよね。これなんだろう?なんか入ってます。
正解は「中国オムレツ」でいいじゃない?

「ゴールドイカ」

・・・・これふつうに「イカの天ぷら」ですよねぇ。おいしそうです。

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「苦瓜スポツト腹鍋」

・・・・苦瓜はニガウリですね。中国でよく食べました。スポツト?腹鍋?・・・・わからん。英語と料理画像から推測すると、魚のハタのようです。
正解は「ニガウリとハタの土鍋炊き」

「魚のハラミとしなちくの生姜シシヨウガネギ風味」

・・・・・生姜シシヨウガってなんだ?魚のハラミは使ってるようです。あとこれは湯葉ですね。
正解は「魚のハラミと湯葉の土鍋炊き」かなぁ。

「海鮮野菜ちミカブミカブ」

・・・・は?これは呪文のようで意味不明。(笑)粉絲(ふぇんしー)はハルサメですね。あぁ、野菜とハルサメのスープだ。
正解は「野菜とハルサメの土鍋スープ」スープは海鮮スープなのかなぁ。

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「皮パリパリのローストチキン」

・・・・わかりやすいです。見るからにおいしそうですね。これはよく食べました。脆皮鶏(つぃぴーじぃ)・・・クリスピーチキンでいいか。
正解は「中国風クリスピーチキン」で。

「チソゲソ菜とチキン」

・・・・あれ?こっちはチンゲン菜って書いてるなぁ。
正解は「チンゲン菜とチキン」

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このページはまぁいいか。
「魚のかしら」って書いてますけど・・・・「魚頭(ゆぅとぅ)」はそのまま、「魚のアタマ」でいいでしょう。

「イカ餅揚げ」

・・・・・イカと餅ではなくて、イカを煎餅状にして揚げたってことでしょう。
正解は「イカ煎餅揚げ」かなぁ。

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「蒸しエビニカの」

・・・・・「ニカの」はなんの意味でしょう?単純にタイプミス?
正解はふつうに「蒸しエビ」でいいでしょう。

「塩漬け卵黄エブフラ」

・・・・・黄金エビがこれになるってことは・・・さっきのイカも同じか。塩漬け卵黄の衣で揚げたエビの天ぷらってことですか。
正解は「エビの天ぷら」・・・・ん?衣がついてるように見えない。「エビ素揚げ」でいいでしょう。

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「ツヤコの塩胡椒風味(大)」

・・・・・ツヤコってだれ?・・・あ、シャコかい!「ツ」と「シ」の間違いね。外国人には難しいです。
あれ?(中)と(小)はちゃんと「シャコ」って書いてるじゃん?

「大ナテ貝のガーリツダ蒸し」

・・・・・あぁ、これは聞いた音の間違いでしょうねぇ。ナテ貝ではなくてマテ貝です。ガーリツダ・・・ガーリックでしょう?
正解は「大マテ貝のガーリック蒸し」

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「ジンジセー玉葱カニ」

・・・・・ジンジセー?ジンジャーからきてる?ショウガとネギのようです。

正解は「カニのショウガネギ炒め」でいいかな。焼きガニでもないし、炒めガニもなぁ。ちがうもんなぁ。

まぁ、久々の超大作になりましたねぇ。メニューを印刷する前にまったく添削されてないですねぇ。おかげでおもしろかったです。

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