【546軒 全店制覇!さぬきうどん】vol.191 「のぼり釜 (300円級)」三豊市 財田町

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うどんネタです。財田町の「のぼり釜」。JR土讃線 財田駅のすぐ横です。

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のぼり釜さん、本業は焼き物を焼いてる窯元さんです。うどん店の店舗は1階のプレハブ。すぐ横に焼き物を焼く窯があります。この間のテーブルでいただくのかと思ったら、女将さんが

「中へどうぞ」

とプレハブの中へ誘導してくれました。うどん店のお客さんは私ひとり。

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メニューは「かけうどん」の大小と「冷やしうどん」の大小のみ。もちろん、かけうどんの小300円を注文。

狭い厨房で女将さんが、寸胴とかけ出汁の鍋に火をつけます。待つことしばし・・・・私の「焼き物もやってるんですねぇ」の一言で、待ってましたとばかりに身の上話が始まりました。

元々は焼き物を焼いて、日本全国へ車で販売に行っていたそうで・・・・仙台なんか2日かかるからね。遠いのよ。焼き物もいっぱい載せて行くから重くてねぇ。東京の新宿なんか車の駐車場代が人が泊まるホテルと変わらなかった。・・・・・そうでしょうそうでしょう。

うどん店はコロナ禍になってから焼き物を売りにいけなくなって、うどん店でも始めるかって始めたんよ・・・・だそうです。あら、意外と最近だったのね。

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岡本焼きだそうです。備前焼に似てるかなぁ。

お茶とお水もこの岡本焼きの湯呑みで出てきて、うどんも岡本焼きのずっしりとしたどんぶりで出てきました。300円のうどんには見えません。ありがたやありがたや。お揚げとかまぼことちくわが載ってる。ネギは別皿で。三豊、観音寺地域のかけうどんはこのスタイルが残ってますね。

うどんは中太で期待していなかったんですが、意外にコシはありました。かけ出汁はいりこ系かなぁ。

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お店には唯一、益子直美のサインがありました。変わったうどん店という切り口ならイケそうなお店です。

「2階でコーヒーも出っしょるから、よかったら上がってみて。焼き物もあるし、旦那もおるわ。」

実はクルマでお店の駐車スペースに入った時に、2階の窓から店主さんにチェックされて「いらっしゃい!」と言われてました。2階に他のお客さんがいたらしくて・・・・その会話する声が聞こえてました。(笑

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そうなると行かないわけにはいかんなぁ・・・

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2階の「Cafe とよなか」へつづく・・・・

「のぼり釜」

住所:香川県三豊市財田町財田上7239-13

交通手段:JR土讃線 讃岐財田駅から83m 徒歩1分

電話:0875-67-4300

営業時間:10:00〜14:00

定休日:月曜日

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