【癒しのカフェ】vol.72 「茶論 半空 SALON NAKAZORA」高松市 丸の内

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カフェネタです。

丸の内の「茶論 半空」(サロン なかぞら)。トキワ新町にも同じ名前のカフェバーがあって、コーヒーとジャズと本というコンセプトは同じお店。麺通団の田尾団長がお気に入りでよく通ってるということです。

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私が訪れたのは夕方7時。お店には他のお客さんがひとりいました。入口の扉が開け放たれてまして・・・お店に入るとジャズが流れてて・・・・その男性は本を読んでいました。

ん?店員さんがいない?・・・・奥のカウンターの方まで入って、厨房の奥に人の気配を感じたので、

「すみません」

と声をかけると、店主さんが出てこられました。

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コーヒーを注文すると、また店主さんは厨房の奥に入って・・・・ん?ふつうカウンターでサイフォン落としてコーヒーを淹れないか?と思いましたが、どうやらこれがこのお店のコンセプトのようです。BGMでジャズが流れる空間。独りでコーヒーを飲んで過ごすのが落ち着く空間です。

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トキ新のお店もそうですが、たくさん本を置いてあって・・・・好きなものを読んで過ごせる。そういえば松本にもありましたね。「想雲堂」さんだ。まぁ、あそこは古本屋さんの方にウェイトが傾いていたけど、半空は、もう少し拡張高いおしゃれな空間に仕上がってる。

せっかくなので、どれか本を読もう。

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チャールズ・ブコウスキーの「勝手に生きろ!」を読む。1940年代アメリカ。二十代のチナスキーがニューオリンズから職を転々としながら全米を旅する・・・・職を失った現在の自分にぴったりの本だったりして。(笑

読み始めるとスーッとその世界に入り込んで・・・・・30分ほどその世界に浸ることができた。店主さんはまた奥に引っ込んで・・・・必要以上にお客さんに話しかけたり、邪魔しないようにという配慮なんでしょう。常連になれば或いは店主さんとの会話を楽しめるのかもしれません。後から女性二人のお客さんが来て・・・・話し始めたので、少し雰囲気が変わったので帰ることにしましたが、あのまましばらく本を読んでいてもよかったかもしれない。

コーヒーがおいしい。チナスキーの自由な生き方に時にクスッと笑ったりしながらロサンゼルスまできました。また続きを読みに来よう。

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丸の内のこの辺りってあまり来ないんですが、特に平日の夕方7時、8時なんて・・・・この時間帯の知らない世界が広がってましたね。今まで知ることができなかった仕事が恨めしい。(笑 もうしばらくまったり過ごしていよう。

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「茶論 半空 SALON NAKAZORA」

住所:香川県高松市丸の内6-28

交通手段:ことでん片原町駅から245m 徒歩4分

電話:087-880-5888

営業時間:15:00〜01:00 (20:00以降はチャージ要)

定休日:日曜日

ウェブサイト:https://www.nakazora.jp/salon/

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