【546軒 全店制覇!さぬきうどん】vol.161 「田村神社 日曜市うどん(200円級)」高松市 一宮町

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うどんネタです。今回は・・・・うどん店ではなくて、神社の境内で日曜日にだけ開かれてる「日曜市うどん」です。一宮の田村神社。

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最近も何度か来ましたが、子供の頃におばあちゃんと来た頃の様子とかなり変わってます。この連続する鳥居の真ん中にある「さぬき獅子」。インスタ映えしそうです。

他にもいろんな神様の祠や銅像やモニュメントがいっぱい。所狭しと乱立しています。「やりすぎちゃうん?」(笑 田村神社を支えるファンが多いんでしょうねぇ。どれもお賽銭箱が備え付けてありますんで・・・・好きなところにお参りしてください。

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本殿はこちら。素通りはできないですねぇ。せっかくなのでうどんを食べる前にお参りしました。

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かなり昔から続いてるようです。ボランティアの方でしょうねぇ。年配の男性と女性数人。お客さんは・・・私以外にひとりだったか。神社でお祭りでもあれば、人もいっぱい来るんでしょうねぇ。

かけうどん1玉200円。カウンターには作り置きのうどん玉が入った丼が並んでます。2玉、3玉の注文もできるようですが、丼がこれしかないそうなので、2玉を注文すると1玉の丼が2杯出てくるようです。(笑 ここがお店ではないところでしょうねぇ。

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代金を払い、プラスチックの札をおばちゃんにもらって、それをカウンターのおじさんに渡して、うどんを湯がいてもらいます。トッピングは練り物があるようです。どれでも100円。エビ天(長天の赤いやつ)にしようかと思いましたが・・・しばらくうどんのトッピングにしてない長天をチョイス。代金の100円をカンカンに入れます。

小皿はどこ?・・・と思ったら、おじさんが長天をキッチンペーパーにくるんでくれました。お店では絶対にない扱いですね。(笑

うどんを受け取って、簡易テーブルで食べます。細ねぎと長天とエビ天の1mmスライスが載ってました。かまぼこ代わりでしょう。神社の紅白のおめでたい感じが出てます。

「このうどんはどこの製麺所から仕入れてるんですか?」

「久保や!」

「あぁ、十川の?」

「そうそう。」

この前行った昭和のうどん店「久保うどん」。あそこのうどんでした。中太でちょっとゴワっとした感じですが、作り置きなのでコシはあまりないです。かけ出汁は、透き通ったいりこ系じゃないなぁ。昆布系かなぁ。なんともゆるゆるな懐かしい昭和のうどん。今は200円ですが、50年前は100円くらいです。店でうどんを打ってたのは、かな泉やさぬき一番ほか少数派。市内のうどん店の大半は製麺所からセイロでうどん仕入れるうどんでした。肉うどんとか天ぷらうどんとか恐れ多くて食べられない。近所の人が大勢来るコミュニティ。うどん店はそんな時代でしたね。これが本来の「さぬきうどん」でしょう。

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倭迹迹日百襲姫命をはじめとする五柱(神様は人ではないので「人」ではなく「柱」と数える・・・・って鬼滅の刃?)が祀られています。

桃太郎伝説、鬼退治を弟の吉備津彦命に命じたって・・・・鬼退治・・・鬼滅の刃?「犬島」、「猿王」、「雉ヶ谷」って名前のお供。まぁ、伝説は伝説です。田村神社、なんかいろいろありますんで、意外におもしろいですよ。

うどんは、なんと朝6時からやってるって・・・・田村神社ボランティア、すごいな。

高松、まだまだ知らないところがいっぱいです。

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「田村神社 日曜市うどん」

住所:香川県高松市一宮町286

交通手段:ことでん一宮駅から565m 徒歩7分

電話:087-885-1541

営業時間:6:00~13:00

営業日:日曜日

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