【遍路みち 八十八】vol.6 (再訪)「第八十八番 大窪寺」香川県さぬき市
遍路みちシリーズ。予告通り、うるう年は逆打ちで始めます。地元香川県からなので行きやすいです。逆打ちは順打ちの3倍のご利益があるという。また弘法大師は現在もなお、修行の途中で八十八ヶ所を回っているとか。どこかで弘法大師に会えるかもしれません。
毎年、桜か紅葉の季節に訪れる、お馴染みの「第八十八番 大窪寺」。11月に来ましたね。
21日は親父の十三回忌でした。朝、おじゅっさん(お坊さん)が来て仏壇で拝んで・・・「シンバル鳴らすから二人頼んだのに・・・鳴らさんかった。今度から一人にしよう。」おふくろが不満げに言ってました。たしかに法事の時は助手のおじゅっさんが、小さめのシンバルを鳴らしてたなぁ。「シンバルありで」とリクエストしたらいいんじゃない?「オプションは別料金です」って言われるかなぁ。
今まで来てたおじゅっさんは昨年夏に亡くなったので、若いおじゅっさん二人です。卒塔婆をお墓に持っていきました。「角の卒塔婆は最近はあまりないですね。大抵は板の卒塔婆で、角は浜の方ぐらいです。」・・・・私が子供の頃から見慣れてる卒塔婆はこのカタチ、正方形の角材です。仏事を昔ながらのやり方でやるのはうちの地域ぐらいなんでしょうね。
「突然の訃報」12年前に親父が亡くなった時のブログ。
松本から高松へ帰る時、新幹線の中でひとり大泣きしましたね。そうか。あの年も辰年だったんか。
今年は辰年の私が厄年で、親父の十三回忌と妹の七回忌、それからうるう年なので、2月29日は大学の友達がスキーで亡くなった命日。32年前だから、三十三回忌ですね。彼にはうちの長男と同い年の娘がいました。うちの長男、三十三歳だもんなぁ。あの娘も三十三歳。その後、奥さんと娘はどうしてるのかなぁ・・・・あと、もしかしてと思いましたが、もうひとりバイクで亡くなった高校の友だち。・・・・十八回忌でした。さすがに彼まで十七回忌だったらすごい連鎖でした。あぁっ。カツカレー協会の名誉理事、達さんが三回忌でした。私のブログにも多くのコメントが残ってて、時々それを読むと、まだ京都で元気でいるような気がします。・・・・こうして故人を時々思い出すことが供養になるともいいます。
「お母さんも行くな?」と誘っても大抵「家に居る」と言うおふくろが珍しく「いっしょに行く」とついて来ました。家にトムとこもりっぱなしなので、たまにはドライブもいいでしょう。
おふくろは、親父が健在のころにクルマで八十八ヶ所を回っていました。何周かしてるようです。今回も納経帳を持ってきて、大窪寺は4個目だったか御朱印を押してもらってました。
「般若心経や全然知らん」って言ってましたが・・・他のお遍路さんが聞いたらびっくりする。御朱印は般若心経を読経か写経・・・納経した証でいただけるので・・・・スタンプラリーではないです。と納経所にも掲示されてますね。何冊も人の納経帳を出す人もいるので・・・まぁ、人ぞれぞれです。
という私も読経はしませんので、納経帳に御朱印はもらわず、その代わりに御影を100円で買うことにしました。それを御影帳に入れていくようにします。
本来は八十八ヶ所の最後の寺、結願の場所ですが、今年は発願の場所になってます。親父の命日、十三回忌の年におふくろと来たというのは思い出になるでしょう。
ちょうどお昼だったので、お約束の「八十八庵」でうどんを食べていきます。
暖かい時期なら行列の店ですが、今頃の時期は行列もなくすぐに席につけました。お店はほぼ満席です。人気の店ですね。
私は食べたことのないメニュー、豚肉入りカレー打ち込みうどん1000円を注文。定番の打ち込みうどんが豚カレー仕立てになってます。オリーブ牛肉入り1400円もあります。アツアツの鍋で提供。カレーはそんなに辛くなく、味噌も合わせてますので、和風な感じです。里芋、ニンジン、お揚げ・・具沢山でボリュームあります。
おふくろは「そんなにいっぱい食べられない。かやくうどんでいい」と言ってましたが、セルフの店ならともかく、一般店で「かやくうどん」はちょっと貧しい感じがしたので、きつねうどんにしてあげました。
「冷凍うどんのほうがおいしい」・・・・・マジか?おふくろ、そんなこと店の人に聞こえたら失礼やで。おふくろ、あまり外食しないもんで・・・うどん屋もあまり行ってない。家で食べる冷凍うどんに慣れてしまったんで、ふつうの手打ちうどんのコシに違和感があったようです。冷凍うどんは加工デンプンで作ったコシなんで、断面全部が均一な不自然なコシ、そして解凍して時間が経ってもほぼ変わらないコシ。あきらかにニセモノです。まぁ、それが好きだと言うならしょうがないですが・・・・
八十八庵さんは、あまりコシは強くないほうですが・・・私はおいしくいただきました。
有名人も色々来ているようですね。八十八ヶ所を回る方が多いからでしょうねぇ。
その中でもこれ。以前も書きましたが、山口百恵さんが作ったキルトが奥に飾ってあります。だいぶ前に土曜ドラマのロケで三浦友和が1週間、大窪寺に来ていて、その時の縁で八十八庵の大将がうどんを送ってたら、お返しで送られてきたというのが経緯のようです。(うどラヂで田尾さんが言ってた)というのをおふくろに説明してたら、通りかかった他のお客さんが「ええっ?どれどれ?」とキルトに見入っていました。(笑 見知らぬ人に話題を提供できてよかったです。
帰りに名物のこんにゃくを買って帰って、晩御飯で煮物にしていただきました。お寺はこの後、2軒寄ります。
毎年、桜か紅葉の季節に訪れる、お馴染みの「第八十八番 大窪寺」。11月に来ましたね。
21日は親父の十三回忌でした。朝、おじゅっさん(お坊さん)が来て仏壇で拝んで・・・「シンバル鳴らすから二人頼んだのに・・・鳴らさんかった。今度から一人にしよう。」おふくろが不満げに言ってました。たしかに法事の時は助手のおじゅっさんが、小さめのシンバルを鳴らしてたなぁ。「シンバルありで」とリクエストしたらいいんじゃない?「オプションは別料金です」って言われるかなぁ。
今まで来てたおじゅっさんは昨年夏に亡くなったので、若いおじゅっさん二人です。卒塔婆をお墓に持っていきました。「角の卒塔婆は最近はあまりないですね。大抵は板の卒塔婆で、角は浜の方ぐらいです。」・・・・私が子供の頃から見慣れてる卒塔婆はこのカタチ、正方形の角材です。仏事を昔ながらのやり方でやるのはうちの地域ぐらいなんでしょうね。
「突然の訃報」12年前に親父が亡くなった時のブログ。
松本から高松へ帰る時、新幹線の中でひとり大泣きしましたね。そうか。あの年も辰年だったんか。
今年は辰年の私が厄年で、親父の十三回忌と妹の七回忌、それからうるう年なので、2月29日は大学の友達がスキーで亡くなった命日。32年前だから、三十三回忌ですね。彼にはうちの長男と同い年の娘がいました。うちの長男、三十三歳だもんなぁ。あの娘も三十三歳。その後、奥さんと娘はどうしてるのかなぁ・・・・あと、もしかしてと思いましたが、もうひとりバイクで亡くなった高校の友だち。・・・・十八回忌でした。さすがに彼まで十七回忌だったらすごい連鎖でした。あぁっ。カツカレー協会の名誉理事、達さんが三回忌でした。私のブログにも多くのコメントが残ってて、時々それを読むと、まだ京都で元気でいるような気がします。・・・・こうして故人を時々思い出すことが供養になるともいいます。
「お母さんも行くな?」と誘っても大抵「家に居る」と言うおふくろが珍しく「いっしょに行く」とついて来ました。家にトムとこもりっぱなしなので、たまにはドライブもいいでしょう。
おふくろは、親父が健在のころにクルマで八十八ヶ所を回っていました。何周かしてるようです。今回も納経帳を持ってきて、大窪寺は4個目だったか御朱印を押してもらってました。
「般若心経や全然知らん」って言ってましたが・・・他のお遍路さんが聞いたらびっくりする。御朱印は般若心経を読経か写経・・・納経した証でいただけるので・・・・スタンプラリーではないです。と納経所にも掲示されてますね。何冊も人の納経帳を出す人もいるので・・・まぁ、人ぞれぞれです。
という私も読経はしませんので、納経帳に御朱印はもらわず、その代わりに御影を100円で買うことにしました。それを御影帳に入れていくようにします。
本来は八十八ヶ所の最後の寺、結願の場所ですが、今年は発願の場所になってます。親父の命日、十三回忌の年におふくろと来たというのは思い出になるでしょう。
ちょうどお昼だったので、お約束の「八十八庵」でうどんを食べていきます。
暖かい時期なら行列の店ですが、今頃の時期は行列もなくすぐに席につけました。お店はほぼ満席です。人気の店ですね。
私は食べたことのないメニュー、豚肉入りカレー打ち込みうどん1000円を注文。定番の打ち込みうどんが豚カレー仕立てになってます。オリーブ牛肉入り1400円もあります。アツアツの鍋で提供。カレーはそんなに辛くなく、味噌も合わせてますので、和風な感じです。里芋、ニンジン、お揚げ・・具沢山でボリュームあります。
おふくろは「そんなにいっぱい食べられない。かやくうどんでいい」と言ってましたが、セルフの店ならともかく、一般店で「かやくうどん」はちょっと貧しい感じがしたので、きつねうどんにしてあげました。
「冷凍うどんのほうがおいしい」・・・・・マジか?おふくろ、そんなこと店の人に聞こえたら失礼やで。おふくろ、あまり外食しないもんで・・・うどん屋もあまり行ってない。家で食べる冷凍うどんに慣れてしまったんで、ふつうの手打ちうどんのコシに違和感があったようです。冷凍うどんは加工デンプンで作ったコシなんで、断面全部が均一な不自然なコシ、そして解凍して時間が経ってもほぼ変わらないコシ。あきらかにニセモノです。まぁ、それが好きだと言うならしょうがないですが・・・・
八十八庵さんは、あまりコシは強くないほうですが・・・私はおいしくいただきました。
有名人も色々来ているようですね。八十八ヶ所を回る方が多いからでしょうねぇ。
その中でもこれ。以前も書きましたが、山口百恵さんが作ったキルトが奥に飾ってあります。だいぶ前に土曜ドラマのロケで三浦友和が1週間、大窪寺に来ていて、その時の縁で八十八庵の大将がうどんを送ってたら、お返しで送られてきたというのが経緯のようです。(うどラヂで田尾さんが言ってた)というのをおふくろに説明してたら、通りかかった他のお客さんが「ええっ?どれどれ?」とキルトに見入っていました。(笑 見知らぬ人に話題を提供できてよかったです。
帰りに名物のこんにゃくを買って帰って、晩御飯で煮物にしていただきました。お寺はこの後、2軒寄ります。
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