【続・徳島あっちこっち】vol.61 「八百萬神之御殿(やおよろずかみのごてん)」

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あっちこっちネタです。

Loving Cafeに来始めた頃から気になっていたところ。その別れ道の先に「八百萬神之御殿」という神社があり、桜の名所であるらしいことが看板に書かれていました。

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それがずっと気になっていて今年の春に来たんですが、Loving Cafeの駐車場のところで入場規制されていまして、その係の人に「前に来たことある?道が狭くて悪路なので、あなたのクルマでは行かない方がいい」と言われてすごすごと退散しました。

それ以来、「本当に行けないのか?」とずっと気になっていて、桜の季節じゃない時期に確認しようと思ってました。それがこの日。

歩いて上がりました。

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事前にgooglemapで確認したのですが、曲がりくねった道で・・・・画像で見ても道があるのかないのか、木に覆われていてよくわかりません。

実際に歩いてみると・・・・角度がきつく、歩いて登るにもなかなか大変です。休憩しながら登りました。道は確かによくないですね。未舗装の部分もあります。車は対向できない幅です。

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まぁ、でもVABで行けないことはないですねぇ。

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ポケモンGOやりながら歩いてるとウパーがうじゃうじゃ。茶色い野生のウパーもいて・・・いっぱいゲットしましたね。

しかしまぁ、どこまで続くのか・・・先がわからずずっと登るのは心が折れそうになりますね。男木島の展望台に行った時より角度は緩いですけど、距離は長いです。

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登ること1時間。やっと八百萬神之御殿に着きました。歩いて登るもんじゃないですね。(汗 男木島は往復で1時間でしたが、ここは片道1時間でした。葉っぱはないですが、これは桜の木ですね。たくさんあります。

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そして八百萬神之御殿。こんな細道の山の頂上に立派な神社がありました。すごいですねぇ。お参りしていきましょう。八百萬神(やおよろずのかみ)・・・・神の国、日本。神道ですね。自然、衣食住身の回りのさまざまなものに神様がいると考えられた日本最古の宗教。

古事記より、イザナギ、イザナミによって日本が創られた・・・・というのは旧約聖書の天地創造と似ている・・・・アマテラスオオミカミから授かった三種の神器。八咫鏡(やたのかがみ)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)・・・・これが初代天皇の神武天皇から現在の徳仁天皇陛下まで受け継がれています。まさに神の国、日本。すごいことです。

明治維新の王政復古により国教化された神道はその後、軍国主義につながったとされ第二次対戦後、GHQの神道指令により国教化が廃止。教育の一環で教えられてきた神道は政教分離の名目で強制はされない宗教のひとつとして残されました。日本の宗教には歴史がありますねぇ・・・

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そばには大きな不動明王もおられます。大日如来の化身。なので実は仏様です。神仏習合だった明治以前の名残で神社に不動明王がいらっしゃるところは数多くあります。うちにもいらっしゃいますので、親近感を感じますね。ちょうど紅葉の時期でした。

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桜の時期はたくさん人が訪れるようですが、それ以外は来ないんでしょうねぇ。私以外誰もいません。神社を管理する人がどこかにひとりいるようですが、物音はしますが姿は見えません。それにしてもたしかに桜の木はたくさんあります。桜が咲くとすごいことになりそうです。

「ながめ最高」の看板を発見。

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あぁ!写真でよく見るのはここですね。これが全部桜ですね。

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春になるとこうなるわけです。これは見に来ないと・・・・次回はVABで来ましょう。

往復2時間の山歩きでしたが、すっきりしましたね。(笑

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