【546軒 全店制覇!さぬきうどん】vol.128 「うどんや 井上」仲多度郡 琴平町

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うどんネタです。
今回は、長野県に引っ越す前に行って以来の訪問です。実に28年ぶり。よくぞ閉店せずに続いてました。

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琴平町の「うどんや 井上」。こんぴらさん参道を背にしてアーケードの新町商店街を抜けて行きます。ここは懐かしいですね。昭和のアーケード街。子供の頃によく来ました。残念ながら今ではシャッター街です。

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アーケードを抜けて少し行ったところを右に路地を入っていった奥にお店があります。こんなところにうどん屋があるなんて、ふつう気づかないですよね。

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女将さんがひとりでやってるお店で、28年前、偶然見つけて元カミさんと5歳と2歳の息子を連れてうどんを食べに来たことがあります。その後、長野県へ引っ越して盆とお正月、GWくらいしか帰って来なかったので、そういう時期はお店が閉まってました。時間も昼しかやってません。実家に帰って来たこの4年間でも、こんぴらさんへ行く度に寄ってましたが、大抵は先にこんぴらさんへ上がるので降りてきた時には閉店時間を過ぎてました。

今回はこんぴらさんへ上がる前に来ました。おぉ、なつかしい。変わってない。女将さんも28年時間は流れましたが、明るく元気そうです。

28年ぶりに来た顛末と、昔の記憶を話しました。・・・・午後、閉店間際だったかなぁ。「時間が経ってお金もらえるうどんじゃないんで、よかったら先にこれ食べてて、すぐうどん茹でるから」うどん屋でそんなこと言われたことなかったんで、印象に残ってます。2歳と5歳の息子は30歳と33歳になって東京で暮らしてます。「もうそんなに時間が経ったんやねぇ。」女将さん、すごく感激してくれて・・・よかったです。開店して三十何年って言ってました。路地裏の小さいお店なのによく続いてます。固定客のファンがいるんでしょうね。

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お約束のかけうどんの小450円を注文。セルフではない一般店。「髙松から来たんな?おいしいうどん屋ようけあるのに・・・」ってお茶を入れてくれました。うどんができるまで、おでんでも食べようっと。

開店後1時間くらいでしたが・・・・真っ黒なダシの中のおでんは、まるで1日炊き込んだかのような色合い。関東煮っぽいです。1本150円。

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玉子と長天をチョイス。めちゃくちゃ味が染み込んでます。

ほどなくかけうどんも到着。かまぼこ、山菜、わかめ、ネギがトッピング。うどんは細くてコシはない女麺。これがうどんやさんの個性ですね。かけ出汁も特別主張しすぎない濃からず薄からず。特徴がないといえば特徴はないけど。まぁふつうのうどんですね。そこがいいんです。

カウンターにいた常連さんも話に加わって「そういえばドラマにも出たんよねぇ。ラーメン刑事。神田正輝がそこに座って、女将さんが南田洋子だった。」

「え?ドラマのロケにお店が使われたんですか?」

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あとでネットで検索したら、youtubeにありました。2005年の土曜ワイド劇場。うどんや「静」として出てきます。



18年前・・・神田正暉がまだ若い。相棒の婦警は国分佐智子。林家いっぺい・・・今は三平ですか。の嫁ですね。ラーメン屋の店主は男闘呼組の高橋和也。刑事役で前田耕陽も出ています。早期にジャニーズ出た組ね。恐るべきさぬきうどんが全国的に流行った頃でしょう。それらしき言葉が出てくるのと、神田正暉と国分佐智子がレジェンド店を食べ歩きます。山越、がもう、閉店した琴平の宮武、秀・・・・神田正輝の配属が北署だったので、歓迎会はさか枝でうどん・・・・でした。(笑

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神田正輝と南田洋子・・・いますねぇ。髙松と琴平を舞台にして殺人事件が起こります。ひと昔前のワイド劇場。時代を感じます。いいですねぇ。

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エンドロールでは、うどん屋の名前は1軒も出なくて・・・ラーメン屋ばかり。このお店がロケに使われたのはあまり知られてないのかもね。

まぁちゃんらーめん、一竜、豚珍館、屋台屋ラーメン0番地。そっちのラーメン屋も今度行ってみよう。

しかし、女将さんと常連さんの会話から、ドラマ出演を知るってのもまた・・・面白いですねぇ。今度はこのネタ持って再訪します。

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「うどんや 井上」

住所:香川県仲多度郡琴平町177-2

交通手段:JR土讃線 琴平駅から368m 徒歩5分

電話:0877-75-3907

営業時間:10:00~14:00

定休日:月曜日

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