【秘密基地ごっこキャンプ】vol.23 「女木島(松原)キャンプ場」高松市 女木町

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キャンプネタです。

先週、女木島へ海水浴に行きましたが、1週間後の今週は・・・・キャンプ!いつもならクルマにキャンプ道具一式積んで行くのですが・・・・VABで片道20分のフェリーに乗ると3,210円かかります。女木島・・・・クルマで走る距離がほぼない島です。もったいない。

で、登場。「よこづけ」です。地元西浜の魚売り、「いただきさん」のアイテム。これ、オリジナルのいただきさんのよこづけよりも小さい、老人向けのよこづけです。横に荷台が付いてるので自立して倒れないでしょう?安全です。2月に亡くなった親父のお姉さんの形見分け。おばちゃんが朝、ゴミを捨てるのに使ってた「よこづけ」をまさか私がキャンプに行くのに使うようになるとは。おばちゃんもびっくりでしょうね。ありがたく使わせていただきます。

サイドマシン~未来のよこづけ~♪ 空気を引き裂き突っ走るぅ~♪ 水の中でもへっちゃらさ~♪

って歌いながら、(キカイダーのエンディング曲の2番ですね)海に入るスロープに突っ込んでターンしてましたね。(笑 海水で自転車錆びるのに、アホですね。
荷台と反対側・・・左に曲がる時は側車がドリフトしながら曲がれますが、荷台側に曲がる時がねぇ。難しいんですね。スピード出てると曲がらないです。自転車本体が直立で寝ないからですね。片輪走行!って荷台の車輪を浮かしながら右に曲がるというテクニックもありますが、一般的にはサイドカーのレースのように自分の身体を荷台側に寄せて重心を内側に持って行って曲がるって方法ですかねぇ。あ、荷台に人が乗ってればいけますよ・・・・これ二人乗りになるんかな?

小学生の頃に自分の家のよこづけ持ってきて、町内を周回レースしてました。(笑

荷台に自分が乗って、片手でハンドル、片手でペダルをこいで走るという裏技もあります。小学生、いろんなことしますからね。

よこづけの思い出はこのくらいで・・・・これにキャンプ道具一式積めるか・・・・・ご覧の通り、テント、マット、クーラーボックス、ランタン、カセットコンロ、パラソル、シュラフ・・・・なんとか積めましたが、イスを積むのを忘れてました。まぁ、いいか。

人は片道370円、自転車は340円の合計710円で女木島へ行けます。

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お盆だったので、おふくろが作っただんごをデッキで食べながら出航です。

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出航する時にちょうど豪華客船の飛鳥2が入港してきました。毎年、高松の花火大会の日に高松へ寄港します。

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だんご食べてる間に女木島に到着。1週間ぶりです。まぁ、この前キャンプ場のロケハンも兼ねてたのね。

1泊2日の利用で400円。地元老人クラブの運営です。安い。設備はトイレと水場しかないですけど、それで十分。しかも海水浴場は目の前。100円で利用できるシャワーもあります。クルマで気軽に来れないので、混雑もないですね。ちょうどいいです。キャンプ場は松原です。木陰になってて涼しい。もっと暑いかと覚悟してましたが、快適でした。

おふくろが20歳の頃に会社でキャンプに来たと言ってました。そんな昔からあるんですね。たぶん、60年前。暑かったから夜はテントじゃなくて海岸の方で寝たって。まぁ、そういう人は今でもいますね。

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テント設営できたので、荷物はテントの中に入れて。お盆期間中は、一部瀬戸芸の作品が展示されてるとのことなので、行ってみました。女木島は瀬戸芸の時は来てなかったですからね。ちょうどいいです。

廃校になった女木小学校を利用した大竹伸朗氏の作品「女根(めこん)」。男根は聞いたことありますが、女根は聞いたことがない・・・・・

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入口がいきなり鮮やかな蛍光グリーンと蛍光レッドで彩られています。目に刺さってくるようなコントラストです。この中央にあるのが「女根」のようです。

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庭には植物で覆われた構造物とネオンサイン、ぐるぐる回るレーダー。扉がいくつかあるけど、入れない・・・・現代アートは考えず、感じる。

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校舎の中は真緑色。


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2つ目は「女木島名画座」。ここは前からあったのは知ってましたが、会期外で入ることができませんでした。今回は入れてラッキーです。

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アメリカの古い劇場、映画館を再現した小さな映画館。

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階段を上がると・・・・

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中には少し小さい映画館が再現されています。実際に映画を上映していました。白黒の古いフィルム映画。フェリックスですね。ディズニーランドに昔あったメインストリートシネマに雰囲気が似ています。座席はなかったですけど、ミッキーマウスの古い白黒の映画を上映していました。

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そうそう、このチャップリンも上映してましたね。レトロな雰囲気がよく出ています。15分ぐらいの映画を4本上映してました。なかなか面白かったです。

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お昼を食べて・・・・午後は海水浴です。前週と同じ場所にパラソル立てて。絶好の海水浴日和です。

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外国人の女の子、カメラ目線です。こうして見てると外国のビーチのようですね。

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かき氷がいいですねぇ。ブルーハワイにミルクをプラス。まんが盛りになってるので、早く食べないと崩れ落ちます。

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ビーチでのんびり過ごして・・・・今回はキャンプですので、帰りの船の時間を気にせずゆったり楽しめました。もしかしたらお盆は来年から毎年ここでキャンプかも。屋島が夕日で赤く染まります。

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晩ご飯はシーフードカレーを作ります。エビとホタテを肉の代わりに。ほんとはゲソを入れたかったんですが・・・・売り切れでありませんでした。残念。

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前週の鬼の台所さんの夏野菜カレーを真似して、パプリカとピーマンで3色の夏野菜を使います。

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やった。イメージ通りにできました。我ながらおいしくできました。そして夜8時からは・・・・高松まつりの花火。


高松港で打ち上げていますが、女木島からもよく見えます。残念ながら10分間だけの短縮バージョンでしたが・・・・まぁ楽しめましたね。中止よりはいいです。

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キャンプ場に泊まってたのは、複数家族連れが3グループ。カップルが1グループ、4人の野郎が1グループでした。みんなバーベキューしてましたが・・・・うまく焼けないし、顔がベタベタになるでしょう?翌朝も残りを焼くの?うーむ、キャンプ初級者かなぁ。夜も子供が泣く声で少し騒々しい。最近は山のキャンプも同じですかねぇ。ブームですからねぇ。

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明け方4時ごろにトイレで目が覚めて、海岸の方へ行ってみました。独特の島の雰囲気いいですねぇ。コンビニも商店もないですから・・・・持ってきたもので過ごします。

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朝ごはんはいつものようにベーコンエッグ。両面焼きしようと思ったところでガスボンベが空に。コーヒーのお湯沸かしといてよかった。

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食後の果物は今シーズン初の梨。うーん、シャリシャリでおいしい。

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食後、7時半に散歩。まだ暑くなくて気持ちいいです。飛鳥2が高松港を出港して東の方へ向かってました。

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ライフセーバーの人たちは8時前に来るようです。それまでは誰もいない海水浴場。ギャップがいいですね。

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台風が近づいてるせいか、雲が多いです。前日のような快晴にはならないみたいです。雲の切れ間から陽の光が差して、海面に反射してるのがきれいですねぇ。ゆったりと島時間が流れます。

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散歩の後はテントを撤収。またよこづけに積んで・・・・去年の秋に瀬戸芸で訪れた男木島へ向かいます。雨がポツポツ当たり始めました。

フェリーの船長さんが「夕方6時の便はたぶん欠航する。この後お昼に決めるけどな。」と言ってました。

男木島・・・・キャンプしに行くんですが・・・・台風7号はどうなるか・・・・・つづく。

「女木島(松原)キャンプ場」

住所:香川県高松市女木町236-2

交通手段:高松港からフェリーで20分。女木港から徒歩5分

利用期間:年中無休

利用料金:大人 1日200円 (1泊2日は400円)

トイレ、水場あり。シャワー利用1回100円

女木老人クラブが管理されているようなので、シャワーの近くにいるおじいさんに料金を支払う。
フェリーがある8:00~18:00の間だけいるようです。

予約はできないようです。当日現地申し込み

この記事へのコメント

猫丸ライダー
2023年08月16日 14:24
懐かしい〜。 よこづけ! 内陸部の者はこの単語の意味わかるんかな?
うちの家にも有りました、母親が家で商売してたので。実用車のデカいヤツ、ブレーキがロッドとカムのリンケージ式のチャリ
小学生の頃何度かちょっとした仕入れに行かされました。旧青果棟、今のよっちゃんあたり第一青果と言うところ。
あ、思い出した、中学の時当時ジャンプに熱風の虎と言うマンガがあってその画中にニーラ(レーシングサイドカー)が出ててそれの影響で私がドライバー友人がパッセンジャーして今のうみまちの前道路の端から岸壁に向かってスロープになってたでしょ。北から全開で走ってきて南の左直角コーナーがバンクになってるんですよ、左コーナーやからパッセンジャーはリアキャリアの上に体重移動せないかんのに反対のアウト側に身を乗り出してしまって……
見事にぶっ飛びました…。
よこづけは旋回性能抜群やったんで当時のサ狼時代に因んでディノと呼んでました。
西浜仕様は大概リアキャリアのところにコウモリ傘付けてたので開いている時はGT、閉じてスパイダーの時はGTSと呼んでましたわ。(笑)
けいつ~
2023年08月16日 19:58
>猫丸ライダーさま
コメントありがとうございます。猫丸ライダーさんの家にもヨコヅケありましたか。農村部にはないでしょうから香川県人でも知らないかもですね。

そうそう、オリジナルはフレーム、車輪も大きくブレーキがワイヤーじゃないロッドとリンクで可動する機構のヤツです。今はもうないでしょうねぇ。うみまち商店街が青果市場の頃ですねぇ。懐かしいですねぇ。

熱風の虎、サーキットの狼の頃ですからジャンプ読んでましたよ。最初「虎のレーサー」でしたよね。ミュンヒ4とかバーンビーンとかいまだ見たことないデカいバイクが出てました。この頃はドゥカティが好きでしたね。

サイドカーレースありましたね。
あれ?バイクの下から真横にナイフが出てくるのって、これでしたっけ?

市場のコーナー・・・・バンクになってましたね。あそこを走ってたんですね。
猫丸ライダー
2023年08月17日 02:49
バイクの下からジャックナイフが出るのは熱風の虎です。鍋島小助の改造でのちに小助は法規外改造容疑で逮捕されます。
おぉ〜ミュンヒ4 1200TTSとバンビーンOCR1000を覚えているあたりさすがけいつーさんやね。バンビーンは本国オランダ語読みはファンフェーン、なんか爽やかな車名ですね。私マンガ読んでた時はモトグッツィ850ルマン…あれがカッコよく思ってました。
けいつ~
2023年08月17日 15:24
>猫丸ライダーさま
猫丸さんの方が明確に覚えてますねぇ。熱風の虎・・・赤いペガサスの前の村上もとかだったんですね。作者まで覚えてなかった。

ジャックナイフが印象に残ってます。ネットでコミック読めそうですね。もう一回読んでみよう。

モトグッツィ・・・・大人になってからはモトグッチって呼ぶようになってましたね。の実車見て「あ、これ熱風の虎で出てきてたモトグッツィ」って感動しました。外車のバイクなんて・・・・ブルジョワ階級です。
BMWもサーキットの狼の時代は「ベーエムベー」って呼んでたのに、いつの間にか「ビーエムダブリュー」になってますよね。現地語発音でいいと思うけどなぁ。

そうなるとカウンタックはクンタシュになるんだっけ?
猫丸ライダー
2023年08月17日 20:45
カウンタックの現地読みはクンタッシ、北米ではコンタッチ、と言うのはカー・マガジンゲンロクで読んだことあります。
ブームの時聖地と言われたシーサイドモーター、そこで営業していた鞍和彦さん(現キャステルオート社長)のスーパーカー裏話と言うサイトがあってカウンタック日本上陸1号車を会社まで持って来た時、これなんて読むの?って、ある一人がカ ウ ン タック……?って言ったのがきっかけで、じぁーカウンタックで行こうとなってそれが広まったと書いてました。
ランボルギーニハラマもヤラマ、ウラッコもウラーコ、マセラティーボーラもボラだそうです。よく当時のカー・マガジンに日本輸入第一号車と言ってオレンジのLP400が載ってたけど、鞍さん曰く一号車はブラック、2号車はイエロー、あれは3号車やー言うてました。(笑) BBの1号車も担当したらしいです。LP500Rが会社から盗まれた盗難話とか犯人中学生?やったとか。
前にけいつーさんが書いてたスーパーカーのレコード、あれも鞍さんが全車種運転して夜中晴海のあたりでレコーディングした言うてました!スーパーカーの生き字引みたいな人です。
いかん、いかん、カテ違いや、けいつーさんに怒られるわ。(笑)

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