徳島県 神山町・・・なんかすごい。
今年4月に開校した徳島県の神山まるごと高専。高専といえば国立・・・・と思いますが、この高専は私立。高専は高校の4年と短大の2年を合わせた6年のカリキュラムで、工業系の技術を学ぶ学校であるが、神山高専は、デジタル系、デザイン系、そして企業家系、そして総合力について学ぶって・・・・こんな高専今までにないです。面白そう。モノづくりはコトづくりから。もしも私が高校生だったら受験してただろうなぁ。
今年度の生徒数は倍率9倍の難関を突破した44名。学校は民間企業から100億円のファンド支援で集め、一期生の学費無償化で進めているようです。返済なしの奨学金給付ですね。そんなことが実現するなら素晴らしい。優秀な人材育成につながるでしょう。
何千人も学生がいる首都圏のキャンパスではないので・・・・山間にある木造平屋のこじんまりとしたキャンパス。かえって新しい感じです。
こんな教室も見たことないですねぇ。おもしろい。ここで学ぶ生徒の楽しそうな顔が想像できます。校歌が坂本龍一作曲?マジすか?残念ながら開校の直前で坂本龍一は亡くなってしまったけど・・・・坂本龍一最後の曲が神山高専校歌ってのはなんかすごい贈り物になりましたね。クリエイティブな意志が将来の生徒たちに受け継がれることでしょう。
神山町はサテライトオフィス誘致や移住促進を進めて、田舎町なのに多くの企業や人が集まってる魅力的な場所のようです。
私も偶然、神山ビールとコットインフィールドキャンプ場からその存在を知って訪れてみましたが、いいところです。
日本全国の田舎町が注目している神山町。少子化が進み、若い人が流出するのを高専を作ることで逆に集めるという発想は間違ってないでしょうねぇ。今後の発展を見守りたいですね。
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