【546軒 全店制覇！さぬきうどん】vol.99 丸亀市 滝宮 「丸善」

うどんネタです。

４年近く綾川町の会社に通ってるのに、古くからあるこの店に全然気が付かなかった。滝宮の「丸善」。

それもそのはず。土日休みで平日の昼間しか営業していません。申し訳程度にのれんが出てて、注意してないと横を通り過ぎてもうどん屋があると気づかないです。テント上半分破れてる・・・・

看板も字が消えかかってるし・・・・お店の名前が・・・・読めん。相当昔からあるうどん店のようです。さぬきうどん未来遺産プロジェクトの資料によると、開業は昭和45年です。1970年だから53年前ですね。まさか看板その時のものか？

昼休みに出てきたんですが・・・・セルフの店ではなく、注文を取る一般店。厨房の女将さんと接客の大女将の二人で切り盛りしてます。

香川のうどん屋さんでは珍しいコの字型カウンター。吉野家とか駅そばにあるタイプですね。こういうお店は回転がいいはずですが・・・・・今回はかけうどんにするか、釜あげにするか迷って・・・・なかなか来れないだろうから釜あげにしました。400円。

「いまちょうど切れたんで20分くらいかかるけどいいですか？」

「いいですよ」

と言ったものの・・・昼休みは12時50分まで。注文したのが12時10分くらいです。そうすると12時30分に出てきて・・・5分で食べれば間に合う。かけうどんにすればよかったかとも思いましたが、なんと昼しか営業してない店なのに12時10分でうどんが切れるって・・・・どういうこと？11時半くらいに団体客でも来たか？一番のかき入れ時間、12時から13時の間の1時間で・・・・待ってる人が10人くらい。もったいない。


11時から14時の3時間で何杯のうどんが出るんでしょう？30杯も出ない気が・・・・ひとり500円使ったとして売上は15000円。なかなか厳しいですね。せっかくのコの字カウンターが生かしきれてません。飲食店はどんどん出して、どんどん食べてもらって回転をよくしないと。テントも看板も直せないですね。

ちょっとやきもきしながら待ってましたが、やっときました。こういう時にセルフだとストレスないですね。香川でセルフうどんが浸透したのは、こういうところからかもしれません。大女将さんの会話の仕方から、常連さんがほとんどのようです。かけうどんかカレーうどん、肉うどんの注文が多いですね。釜あげうどん注文してるのは私一人です。（笑

釜あげうどん。特に中とも小とも言ってないので標準サイズ。2玉じゃないかなぁ。太めでコシのある・・・でも釜あげなんでふわっとした感じ。最近、しょうゆうどんをネギ抜きで食べるようになって、つけ出汁のうどんもネギやショウガは最後に入れたい・・・・そうなりました。ネギとショウガがもう入ってる・・・・・（涙　まぁいいか。　アツアツ。ハフハフしながら10分近くかかって食べました。

ほんとはかけうどんも食べられたら食べようと思いましたが・・・・もう時間がありません。残念。

この狭い小上がり。昭和な感じが出てていいですね。ちゃぶ台にたたみ、座布団。こっちで食べればよかった。

なにげにもう12時40分です。ギリギリ12時50分前に会社に戻れました。うーむ。土曜日も営業してほしいなぁ。

「丸善」

住所：香川県綾歌郡綾川町滝宮450-3

交通手段：綾川駅から435m 徒歩6分

電話：[phone]

営業時間：11:00～14:00

定休日：土曜日、日曜日、祝日

Comments

[猫丸ライダー]

いいねー…こーゆー店…昭和の時代の職人がやっておる店…横にある奥行きのない小上がり、子供の時親と行ってた時は何も違和感ないけど大人になって久しぶりに行くと　うわっこんな狭かったやろか…と思うんだな。足が折りたたみのちゃぶ台、昭和生まれは"飯台"と言う。レトロ料理はあってもレトロ店はどんどん無くなっていく。
時代の流れなんやろなー……。悲しい…

[けいつ〜]

＞猫丸ライダーさん
コメントありがとうございます。

私たち世代がこういうのを知ってる最後の世代でしょうねぇ。
残念ながらどんどんなくなりつつありますね。こうして古いものは消えていくんでしょうねぇ。
あるうちにいろいろ探して訪ねてみます。