「シン・仮面ライダー」・・・(ネタバレ注意)【映画サロン】vol.98
映画ネタです。
シン・仮面ライダー。先週から公開が始まってます。シン・ゴジラに始まり、シン・エヴァンゲリオン、シン・ウルトラマン・・・庵野秀明監督の「シン」シリーズ。我々世代の仮面ライダーですな。例によって予備知識なしで劇場に臨みます。私が行ったのはイオンシネマ 高松東。公開2日目の19日、日曜日の16:00開演。広いスクリーン1でしたが、観客は20人ぐらい。このくらいなんですかねぇ。年齢層は、ヤマト同様、高めですね。現行の仮面ライダーシリーズを見ている子供世代はもちろん皆無です。
ハッピー55で、料金は1,100円。なんか一時期映画を観るのに1,800円も払ってたのがバカらしくなりますね。このくらいの料金がちょうどいいです。
冒頭、いきなりのカーチェイス。なんの説明もなくバイクに乗る本郷猛と緑川ルリ子が2台のトラックに追いかけられる。007でもあったパターンですが、観ている方は、否が応でも画面に引きずり込まれる。激しいカーチェイスの後、トラックもバイクも崖下に転落。仮面ライダーシリーズ、最初に出てくる怪人はクモ男。今回はクモオーグという名前になっている。クモオーグに捕らえられてしまったルリ子。今回はヒロインのルリ子役の浜辺美波に尽きますねぇ。主人公、本郷猛役の池松壮亮を完全に食ってます。
浜辺美波・・・・私、あまり日本のドラマも映画も見ないので、名前は聞いたことはありましたが、全然知りませんでした。なんと美形でスタイルのいい女優さん。ひと目でファンになりましたね。役柄上、ツンツンで・・・・ほとんど笑わない。緑川ルリ子はオリジナルの仮面ライダーにも登場する役柄です。ショッカーで改造人間を作っていて、本郷猛を改造人間にした緑川博士。その娘です。
ルリ子を助けるために本郷猛は仮面ライダーに変身。ライダーパンチでショッカーの戦闘員をつぶしていきます。原形をとどめない血飛沫とともに倒れる戦闘員。人間ではない強力な力に自ら驚く本郷猛に昆虫と人間を合成し、プラーナと呼ばれる生体エネルギーを利用してオーグメントに「変身」できる・・・・と、緑川博士の説明。そこへ再びクモオーグが現れ、本郷猛はサイクロン号で登場。普通のバイクから変形しますね。4つ目のサイクロン、かっこいいですね。豪快にな爆炎と煙を吐く6本マフラーも当時のイメージさながら過剰すぎていいです。(笑 ベースバイクはなんだろう?レプリカがあれば欲しいですね。
今回の仮面ライダーは上半分のマスクをパーマンみたいにかぶって(笑)「変身!」。一応、1号ライダーはベルトの風車が回らないと変身できないですから。すると下半分のマスクが現れて仮面ライダーとなるんですが・・・・マスクの後ろから髪の毛がはみでてます。そこがいいですねぇ。
これ、入口の売店で売ってたサイクロン号のドリンクホルダー。首からぶらさげるとサイクロンにまたがってるように見えるか?(笑 これ、5500円出して買う人いるかなぁ。
さて、変身した仮面ライダーはクモオーグを倒し、ショッカーに対抗する政府組織の男二人に遭遇します。え?この二人?竹之内豊と斎藤工がスーツ姿で出てきます。・・・・シン・ウルトラマンの赤坂と神永じゃん?(笑 赤坂なんかシン・ゴジラから出てるもんね。あの独特の口調と表情で喋り倒すキャラはすっかり竹之内豊のキャラになりましたね。この二人、特に名前を言わずに本郷たちと行動を共にしますが、最後に「タチバナとタキだ。」と名乗ります。そう、立花のオヤッさんと滝でした。全然違うイメージのキャラになってますね。
本郷猛はクモオーグに殺されてしまった緑川博士から「ルリ子を頼む」と言われ、彼女を守るためにも政府組織に協力。ショッカーの核となる人工知能アイとケイ。ケイって・・・・ロボット刑事Kじゃないか。石ノ森章太郎の作品だから出てきたか。ルリ子のお兄さんが「イチロー」って言うから、まさかキカイダー01じゃないだろうな・・・・と思ったけど、さすがに違ったね。(笑
2時間の中で怪人はクモオーグにコウモリオーグ、サソリオーグにハチオーグ、苦し紛れにKK・・・・カマキリカメレオンはエヴァのようなニコイチ怪人。と盛り沢山です。これ一応、オリジナルに出てきた主要な怪人ですね。クモ男、コウモリ男、サソリ男、ハチ女、カマキリ男にカメレオン男ですね。最後の敵、チョウオーグはルリ子の兄だと言ったが、ルリ子自身、人工子宮から生まれた生命体だと言った。え?綾波レイ?この辺の設定が庵野カラーですねぇ。
2時間モノですから、オリジナルのようなショッカーまでしてしまうと収拾付かないので、チョウオーグがラスボスで、仮面ライダー含めた怪人たちは自然界のプラーナを吸収し、生物から生命のエネルギーを奪い取る・・・・仮面ライダーも同じく知らない間に奪い取ってるんですねぇ。チョウオーグ役・・・・どこかで見たことあると思ったら森山未来。私にはデビュー早々の若い頃のドラマ、ウォーターボーイズのイメージが強いです。
チョウオーグはプラーナを絶大に吸収できる。その人の魂ごと別空間に転送できる・・・ハビタット世界へ送ることが人類の幸福につながると計画を進めます。・・・・これって、エヴァの「人類補完計画じゃん」庵野監督の脚本、行きつくところはそこなのか。ショッカーは仮面ライダーを倒すためにバッタオーグ2号を向かわせますが・・・・ルリ子に洗脳を解かれ、めでたく仮面ライダー2号、一文字隼人の誕生です。
そして1号2号のダブルライダーでチョウオーグを倒す・・・と、ネタバレはこのくらいにしておきますか。庵野監督なので、もうちょっと奇想天外な展開を期待しましたが、また終わらなくなっても困るので、今回はキレイにまとまりましたね。原作は石ノ森章太郎さんの作品なので、50周年のリスペクトも込めてあまり好き放題にはしなかったんでしょう。続編は・・・・ないでしょうねぇ。途中、エヴァやウルトラマンのようにCGバリバリの戦闘シーンもありますが、基本、特撮シーンをふんだんに生かした作品に仕上がってます。楽しめましたね。
最後、スタッフロールの時に流れる曲が、当時のオリジナル、子門真人の「レッツゴーライダーキック」、「ロンリー仮面ライダー」「かえってくるライダー」が流れて・・・懐かしくて泣きそうになりました。今でも歌えますね。
「くる。くる。くる。かえってくる仮面ライダー♪」で締められたので、実は続編はあるのか?
入場特典でカードがもらえました。仮面ライダースナックのものとは違いますが・・・・ハチオーグと本郷猛のカードでした。
仮面ライダー・・・個人的には・・・初代からずっと見て・・・V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー、スカイライダー、スーパー1、ゼクロス・・・結局これは映画だけだったか、ブラック、ブラックRXまでは見てました。ZOと巨大化するJは見てなくて・・・平成仮面ライダーのクウガからは子供たちと一緒に見てました。アギト、龍騎、555、ブレイド、響鬼、カブト、電王、キバ、ディケイド、W、オーズまでかなぁ。フォーゼ以降はなんかちょっと違う感じがして見てません。この前のゼロワンとセイバーは見たかな。今のギーツは仮面ライダーじゃないでしょう。
私が好きだったのはXですねぇ。Xから武器使うようになったんじゃないかなぁ。ライドルホイップやスティック、ロープ・・・あ、ライダーマンが先か?本来、仮面ライダーは「ライダーキック」でやっつけるのがセオリーですけどね。あとバイクに乗るってのもね。クルマや飛行機に乗っちゃダメですよ。(笑
さて・・・庵野監督、次は何を「シン」化するのかな。
シン・仮面ライダー。先週から公開が始まってます。シン・ゴジラに始まり、シン・エヴァンゲリオン、シン・ウルトラマン・・・庵野秀明監督の「シン」シリーズ。我々世代の仮面ライダーですな。例によって予備知識なしで劇場に臨みます。私が行ったのはイオンシネマ 高松東。公開2日目の19日、日曜日の16:00開演。広いスクリーン1でしたが、観客は20人ぐらい。このくらいなんですかねぇ。年齢層は、ヤマト同様、高めですね。現行の仮面ライダーシリーズを見ている子供世代はもちろん皆無です。
ハッピー55で、料金は1,100円。なんか一時期映画を観るのに1,800円も払ってたのがバカらしくなりますね。このくらいの料金がちょうどいいです。
冒頭、いきなりのカーチェイス。なんの説明もなくバイクに乗る本郷猛と緑川ルリ子が2台のトラックに追いかけられる。007でもあったパターンですが、観ている方は、否が応でも画面に引きずり込まれる。激しいカーチェイスの後、トラックもバイクも崖下に転落。仮面ライダーシリーズ、最初に出てくる怪人はクモ男。今回はクモオーグという名前になっている。クモオーグに捕らえられてしまったルリ子。今回はヒロインのルリ子役の浜辺美波に尽きますねぇ。主人公、本郷猛役の池松壮亮を完全に食ってます。
浜辺美波・・・・私、あまり日本のドラマも映画も見ないので、名前は聞いたことはありましたが、全然知りませんでした。なんと美形でスタイルのいい女優さん。ひと目でファンになりましたね。役柄上、ツンツンで・・・・ほとんど笑わない。緑川ルリ子はオリジナルの仮面ライダーにも登場する役柄です。ショッカーで改造人間を作っていて、本郷猛を改造人間にした緑川博士。その娘です。
ルリ子を助けるために本郷猛は仮面ライダーに変身。ライダーパンチでショッカーの戦闘員をつぶしていきます。原形をとどめない血飛沫とともに倒れる戦闘員。人間ではない強力な力に自ら驚く本郷猛に昆虫と人間を合成し、プラーナと呼ばれる生体エネルギーを利用してオーグメントに「変身」できる・・・・と、緑川博士の説明。そこへ再びクモオーグが現れ、本郷猛はサイクロン号で登場。普通のバイクから変形しますね。4つ目のサイクロン、かっこいいですね。豪快にな爆炎と煙を吐く6本マフラーも当時のイメージさながら過剰すぎていいです。(笑 ベースバイクはなんだろう?レプリカがあれば欲しいですね。
今回の仮面ライダーは上半分のマスクをパーマンみたいにかぶって(笑)「変身!」。一応、1号ライダーはベルトの風車が回らないと変身できないですから。すると下半分のマスクが現れて仮面ライダーとなるんですが・・・・マスクの後ろから髪の毛がはみでてます。そこがいいですねぇ。
これ、入口の売店で売ってたサイクロン号のドリンクホルダー。首からぶらさげるとサイクロンにまたがってるように見えるか?(笑 これ、5500円出して買う人いるかなぁ。
さて、変身した仮面ライダーはクモオーグを倒し、ショッカーに対抗する政府組織の男二人に遭遇します。え?この二人?竹之内豊と斎藤工がスーツ姿で出てきます。・・・・シン・ウルトラマンの赤坂と神永じゃん?(笑 赤坂なんかシン・ゴジラから出てるもんね。あの独特の口調と表情で喋り倒すキャラはすっかり竹之内豊のキャラになりましたね。この二人、特に名前を言わずに本郷たちと行動を共にしますが、最後に「タチバナとタキだ。」と名乗ります。そう、立花のオヤッさんと滝でした。全然違うイメージのキャラになってますね。
本郷猛はクモオーグに殺されてしまった緑川博士から「ルリ子を頼む」と言われ、彼女を守るためにも政府組織に協力。ショッカーの核となる人工知能アイとケイ。ケイって・・・・ロボット刑事Kじゃないか。石ノ森章太郎の作品だから出てきたか。ルリ子のお兄さんが「イチロー」って言うから、まさかキカイダー01じゃないだろうな・・・・と思ったけど、さすがに違ったね。(笑
2時間の中で怪人はクモオーグにコウモリオーグ、サソリオーグにハチオーグ、苦し紛れにKK・・・・カマキリカメレオンはエヴァのようなニコイチ怪人。と盛り沢山です。これ一応、オリジナルに出てきた主要な怪人ですね。クモ男、コウモリ男、サソリ男、ハチ女、カマキリ男にカメレオン男ですね。最後の敵、チョウオーグはルリ子の兄だと言ったが、ルリ子自身、人工子宮から生まれた生命体だと言った。え?綾波レイ?この辺の設定が庵野カラーですねぇ。
2時間モノですから、オリジナルのようなショッカーまでしてしまうと収拾付かないので、チョウオーグがラスボスで、仮面ライダー含めた怪人たちは自然界のプラーナを吸収し、生物から生命のエネルギーを奪い取る・・・・仮面ライダーも同じく知らない間に奪い取ってるんですねぇ。チョウオーグ役・・・・どこかで見たことあると思ったら森山未来。私にはデビュー早々の若い頃のドラマ、ウォーターボーイズのイメージが強いです。
チョウオーグはプラーナを絶大に吸収できる。その人の魂ごと別空間に転送できる・・・ハビタット世界へ送ることが人類の幸福につながると計画を進めます。・・・・これって、エヴァの「人類補完計画じゃん」庵野監督の脚本、行きつくところはそこなのか。ショッカーは仮面ライダーを倒すためにバッタオーグ2号を向かわせますが・・・・ルリ子に洗脳を解かれ、めでたく仮面ライダー2号、一文字隼人の誕生です。
そして1号2号のダブルライダーでチョウオーグを倒す・・・と、ネタバレはこのくらいにしておきますか。庵野監督なので、もうちょっと奇想天外な展開を期待しましたが、また終わらなくなっても困るので、今回はキレイにまとまりましたね。原作は石ノ森章太郎さんの作品なので、50周年のリスペクトも込めてあまり好き放題にはしなかったんでしょう。続編は・・・・ないでしょうねぇ。途中、エヴァやウルトラマンのようにCGバリバリの戦闘シーンもありますが、基本、特撮シーンをふんだんに生かした作品に仕上がってます。楽しめましたね。
最後、スタッフロールの時に流れる曲が、当時のオリジナル、子門真人の「レッツゴーライダーキック」、「ロンリー仮面ライダー」「かえってくるライダー」が流れて・・・懐かしくて泣きそうになりました。今でも歌えますね。
「くる。くる。くる。かえってくる仮面ライダー♪」で締められたので、実は続編はあるのか?
入場特典でカードがもらえました。仮面ライダースナックのものとは違いますが・・・・ハチオーグと本郷猛のカードでした。
仮面ライダー・・・個人的には・・・初代からずっと見て・・・V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー、スカイライダー、スーパー1、ゼクロス・・・結局これは映画だけだったか、ブラック、ブラックRXまでは見てました。ZOと巨大化するJは見てなくて・・・平成仮面ライダーのクウガからは子供たちと一緒に見てました。アギト、龍騎、555、ブレイド、響鬼、カブト、電王、キバ、ディケイド、W、オーズまでかなぁ。フォーゼ以降はなんかちょっと違う感じがして見てません。この前のゼロワンとセイバーは見たかな。今のギーツは仮面ライダーじゃないでしょう。
私が好きだったのはXですねぇ。Xから武器使うようになったんじゃないかなぁ。ライドルホイップやスティック、ロープ・・・あ、ライダーマンが先か?本来、仮面ライダーは「ライダーキック」でやっつけるのがセオリーですけどね。あとバイクに乗るってのもね。クルマや飛行機に乗っちゃダメですよ。(笑
さて・・・庵野監督、次は何を「シン」化するのかな。
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