「うえまつ食堂」高松市 常磐町【おいしいもの食べ隊!】vol.104
グルメネタです。
常磐町のうえまつ食堂。常磐街の南側、田町の東側・・・・このブロックが意外にディープです。栄枯盛衰・・・・・1970年代、高度成長期の高松、トキワ街に1967年にダイエーができ、1971年にジャスコができる。高松三越よりも格上。6階まで上がらなくてもおもちゃ売り場は3階だったり、ダイエーには映画館、東映が入っていた。電気製品売り場もあって、小5の時、ワイヤレスマイクが付いたラジカセ、日立パディスコGF-XOを買ってもらったのも懐かしい。
丸亀町、南新町、兵庫町、片原町、田町商店街よりもダントツでトキワ街が1番の商店街だった。週末になると大勢の買い物客、親子連れが来て両親と来る友達と遭遇するのもしょっちゅうだった。まだ一家に一台クルマがない時代。休みの日に商店街へ出かけるのが娯楽の時代でした。それでも楽しかったんだよなぁ。1989年にジャスコが閉店し、1997年にダイエーがOPAになったけど2004年に閉館。それ以降は営業する店も少なくなり、シャッター街と化していた。残ったお店はトキワ街に活気を取り戻そうと頑張っていたのだが、この3年間のコロナ禍がとどめを刺してしまったか・・・・残ったお店もどんどん閉店してしまって、今や見るも無残な商店街となってしまった。
商店街はマンション化が進みますねぇ。ジャスコの跡地もマンションになります。このカット、エヴァの庵野監督っぽいでしょ?(笑
そのトキワ街の南側は、ラブホもあって、当時からちょっとディープなエリアで・・・・お城の形した建物もあったよなぁ。北側のトキ新同様、子どもはあまり立ち入っちゃいかん雰囲気があって・・・・そんなところにある「うえまつ食堂」。あるのは知ってましたが、入るのは初めてです。
絶滅危惧種食堂・・・・というほどではなく、意外にこぎれいなお店。一枚板のカウンター7席に小さい2人掛けのテーブルが3席。効率的にまとまってます。
うちのおふくろよりは若い女将さんがワンオペで営まれてました。
サバ煮付け、イワシ煮付け、肉じゃが、コロッケ・・・・一品ものの小鉢、小皿のおかずが並んでます。マンバのけんちゃんもありますねぇ。こういうおかずとご飯、汁でいただくのもいいですが、やっぱりここでしか食べられないものを注文しましょう。うどんやラーメンもあります・・・・ここは親子丼でしょう。
他にお客さんがいたので「少し時間がかかりますよ」とのこと。急ぐ用事もないので「いいですよ。」と返事して外でタバコを一服。エヴァっぽい画像はその時のものです。
カウンターからは厨房が丸見えなので・・・・女将さんの作業が手にとるようにわかってしまうのはご愛敬。私の親子丼・・・・作り方は私が作るのとほぼ同じで「間違ってなかったなぁ」とホッとしました。また「自分のメシは自分でつくるシリーズ」に出てくるかもしれませんが・・・中学生の頃から私も我流で親子丼作ってたんですよねぇ。もちろん今でも作りますよ。醤油を入れて女将さんが味確認して・・・・もうちょっと足して・・・完成。薄味で塩分控えめ。身体にやさしそうなあっさり系の親子丼です。一時期、吉野家でも出していた親子丼のような濃い味ではない、昔ながらの平凡な味付けですね。そこがいい。
食堂で食べる親子丼。いいですねぇ。懐かしい。高校生の頃に「伝説巨神イデオン」が土曜日の朝8時から放送してまして・・・・ビデオがまだ無かった時代。なんでこんな時間帯なのか・・・・見たいのに・・・土曜日は学校がありますよ。8時半までに登校しないといけない。家で見てたら完璧に遅刻。それで思いついた。ことでん栗林駅の前に食堂があって・・・・そこでテレビを見てから学校へ行けば間に合う。ということをやってて・・・・その食堂でテレビを見るために毎週土曜日、注文してたのが親子丼。そのことを思い出します。
大きめにスライスされたのは鶏のむね肉ですねぇ。ネギとタマネギが入って、ふわっと玉子でとじられてます。いいですねぇ。懐かしい味。550円。量は軽めです。おいしくいただきました。
「お店はいつからしよんですか?」
「もう50年になるなぁ。」
「うわぁ、私が子供の頃やん。ダイエーとジャスコがあった頃ですよねぇ。」
「ダイエーとジャスコ・・・あったなぁ。」
そう、あの頃からここにあったんですよ。この食堂の前は何度も通り過ぎてます。
「また来ますね。」
次は小鉢を攻めよう。
「うえまつ食堂」
住所:香川県高松市常磐町1-7-18
交通手段:ことでん瓦町駅から217m 徒歩3分
電話:087-834-9355
営業時間:[平日] 7:30〜21:00 [土曜日]9:30〜20:00
定休日:日曜日・祝日
常磐町のうえまつ食堂。常磐街の南側、田町の東側・・・・このブロックが意外にディープです。栄枯盛衰・・・・・1970年代、高度成長期の高松、トキワ街に1967年にダイエーができ、1971年にジャスコができる。高松三越よりも格上。6階まで上がらなくてもおもちゃ売り場は3階だったり、ダイエーには映画館、東映が入っていた。電気製品売り場もあって、小5の時、ワイヤレスマイクが付いたラジカセ、日立パディスコGF-XOを買ってもらったのも懐かしい。
丸亀町、南新町、兵庫町、片原町、田町商店街よりもダントツでトキワ街が1番の商店街だった。週末になると大勢の買い物客、親子連れが来て両親と来る友達と遭遇するのもしょっちゅうだった。まだ一家に一台クルマがない時代。休みの日に商店街へ出かけるのが娯楽の時代でした。それでも楽しかったんだよなぁ。1989年にジャスコが閉店し、1997年にダイエーがOPAになったけど2004年に閉館。それ以降は営業する店も少なくなり、シャッター街と化していた。残ったお店はトキワ街に活気を取り戻そうと頑張っていたのだが、この3年間のコロナ禍がとどめを刺してしまったか・・・・残ったお店もどんどん閉店してしまって、今や見るも無残な商店街となってしまった。
商店街はマンション化が進みますねぇ。ジャスコの跡地もマンションになります。このカット、エヴァの庵野監督っぽいでしょ?(笑
そのトキワ街の南側は、ラブホもあって、当時からちょっとディープなエリアで・・・・お城の形した建物もあったよなぁ。北側のトキ新同様、子どもはあまり立ち入っちゃいかん雰囲気があって・・・・そんなところにある「うえまつ食堂」。あるのは知ってましたが、入るのは初めてです。
絶滅危惧種食堂・・・・というほどではなく、意外にこぎれいなお店。一枚板のカウンター7席に小さい2人掛けのテーブルが3席。効率的にまとまってます。
うちのおふくろよりは若い女将さんがワンオペで営まれてました。
サバ煮付け、イワシ煮付け、肉じゃが、コロッケ・・・・一品ものの小鉢、小皿のおかずが並んでます。マンバのけんちゃんもありますねぇ。こういうおかずとご飯、汁でいただくのもいいですが、やっぱりここでしか食べられないものを注文しましょう。うどんやラーメンもあります・・・・ここは親子丼でしょう。
他にお客さんがいたので「少し時間がかかりますよ」とのこと。急ぐ用事もないので「いいですよ。」と返事して外でタバコを一服。エヴァっぽい画像はその時のものです。
カウンターからは厨房が丸見えなので・・・・女将さんの作業が手にとるようにわかってしまうのはご愛敬。私の親子丼・・・・作り方は私が作るのとほぼ同じで「間違ってなかったなぁ」とホッとしました。また「自分のメシは自分でつくるシリーズ」に出てくるかもしれませんが・・・中学生の頃から私も我流で親子丼作ってたんですよねぇ。もちろん今でも作りますよ。醤油を入れて女将さんが味確認して・・・・もうちょっと足して・・・完成。薄味で塩分控えめ。身体にやさしそうなあっさり系の親子丼です。一時期、吉野家でも出していた親子丼のような濃い味ではない、昔ながらの平凡な味付けですね。そこがいい。
食堂で食べる親子丼。いいですねぇ。懐かしい。高校生の頃に「伝説巨神イデオン」が土曜日の朝8時から放送してまして・・・・ビデオがまだ無かった時代。なんでこんな時間帯なのか・・・・見たいのに・・・土曜日は学校がありますよ。8時半までに登校しないといけない。家で見てたら完璧に遅刻。それで思いついた。ことでん栗林駅の前に食堂があって・・・・そこでテレビを見てから学校へ行けば間に合う。ということをやってて・・・・その食堂でテレビを見るために毎週土曜日、注文してたのが親子丼。そのことを思い出します。
大きめにスライスされたのは鶏のむね肉ですねぇ。ネギとタマネギが入って、ふわっと玉子でとじられてます。いいですねぇ。懐かしい味。550円。量は軽めです。おいしくいただきました。
「お店はいつからしよんですか?」
「もう50年になるなぁ。」
「うわぁ、私が子供の頃やん。ダイエーとジャスコがあった頃ですよねぇ。」
「ダイエーとジャスコ・・・あったなぁ。」
そう、あの頃からここにあったんですよ。この食堂の前は何度も通り過ぎてます。
「また来ますね。」
次は小鉢を攻めよう。
「うえまつ食堂」
住所:香川県高松市常磐町1-7-18
交通手段:ことでん瓦町駅から217m 徒歩3分
電話:087-834-9355
営業時間:[平日] 7:30〜21:00 [土曜日]9:30〜20:00
定休日:日曜日・祝日
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