「八十八茶屋」綾歌郡 綾川町 【喰わず嫌いかがわ蕎麦めぐり】vol.39

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蕎麦ネタです。

田舎そば 川原の女将さんところの後、遠くないので八十八茶屋にも行く予定でいました。案の定、川原さんのざるそばだけでは物足りないので、八十八茶屋さんのしっぽくそばをいただきます。750円。以前、来た時は鴨せいろをいただきました。香川でも鴨せいろ食べられるんだなぁと嬉しく思いましたね。

たぶん高齢と思われる店主さんと奥さんで営まれてると思うんですが、厨房で黙々と蕎麦をゆで、水で晒して・・・蕎麦以外にもうどん、ラーメンにチャーハンセットまであって・・・・それも全部店主さんやってるんだよなぁと感心します。蕎麦一本にこだわってやられてもいいと思うんですが、値段ももう少し高くても・・・・人里離れたロケーションゆえ、遠慮してるのかなぁとも思います。

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実はしっぽくうどんはもちろん食べたことはありますが、しっぽくそばを食べるのは初めてです。香川のしっぽくうどんに慣れているせいか、イメージよりも具が少ない印象を受けました。

蕎麦は・・・田舎そば川原さんの後でしたから、あぁ、これが蕎麦だと改めて認識しました。蕎麦は更科・・・一番粉の白いのを使ってるので、川原さんの挽きぐるみとは対極、細切りという点でも対極の蕎麦です。こんなに近くで全く方向性が違う蕎麦。面白いですね。

信州蕎麦って書いてたけど、蕎麦が信州産ってことかな?戸隠か開田高原か・・・松本平の蕎麦だったりして。長野県内は蕎麦の花だらけでしたからね。どこでも作ってます。

蕎麦は更科、信州蕎麦で・・・・でもそばつゆは、信州ではない。信州はもっと濃いです。関東系の濃口に鰹節。八十八茶屋のそばつゆは、たぶん地元系っぽい。まぁ、これも香川の蕎麦の個性ってことで否定するものではなく、みんな違ってみんないい。金子みすゞ。

端っこに添えられた柚子が意外に多くて、柚子に負けてしまいそうです。よけておけばよかったかな。柚子蕎麦ってのもメニューにあるくらいですから、店主さんとしてはゆず推しなのかもしれません。(笑 具沢山なしっぽくそばなのに、ついつい菜花の天ぷらも取ってしまいました。150円。サクサクでおいしい。

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貼り紙にも書いてましたが、しっぽくそばは、そば米入り。蕎麦のあとのに器の中にはそば米がいっぱい残ってます。これがまたおいしい。ひとつのメニューで二度おいしいってかんじですね。蕎麦が恋しくなったらまた来ましょう。

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駐車場のすみに「うどん」の看板。もしかして蕎麦屋の前はうどん屋だった?

朝7時から営業って・・・・こんな山の中に朝7時からうどん食べに来る人はそんなにいなかったんじゃないかなぁ。山のふもとに山越とか池内がありますもんね。蕎麦屋にするのが妥当ですね。

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「八十八茶屋」

住所:香川県綾歌郡綾川町西分1628

電話:087-878-2788

営業時間:10:30~14:00

定休日:木曜日・金曜日

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