四輪倶楽部 vol.84 「トヨタ クラウン クロスオーバー」
クルマネタです。
朝、会社に行く途中、斜め前を走る見慣れないクルマ。一見、ハリアーのような一文字テール。
「なんだ?」
と思ったら、そのテールランプの下に「C R O W N 」の文字。
「あ!新型クラウンだ!」
いやいや、これ9月1日に発売になったばかりでしょう?いくらなんでもまだ一般の人には納車されてないはず。ディーラーのクルマでしょう?試乗車を他の店舗に移動してるとか?じゃないかな。
ネットの写真で見て、ある程度イメージはしてましたが・・・・これは4つのスタイルのうちのひとつ、クロスオーバー。最近流行のSUVですね。ヤリスクロスやカローラクロスで味をしめたトヨタはクラウンまでこのスタイルで出しちゃったって感じ。ただし、クロスオーバーってスバルのXVなんかもそうですが、悪路走破性向上のため、最低地上高が200mm近いのが普通。このクラウンクロスオーバーは従来の130mmから145mmにしかなってない。それってクロスオーバーか?樹脂のフェンダーモールがついてるやつがクロスオーバーか?(笑)全体の厚ぼったいスタイルをクロスオーバーSUVと呼ぶなら今後もこういう曖昧なスタイルが出てくるのかもしれない。
昔からクラウンを知ってる私たちとしては「これはクラウンじゃない」・・・よなぁ。そういえば、10年ぐらい前に日産がスカイラインクロスオーバーってのを出したけど、あんな感じかな。あれもスカイラインじゃなかったよなぁ。5年ぐらい前で販売終了になったのは出すのが10年早かったかなぁ。残念、日産。
この2カットしか写真撮れませんでしたが・・・・色も白だったのでボテっとした印象。なんか好きになれないなぁ。ネットで露出してた画像はほとんどがボンネットとテールランプ周りが黒に塗られたツートンカラー。デ・トマソ・パンテーラか藤原とうふ店のハチロクのような。あれでフロントとリアが引き締まって見えたけど、普通の白の塗装だと全然印象違うよなぁ。クラウン買う人はあのツートーンを選ぶだろうか?あとサイドの三角形の黒いシールも目の錯覚を利用して引き締まってるように見させているのか。なんだかなぁ・・・・
この前までのクラウンの方がスタイリッシュだし、いかにもクラウンって感じでよかったのにねぇ。ここで変えなきゃいけなかったのかなぁ。
エンジンは2.4Lハイブリッドターボと2.5Lハイブリッド。燃費はもちろんターボなしの2.5Lハイブリッドの方が22.4km/Lと優秀。出力は187PS。まぁ、そんなもんでしょう。気になる価格は、435万円〜640万円。いまのところはね。そしてトヨタのウェブサイトでは、クラウンクロスオーバーは2023年1月からの生産予定で、納車目処は・・・・・書いてない。半年以上っぽいですね。
このクロスオーバーのあとは、クラウンスポーツ、クラウンセダン、クラウンエステートと順次発売の予定。赤いのがスポーツ?どのへんがスポーツなんだろう?セダンも名前はセダンだけど・・・・シューティングブレイクみたいな感じ。エステートは、これまたなんだろうねぇ。昔あったエステートはワゴンだったんですが・・・・これが一番SUVテイストが強いかな。
「いつかはクラウン」(石坂浩二のナレーションで)って言ってた時代がありました。クラウンは世界でも珍しい。独特な乗り心地のフワフワのサスペンションで、ゆるーく乗る感じのサルーンから、ゼロクラウンあたりからドイツ車・・・ベンツあたりを意識したカチッとした足回りになって・・・・キビキビのクラウンになったと思ったら、EV移行を意識してのこのスタイルなのかなぁ。かつて「いつかはクラウン」と思ってたユーザーは実はレクサスLSの方へシフトしてて・・・・価格も1000万円から2000万円近いもんね。ベンツのSクラスと同レベル・・・・そういうユーザー層ですよね。だからクラウンはもうかつての「いつかは・・・」ではないユーザー層が買うクルマになってたのかもね。
LSならまだ私も「いいなぁ」とは思いますねぇ。新型クラウンシリーズは・・・ちょっとねぇ。先進的なデザインってのは最初は拒絶反応が強いけど、そのうち見慣れるんでしょうねぇ。さて、この変化が吉と出るか凶と出るか。見守りしょう。
朝、会社に行く途中、斜め前を走る見慣れないクルマ。一見、ハリアーのような一文字テール。
「なんだ?」
と思ったら、そのテールランプの下に「C R O W N 」の文字。
「あ!新型クラウンだ!」
いやいや、これ9月1日に発売になったばかりでしょう?いくらなんでもまだ一般の人には納車されてないはず。ディーラーのクルマでしょう?試乗車を他の店舗に移動してるとか?じゃないかな。
ネットの写真で見て、ある程度イメージはしてましたが・・・・これは4つのスタイルのうちのひとつ、クロスオーバー。最近流行のSUVですね。ヤリスクロスやカローラクロスで味をしめたトヨタはクラウンまでこのスタイルで出しちゃったって感じ。ただし、クロスオーバーってスバルのXVなんかもそうですが、悪路走破性向上のため、最低地上高が200mm近いのが普通。このクラウンクロスオーバーは従来の130mmから145mmにしかなってない。それってクロスオーバーか?樹脂のフェンダーモールがついてるやつがクロスオーバーか?(笑)全体の厚ぼったいスタイルをクロスオーバーSUVと呼ぶなら今後もこういう曖昧なスタイルが出てくるのかもしれない。
昔からクラウンを知ってる私たちとしては「これはクラウンじゃない」・・・よなぁ。そういえば、10年ぐらい前に日産がスカイラインクロスオーバーってのを出したけど、あんな感じかな。あれもスカイラインじゃなかったよなぁ。5年ぐらい前で販売終了になったのは出すのが10年早かったかなぁ。残念、日産。
この2カットしか写真撮れませんでしたが・・・・色も白だったのでボテっとした印象。なんか好きになれないなぁ。ネットで露出してた画像はほとんどがボンネットとテールランプ周りが黒に塗られたツートンカラー。デ・トマソ・パンテーラか藤原とうふ店のハチロクのような。あれでフロントとリアが引き締まって見えたけど、普通の白の塗装だと全然印象違うよなぁ。クラウン買う人はあのツートーンを選ぶだろうか?あとサイドの三角形の黒いシールも目の錯覚を利用して引き締まってるように見させているのか。なんだかなぁ・・・・
この前までのクラウンの方がスタイリッシュだし、いかにもクラウンって感じでよかったのにねぇ。ここで変えなきゃいけなかったのかなぁ。
エンジンは2.4Lハイブリッドターボと2.5Lハイブリッド。燃費はもちろんターボなしの2.5Lハイブリッドの方が22.4km/Lと優秀。出力は187PS。まぁ、そんなもんでしょう。気になる価格は、435万円〜640万円。いまのところはね。そしてトヨタのウェブサイトでは、クラウンクロスオーバーは2023年1月からの生産予定で、納車目処は・・・・・書いてない。半年以上っぽいですね。
このクロスオーバーのあとは、クラウンスポーツ、クラウンセダン、クラウンエステートと順次発売の予定。赤いのがスポーツ?どのへんがスポーツなんだろう?セダンも名前はセダンだけど・・・・シューティングブレイクみたいな感じ。エステートは、これまたなんだろうねぇ。昔あったエステートはワゴンだったんですが・・・・これが一番SUVテイストが強いかな。
「いつかはクラウン」(石坂浩二のナレーションで)って言ってた時代がありました。クラウンは世界でも珍しい。独特な乗り心地のフワフワのサスペンションで、ゆるーく乗る感じのサルーンから、ゼロクラウンあたりからドイツ車・・・ベンツあたりを意識したカチッとした足回りになって・・・・キビキビのクラウンになったと思ったら、EV移行を意識してのこのスタイルなのかなぁ。かつて「いつかはクラウン」と思ってたユーザーは実はレクサスLSの方へシフトしてて・・・・価格も1000万円から2000万円近いもんね。ベンツのSクラスと同レベル・・・・そういうユーザー層ですよね。だからクラウンはもうかつての「いつかは・・・」ではないユーザー層が買うクルマになってたのかもね。
LSならまだ私も「いいなぁ」とは思いますねぇ。新型クラウンシリーズは・・・ちょっとねぇ。先進的なデザインってのは最初は拒絶反応が強いけど、そのうち見慣れるんでしょうねぇ。さて、この変化が吉と出るか凶と出るか。見守りしょう。
この記事へのコメント
水平対向エンジン+ターボとブレーキのキャリパーが黄色というところはVABと共通点がありますねぇ。「いつかはポルシェ911ターボS」。
コメントありがとうございます。
ですよねぇ。ダメダメですよねぇ。ネットや雑誌もあまり否定的なことは書いてないんで、あれ?私の感性がおかしいのかな?って思いました。(笑
旧クラウンを見るとかっこよく感じます。実はうちの社長が乗ってます。