ぶらぶら美術館めぐり vol.7 & 癒しのカフェ vol.54 直島町 「地中美術館」

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美術館ネタ・・・・忘れてました。現在、瀬戸内国際芸術祭、夏会期開催中ですが・・・・1年半前、瀬戸芸やってない時に直島へ行きました。

どうも瀬戸芸やってる時は、人が多くて・・・・いえ、たしかに芸術作品は会期内の方が充実してるんですよ。でもねぇ・・・・船は混んでるし、食べるところも混んでるし・・・・たぶん、瀬戸芸に来るのは県外の人が大半だと思います。

まぁ、それはそれとして、せっかく直島に地中美術館があるんですから・・・・観ておきましょう。入館料2100円。まぁ、一般的な東京の美術館も2000円前後ですから・・・・全般的に瀬戸芸の作品は現代アートですから・・・私のような素人では理解できないかも。・・・・と構える必要はないと思うんですよ。絵画でも彫刻でもそうですが、見て心が感じるままを楽しめばいいと思います。

なんかヘンな感じ、気持ち悪いでもいいし、角度を変えて観たり、近づいたり、遠ざかったり・・・・それで何を感じるかを自分で楽しめばいい。あとで気になるようならネット等の解説を見てもいい。それで自分が感じたこととの違いを認識してもいい・・・・と思うんですよ。

地中博物館・・・・撮影はNG。この入口までです。

何があるって・・・・地面に埋まってる建物自体が作品。安藤忠雄作品。コンクリート打ちっぱなしの表面ですが・・・・不思議な空間が演出されています。光と影、直線で仕切られた空間・・・・鋭角に切り取られた中庭とその上の空の空間・・・・面白いです。

クロード・モネの睡蓮5作品。
モネの睡蓮は実はたくさんありまして・・・・以前、上野の美術館でも観たことがあります。私の好きな印象派。ただ作品を描いた時代によって睡蓮はいろいろ違っています。ここにあるのは晩年の作品。自然光が入る部屋に掲げられていますが・・・・太陽の位置や曇り具合によって睡蓮の見え方が全く違ってきます。午前中、午後、夕方ではまったく違う絵に見えるかもしれません10分間でもじっと観ていれば、陽が陰ったりしてその違いに気づくことでしょう。

ウォルター・デ・マリアの作品
金の柱と球体と階段。これも自然光の変化で表情が変わります。空間自体が作品なので、その作品の中を移動して風景を感じるという。何が感じ取れるかは人ぞれぞれ・・・・深く考え込む必要はありません。感じるままに・・・

ジェームズ・タレルの作品
光の作品。これは不思議な作品です。階段を上がって行って、中のスロープを降りて行って・・・・係の人が「ストップ」というところまで青い光の部屋の中を進んでいきます。光の具合によってもやのようになって・・・ずっと向こうまで続いてるように見えますが・・・・そんなはずはないのです。目の錯覚と人間の感覚を利用した計算ずくの作品なんでしょうねぇ。

やはり、体験してみるしかないですね。一見の価値はあると思います。

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美術館内で唯一撮影できる場所が「地中カフェ」です。

美術館は、作品を続けて観ていると少し疲れてくるというか・・・・一度感覚をリセットした方がいいというか・・・・休憩するような場所があるものです。このカフェがそんな感じ。

ふつうにコーヒーを飲むのも面白くないので・・・・

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「せとぽん」をホットでいただきました。これは・・・・デトックスジュースだそうで・・・リンゴ酢、ハチミツ、しょうが、みかん、スダチ、ハーブ・・・・時期によって入っているものは違うようです。

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税込650円はちょっと高い気がしますが・・・・身体によさそうな・・・・・やっぱコーヒーの方がよかったかな。

「地中美術館」

住所:香川県香川郡直島町3449-1

電話:087-892-3755

開館時間:3月1日 ~ 9月30日10:00 ~ 18:00( 最終入館17:00 )10月1日 ~ 2月末日10:00 ~ 17:00( 最終入館16:00 )

休館日:月曜日 ※ ただし、祝日の場合開館、翌日休館


「地中カフェ」

住所:香川県香川郡直島町3449-1 地中美術館内

電話:087-892-2558

営業時間:[3月~9月]10:00~18:00[10月~2月]10:00~17:00

定休日:月曜日 ※ ただし、祝日の場合開館、翌日休館

この記事へのコメント

元小僧
2022年08月16日 19:00
けいつ~さんこんばんは

けいつ~さんが芸術に興味をおもちだと知って意外に思ってしまいました(失礼!)。

てっきり、体育会系だと思ってたんで(失礼!)。

自分も印象派、特にモネが好きです。

あと、印象派ではないんですが、セガンティーニの作品も好きです。

中でも「水を飲むグラウビュンデンの娘」が。(https://izucul.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/img_0004_20210619223001.jpg

夏の盛りのアルプスで羊の番をしていた少女が、山から引かれた清らかな泉の水でカラカラになった喉をうるおすシーンが描かれた絵です。貧しく、毎日つらい労働を強いられている少女にとって、この一杯の冷たい水を飲むことが唯一の娯楽であり楽しみなんだと思います。化粧もせず粗末な服を着た疲れ切った少女ですが、素朴で誠実な人間の命の輝きに満ちた美しさを感じずにはいられません。

セガンティーニの愛情のこもった1枚です。
けいつ〜
2022年08月16日 20:20
>元小僧さま
コメントありがとうございます。
そして・・・・恐縮です。芸術に興味があると言っても・・・素人ですから・・・・美術館で面白そうなのがあれば見るくらいですよ。松本にいた頃は東京に行きやすかったですから、東京の美術館をいくつか見て回りました。東京はいいですねぇ。いろんな企画展が1年じゅうあって。香川ではあまりないです。

私は体育会系・・・・ではないですよ。(汗 そんなに運動神経は優れていません。(笑

セガンティーニですか・・・・不勉強ゆえ、あまりよくわかってませんが・・・・絵はいいですね。少女の動作から素朴さが伝わってきます。滴り落ちる水滴の表現もいいですねぇ。白の不連続の線というかかたまりなのに見事に流れ落ちる状態を表現しています。こういうのが写真ではなく、絵でしか表現できないものですよねぇ。衣服のしわの陰影、色のかすれ具合が見事に日差しの強さを表してますねぇ。どうしてこんな色使いができるんだろう。素晴らしいです。

背景の麦かなぁ・・・・一見、ざっと書いてるように見えて、そこに麦があるように見えますねぇ。ちゃんと少女を引き立たせるように表されています。この絵の中ではっと思うのは・・・・髪の毛の青色の部分。どうしてここにこんな色をおけるのか・・・でもその色のおかげで、やはり日の光を感じさせます。親指の爪の青色はカゲを表しているのでしょうか。これもやはり他の指の爪の色とはちがうことで日の光が感じられます・・・・・というようなことを絵を見ながら推測するのが楽しいんですよね。写真では絶対できないことです・・・・・ふつう、表情を表すために目を描きたくなるはずですが・・・・伏し目でほとんど目が見えないですが・・・・・それによってかえって少女が何よりも水を飲みたい・・・・という気持ちにつながっているように感じます。少女に対する愛情が感じられますね。