全店制覇!さぬきうどん!vol.61 観音寺 「柳川 本店」

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うどんネタです。今回は多感な?二十代に9年間住んだ第三のふるさと観音寺へびゅーんとやってきました。

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観音寺はいい。30年ぶりに訪れて、駅前や市役所、三架橋通りのあたりの道路が拡幅されて、古いアーケードのあった商店街らしきものはなくなっても、ところどころに古い面影が残っているのである。青春デンデケデケデケで出てきたあの観音寺。今でもほんとに懐かしい。若かりし二十代の思い出が脳裏をかけめぐるのである。画像は柳川のそばを流れる財田川河口。

うどラヂでも田尾団長がことあるごとに「柳川のうどん」を口にするので、これはやっぱり行っておかないと・・・・と思って観音寺へやってきたのだが、「柳川?やな川?」あれ?観音寺の柳川って、私が当時住んでた村黒の常磐団地のすぐ前にあった店とちゃうん?あそこもたしか「やな川」だったと思うけど・・・・そうそう2階がお好み焼き屋で1階がうどん屋。2階でお好み焼き食べてたら、隣の鉄板のテーブルにいたおばちゃんが、お好み焼き食べながら「ここは1階のうどんも注文できるんで。お好み焼きのあとにうどん食べたら、口の中がサーッとするけん。あんたも頼むな?」言うていっしょにいたおばちゃんのうどんも注文して、ほんとにお好み焼きのあとにさらにうどんを食べるという・・・・・いや、ふつうは食べんやろ?観音寺のおばちゃんどんだけ食べるん?って思うような光景を目の当たりにしたお店でした。(笑)

田尾さんの話す「柳川」の場所はそこではなかったので、てっきり別の店だと思ったら、どうやら常磐団地の「やな川」は支店の「村黒店」でした。なーんだ。むかしよう食べよった店だった。

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ただ、本店の方は観音寺に住んでいた頃も行ったことがなくて・・・・あの細い路地を車で入っていって、店の前にある猫の額のような駐車場に車を停めて・・・・いざ訪問。来たことないけど、昔懐かしい感じの店です。朝から近所の常連さんが次々来るような独特の雰囲気。

「恐るべきさぬきうどん 第4巻」237ページの「観音寺の日常」。冒頭、いきなりパロマスの話がてんこもり。会社の飲み会やツーリングクラブの飲み会でよくパロットへ行ってたので、パロマスの面白さはよく知っています。書いてるままです。(笑)

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テーブルの上の調味料と湯呑みが整然と置かれて、天かすの容器。いい味出してる。昭和な感じですよねぇ。サムソンの横のかじまも同じ雰囲気があります。

ここはセルフではなくて、一般店のうどん屋さん。注文したらテーブルまでうどんを持ってきてくれます。丸いエビ天をいただきます。丸いえび天って珍しいなぁ。かけうどん小。これこれ。かけうどんなのに小さいおあげとかまぼこがのってる。よその店では「かやくうどん」とも呼ばれるパターン。かけ出汁のいりこの香りがこれまた郷愁を誘う。いいですねぇ。

麺は細いけどコシはある。透明なかけ出汁も特別「おおっ?」と驚くものでもなく、ごく普通のうどん。だって、昔食べ染めた村黒の柳川のうどんなんだもん。あぁ、こんな感じやったな。お好み焼き食べんでも口の中がサーッとするうどんです。

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県内のうどん屋さん、めぼしいお店はほとんど有名人のサイン色紙が飾られてます。柳川さんは遠慮深く厳選された5枚。河原崎長一郎と芦原すなお、大林宣彦監督ともうひとり誰かわからんのと、あとは麺通団団長の田尾さんのサイン。さすがです。

たしか最近でもちょいちょい来てるみたいですね。わざわざ観音寺まで。

そういう私も来てますね。たまに訪れたいお店です。

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「柳川 本店」

住所:香川県観音寺市観音寺町甲2814-1

交通手段:JR観音寺駅から947m 徒歩12分

電話:0875-25-3846

営業時間:8:30~15:00

定休日:木曜日

ホームページ:http://www.yanagawa-udon.com/

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