全店制覇!さぬきうどん!vol.53 宇多津町 「おか泉」

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うどんネタです。休日の夕食の時間に、たまたま宇多津界隈にいましたので、「あ、もしかして、おか泉が近くにあったような・・・・」その通りです。旧11号線沿いにおか泉があります。

うどラヂの田尾さんの話にもよく出てきますが、昼からやっているお店で夜までやっているうどん屋さんというのは比較的少ない中で、おか泉は夜8時までやっています。そういうこともあってか、麺通団団長の田尾さんも「去年6回行った・・・・」と年間ランキングにも登場してました。

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前回の「瀬戸晴れ」同様、自分でトレーを持ってうどんを持って行くセルフの店ではなく、注文してテーブルまでうどんを持ってきてくれる一般店です。店内はちょっと格調高く・・・・こんな座敷もあります。

店主さんは泉UDON友の会。かな泉で腕を磨かれた方です。「おか泉」の「泉」は、かな泉からもらった一字だそうです。もり家、はゆか、喫茶スタートには行きましたね。そう言われれば・・・・この壁の「さぬき手打ちうどんの由来」って、かな泉にも書かれていたような。奈良時代に弘法大師が中国から持ち帰った小麦を香川で育てて、温鈍(うんどん)と言っていたのが「うどん」になったって・・・・香川県人の常識です。(笑)

あれ?今気がついたけど、「瀬戸晴れ」と「おか泉」の器は同じ器ですね。おか泉のウェブサイトが凝ってまして・・・・もしかしたら、田尾さんと懇意にしてる関係で、あぁなっているのか、まさかウェブサイトの制作に田尾さんが関わっているのではないとは思いますが、なんか構成や文面が秀逸。そのウェブサイトの中の「おか泉のこだわり」で、店で使用している器や皿、醤油さし、七味入れ、花器に傘立てまで砥部焼であると紹介されています。しかも作った梅野製陶所の紹介まで。徹底してるなぁ。たしかにセルフの店にはない、ずっしりと安定感があって大きめの器。一般店の品があります。

「おか泉」ウェブサイト

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例によって注文は「かけうどんの小」だったんですが、なんか一般店で「かけの小」って悪い気がして・・・・おでんをいつもなら2本くらいしか取らないんですが、excuseの気持ちを込めて、もう1本追加しました。(笑)玉子、てんぷら、すじ肉と・・・・珠玉の3本。おぉ、この皿も砥部焼か。

かけ小。潔くトッピングはカマボコ1切れと天かす、ネギのみ。いやぁ、やっぱり一般店でかけ小注文するんは悪いわぁ。(笑)たぶん、ここのお店を訪れる人の多くは「冷天おろし」を注文してると思いますが・・・・恐るべきさぬきうどん3巻のP93「魁皇の麺」の中で田尾さんが冷天おろしをレポートしてるので、その関係かこのお店の目玉メニューになってるようです。

魁皇の相撲のように麺に強靭なコシがある・・・・そうで。ウェブサイトの中の「おか泉24時」でも書かれてますが、お店の麺はお店で打ってますね。おか泉は物販用の製麺工場を近くに持っていて、しかも製麺工場にもセルフの店「おかだ」を経営しています。もっちりとしたコシは私の好きなタイプです。かけだしは・・・伊吹のイリコに枕崎のカツオブシ、利尻の昆布に雑節で作っているそうで、こだわりのかけだしですね。

かけ小は352円。あぁ、次は冷天おろしを食べに来なければ・・・

むかしは坂出駅前にあったそうで・・・・もしかしたら、行ったことあるかも。

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厨房の壁に大きく「おか泉」の文字。なにもここまで書かなくても・・・(笑)

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ビデオで流れていたのは、店主さんがクルーズ船、飛鳥Ⅱに招待シェフとして乗船されたものです。なんかこういうのがお店のブランドイメージを高めてますよねぇ。まさか田尾さんのアドバイスがあったんじゃないよなぁ・・・・と、なんでもそっちに結び付けてしまいます。(笑)

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「おか泉」

住所:香川県綾歌郡宇多津町浜八番丁129-10

交通手段:JR宇多津駅から736m 徒歩9分

電話:0877-49-4422

営業時間:11:00~20:00(ラストオ-ダ-)

定休日:毎週月曜、火曜(祝日の場合は営業)

ウェブサイト:https://www.okasen.com/honten/

この記事へのコメント

けいつー
2022年01月14日 18:46
日曜日の夜7時ごろに店の前を通ったら、店の前に30人ぐらいの行列ができていました。3連休の中日というのもありますが、さすがすごい人気ですね。

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