探検! 絶滅危惧種食堂! vol.10 扇町 中華料理「安生」
食堂ネタです。
ものごごろついた頃にはそこにすでにあった近所の中華料理店「安生」。あまりに近所すぎて、そんなに行ったことはなかったのですが、高松に帰ってきてすぐくらいにお店のチェックついでに天津飯を食べに行きました。
土曜日が休みで、日曜日やってるというのがいいですね。普通の中華料理の店かと思って、メニューを見ると、刺身の盛り合わせがあったり、酒の肴になりそうなものがいくつか書かれていて、昼間っからこの店で一杯やってる常連の方が何人かいらっしゃいました。こんな時間に飲める店があるってのはいいですね。刺身は知り合いの人が釣ってきたのを使ったりしてたようで・・・もちろん市場で仕入れてるのもあるでしょうけど。新鮮な刺身が出てきました。
写真に収めてないのですが、ふぐの刺身とかタイの刺身、煮魚、焼き魚など地物の魚があって、天津飯の前に芋ロック片手に刺身とゲソ天で昼間っからいい気持ちになりました。こりゃいいお店が近所にあったもんだ・・・・と思いながら、いつでも行けるとタカをくくってたのですが・・・・
先日、お店の入口にこんな貼り紙が貼ってありました。
・・・・・しまった。もっと通うんだった・・・・後悔先に立たず。こういう時はほんとに悔しい。
絶滅危惧種食堂・・・・と言ってたら、このコロナ禍のせいで、本当に廃業してしまう食堂が次から次へと出てくるでしょう。
さらに近所でいえば、数軒となりのタケダとかちょっと先のイタミ食堂とか・・・・今のうちに行っとかないと。
しかし・・・・48年間もやってましたか。実はこのお店、私の中学の時に隣のクラスだった同級生のおじさんの家で・・・・むかし、この店からその同級生が出てきたのを見たことがあって、その時「あれ?ここお前ん家?」と聞いたらニコッと笑うだけだったので、てっきりここの息子だと思って、その天津飯を食べた時に
「ここH岡くんの家でないんな?えーと、昭和39年生まれの・・・・中学生の時に同級生だったんですけど・・・・」
「あー、○○は隣に住んでたんや。甥やけどな。」
「あー、隣やったんや。彼は元気でやっりょるんな?」
「四国電力行っきょるわ。」
はー、地元の有力企業に就職してたのね・・・・ちなみにシメの天津飯。ドント飯店とは方向性は違うけど、おいしかったんだよなぁ。残念。
もう閉店してしまったので、お店に行くこともできません。
しかもその1週間後には・・・・・
店舗は取り壊されて、跡形もなくなってしまって・・・・・更地になってました。なにもそんなに急に壊さなくても・・・・・ちょっとせつなくなってしまいました。ご夫婦でやってましたけど・・・・あ、奥さんともそのH岡くんのことで二言三言会話しましたけどねぇ。もっと通えばよかったですねぇ。
営業してた時の写真を最後に飾ります。絶滅危惧種初の閉店ネタとなりました。(涙)
中華料理「安生」(閉店)
住所:香川県高松市扇町1-25-37
ものごごろついた頃にはそこにすでにあった近所の中華料理店「安生」。あまりに近所すぎて、そんなに行ったことはなかったのですが、高松に帰ってきてすぐくらいにお店のチェックついでに天津飯を食べに行きました。
土曜日が休みで、日曜日やってるというのがいいですね。普通の中華料理の店かと思って、メニューを見ると、刺身の盛り合わせがあったり、酒の肴になりそうなものがいくつか書かれていて、昼間っからこの店で一杯やってる常連の方が何人かいらっしゃいました。こんな時間に飲める店があるってのはいいですね。刺身は知り合いの人が釣ってきたのを使ったりしてたようで・・・もちろん市場で仕入れてるのもあるでしょうけど。新鮮な刺身が出てきました。
写真に収めてないのですが、ふぐの刺身とかタイの刺身、煮魚、焼き魚など地物の魚があって、天津飯の前に芋ロック片手に刺身とゲソ天で昼間っからいい気持ちになりました。こりゃいいお店が近所にあったもんだ・・・・と思いながら、いつでも行けるとタカをくくってたのですが・・・・
先日、お店の入口にこんな貼り紙が貼ってありました。
・・・・・しまった。もっと通うんだった・・・・後悔先に立たず。こういう時はほんとに悔しい。
絶滅危惧種食堂・・・・と言ってたら、このコロナ禍のせいで、本当に廃業してしまう食堂が次から次へと出てくるでしょう。
さらに近所でいえば、数軒となりのタケダとかちょっと先のイタミ食堂とか・・・・今のうちに行っとかないと。
しかし・・・・48年間もやってましたか。実はこのお店、私の中学の時に隣のクラスだった同級生のおじさんの家で・・・・むかし、この店からその同級生が出てきたのを見たことがあって、その時「あれ?ここお前ん家?」と聞いたらニコッと笑うだけだったので、てっきりここの息子だと思って、その天津飯を食べた時に
「ここH岡くんの家でないんな?えーと、昭和39年生まれの・・・・中学生の時に同級生だったんですけど・・・・」
「あー、○○は隣に住んでたんや。甥やけどな。」
「あー、隣やったんや。彼は元気でやっりょるんな?」
「四国電力行っきょるわ。」
はー、地元の有力企業に就職してたのね・・・・ちなみにシメの天津飯。ドント飯店とは方向性は違うけど、おいしかったんだよなぁ。残念。
もう閉店してしまったので、お店に行くこともできません。
しかもその1週間後には・・・・・
店舗は取り壊されて、跡形もなくなってしまって・・・・・更地になってました。なにもそんなに急に壊さなくても・・・・・ちょっとせつなくなってしまいました。ご夫婦でやってましたけど・・・・あ、奥さんともそのH岡くんのことで二言三言会話しましたけどねぇ。もっと通えばよかったですねぇ。
営業してた時の写真を最後に飾ります。絶滅危惧種初の閉店ネタとなりました。(涙)
中華料理「安生」(閉店)
住所:香川県高松市扇町1-25-37
この記事へのコメント
コメントありがとうございます。
こういう風に昭和のお店はなくなっていくんでしょうね。そういう昭和の私たちもそんなに若くないです。(涙)
けいつーさん、この様なレポを上げて頂いて感謝しております。
本人達はきっとネット上で閉店のご挨拶を載せてもらってることは気づかないでしょうね^^
引退後も元気でやっております。
また他のレポも見させて頂きますね^^
うわぁ。安生の息子さん?
恐縮です。勝手に閉店の記事を載せてしまって。(汗
私も足繁く通う常連さんならまだしも、そんなに行ってない客でございます。
多くの常連さんは、居心地のいいお店がなくなったので私の何倍も残念だろうと、私がお邪魔した時に店主さんとお客さんとの空気感がそれを感じさせました。
引退されて元気でやられてるということで、何よりです。この達筆な「閉店のお知らせ」には、店主さんの思いがこもってるな・・・と、ここに残させていただきました。店主様によろしくお伝えください。
はじめまして。コメントありがとうございます。
37、8年前とはかなり前の思い出ですね。渡辺酒店さんが大家さんのアパートに住まれてたってことは、当時は香大生だったんでしょうか。そうすると、私と同年代ですかねぇ。
私ももっと通えばよかったと思います。昼間っから飲めるお店でした。