全店制覇!さぬきうどん! vol.47 上林町 「穴吹製麺所」

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もう一軒、ディープな製麺所を。

林にある穴吹製麺所。以前、田尾団長がうどラヂの中で、調べ物のために図書館へ行った時に近くだったので久々に寄った・・・・と言っていたので、私はてっきり家の近くの市立図書館だと思っていたのですが、実はそれは県立図書館でした。サンメッセの付近の県立図書館は行ったことがなかったので、見学がてら訪問して、そうそうこの近くに製麺所があったはず・・・・とネットで探してみると、ありました。本当に便利な世の中です。

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ここがねぇ・・・・道が広くない入り組んだ住宅街の中にあるものですから・・・・本当にわかりにくい。そもそも店舗ではなく、ここも製麺所ですから。お客さんが見つけやすく入りやすい場所ではないです。そこがいいんですけどね。まず最初にお店を見つけるというワクワク感があります。

三嶋製麺所同様、「え?ここ?」って感じのお店です。やっぱり看板が出てない。入口に「営業中」の貼り紙があるだけです。お店に入ると・・・・やっぱり狭い。(笑)愛想のいい店主さんが応対してくれました。やはり本業は製麺で、他のお店にうどんを卸すことですからね。

でもここはかけだしもあるし、いなりや巻き寿司、トッピングのおあげや天ぷらもあります。お店に入った瞬間に気がつきましたが、かけだしの香り。いりこだしです。懐かしい。私が子供の頃、おふくろが味噌汁のダシを取るのが決まっていりこでしたから。最初は味噌汁作るのになんで煮干しを入れるん?と思ってました。しかもその煮干しを網ですくって捨てますもんね。子供ごころに「入れたのになんで捨てるん?」と思ってました。

そういえば、子供の頃にあったうどん屋さんのほとんどは、このいりこだしだったと思います。お店の近くに行っただけでこの香りがしてましたね。

店主さんは「何にするん?しっぽく?」としっぽくうどんを勧めてきましたが、「かけの小!」と意思を明確に伝えます。冬の時期のしっぽくうどん・・・・・なんか筑前煮の中にうどんを入れたみたいで、あまり好きじゃないんですよねぇ、私は筑前煮は筑前煮、うどんはうどんで別に食べたいです。まぁしっぽくうどんの方が単価は高いですから、そっちを勧めたいのは理解できます。

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ラジオで田尾さんが言ってた「テーブルの上の発泡スチロールの箱、開けてええんか悪いんかわからん」その情報があったので、メニューには「天ぷら」と書いてるのに、まわりに見当たらないことから、きっとあの中だ・・・・と思いつつ、店主さんに「あの・・・天ぷらは?」と聞くと「テーブルの上の白い箱の中や」という予想通りの回答が得られました。

これで堂々と箱を開けられます。(笑)天ぷら・・・・と言っても、高松ではさつま揚げみたいなのも「天ぷら」と言いますから。このお店の天ぷらはこれでした。赤いえびてんをチョイス。これ好きなんだよなぁ。それにしても狭いんで・・・・うどん食べてる女の子の肩越し上空から「ごめんね」と謝りながら箱を開けてえびてんを取るという・・・・かけ小130円、えびてん80円。合計210円。しっぽくうどんは小300円大500円です。

麺の太さとコシもさながら、やっぱりいりこだしのかけだしがいいですね。本当に懐かしい。これが本来のさぬきうどんって感じがします。私以外のお客さんはこの3人の親娘のみ。隠れ家的なうどん店っぽくっていいですねぇ。また来ましょう。

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「穴吹製麺所」

住所:香川県高松市上林町752

交通手段:ことでん仏生山駅から1,931m 徒歩24分

電話:087-889-3078

営業時間:9:00~15:00頃(うどん終了次第)

定休日:不定休

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