映画サロン vol.92 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第7章新星篇」(長文ネタバレ注意)

画像映画ネタです。と言っても最近の映画ネタはアニメばかりに偏っていますが・・・・

宇宙戦艦ヤマト2202・・・第7章、いよいよ完結です。テレビ放送も劇場版に追いついてきました。そういうわけで先週、東京の新宿ピカデリーで観てきました。

最初からタイトルの「2202」の「2」が大きくなっていたので、これは劇場版の「さらば宇宙戦艦ヤマト」ではなくテレビ放送版の「宇宙戦艦ヤマト2」のリメイクらしいことは想像できていました。

第1章からちょうど2年。松本では上映館ないのに・・・・7回にわたってよく観てきたものです。あれ?第3章の感想書いてない?

映画サロン vol.75 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」(ネタバレ注意)

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映画サロン vol.90 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第6章回生篇」(長文ネタバレ注意)


せっかくなので、自分でももう一回、最初からの感想を復習しておこう。(笑)

画像入場者特典は、この3枚。キーマン、オリジナルの島大介、森雪です。

さて、ストーリーの方ですが・・・・前回、ノイ・デウスーラに突っ込んだヤマト。オリジナル同様デスラー艦で白兵戦です。デスラーを撃つミル。ガトランティスは、滅びるガミラス星の代わりを用意するからキーマンにデスラーを撃てと言うミル・・・・で終わった6章からのつづきです。

「ダメだ!選んではいけない!」

物陰から出てくる古代。

「どちらを選んでも選んだ時点で負けている・・・」

しみじみ言葉を吐くデスラー。

「どちらかが撃たない選択をしなければならない。和平交渉を求む!」

ミルの前に銃を撃たない意思を表す古代。が・・・その丸腰の古代を撃つミル。その古代を庇ったのはなんと森雪。ヘルメットのバイザーが粉々に吹き飛ぶ・・・が血は出ていない。どこを撃たれたんだ?

この雪を見て、ミルが急激に心変わりします。記憶をなくした雪がどうして身を呈して古代をかばった?理解できない・・・・・私も理解できない。(笑)まるで愛しているかのように・・・4年間の記憶がないので愛していないです。ミルもまたタイプズォーダーであったことが判明。しかも次期ズォーダー大帝となるべき男であった。ミルの1000年続く憎しみを断ち切る、和平交渉に応じるとの言葉に目を見開く古代。森雪の負傷の代償で得られた希望の光。

次の瞬間、銃撃。倒れるミル。・・・・誰が撃った?

「総統、ご無事ですか!」

撃ったのはガミラス一般兵。

「なんという愚かな・・・」

落胆するデスラー・・・

千載一遇の機会を逃した一瞬であった・・・・・ミルが死んだ瞬間、衝撃を受けたガイレーンと桂木透子。ガイレーンはわかるが、なぜ桂木?しかもなぜかそのミルの遺体をヤマトに持ってきてるし・・・・その亡骸に泣いてすがりつく桂木。1000年前にオリジナルサーベラーであった桂木とズォーダーとの間にできた子供。ズォーダーには生殖能力がなかったか?クローンだったか。ゼムリア人によって自分と一緒に殺された子供と同じように、タイプズォーダーのミルが殺されてしまった。

画像新宿ピカデリー。11階までエスカレーターで上がりました。初めて来ましたが、新宿三丁目にあるんですね。

「ノイ・デウスーラはトランジット波動砲の輻射からヤマトを守る・・・」

反波動格子はキーマンが持ってきたので、ガトランティス帝国製のノイ・デウスーラとはいえ、秘密のガミラス技術が組み込まれていたとしても不思議はありません。(笑)じゃあ、前回、白色彗星の前に出てヤマト単艦でトランジット波動砲を撃っていたら、ヤマトはガス体を吹き飛ばすために自滅していたのか・・・・・加藤が裏切って反波動格子作動させたから、波動エンジン停まってゼムリアに落ちてよかった・・・ということになる。

宇宙空間の甲板で宇宙服なしで別れるデスラーとキーマン。これはね、粒子フィールドで宇宙空間と大気空間を遮断してるの・・・ということにしておきましょう。ガミラス人は真空環境でも生存できるってのはナシで。キーマンはここでデスラーにガミラスの将来を託します・・・・これもおかしい。デスラーがキーマンにガミラスの将来を託すんでしょう?

さぁ、最終決戦、時間がありません。地球に迫る彗星帝国。地球に時間断層があることを知り、地球は殲滅せずに彗星帝国の一部として取り込むことになりました。

「ヤマトは?」

「そうだ我々にはヤマトがある!」

「さらば・・・」のオマージュですね。いやいや、地球のみんなも最新鋭のアンドロメダ含む大艦隊がほぼ全滅したことを目の当たりにしています。ヤマト1隻でなんとかなると考えるほどあさはかではないはずです。

地球と彗星帝国の間にワープアウトするヤマト。トランジット波動砲発射用意!つづけてノイ・デウスーラがヤマト前面にワープアウト。え?ノイ・デウスーラは波動砲貫通するの?

「トランジット波動砲発射!」

ヤマトから発射したのに・・・・ノイ・デウスーラの艦首で火の玉が大きくなって・・・・ビューンと。なんとまぁ、ガス体だけでなく、彗星帝国下部の惑星は吹き飛ばすわ、脚は吹き飛ばすわ・・・・過去最大級の波動砲です。

画像トランジット波動砲を撃ったヤマトの後方からガミラス艦隊がワープアウト。ガミラス軍は地球と共闘し、ヤマトを玉座に送り込む。デスラーの指示ですかね。

登場したのは次元潜航艇・・・・フラーケン!その手があったか!なんと4隻の次元潜航艇を使って、ヤマトを潜行させる。亜空間ですよね?彗星帝国中枢部まで亜空間潜行。ヤマトが宇宙空間で光る波の中を航行する様は、スタートレックボイジャーのようです。ただ・・・オリジナルではガトランティス側にも潜宙艦がいたような・・・・なので、全然攻撃されません。

最初からこれ使えばよかったんじゃないの?・・・・亜空間航行でも白いガス体は通過できなかったことにしておきます。「まもなく浮上ポイントだ。またの再会を。」・・・・次元潜航艇は無敵ですよね。激しい戦火の中にあっても次元が違うので、まったく平和です。2199でフラーケンに拾われた薮が数秒映ったのがよかったです。

桂木透子がコスモウェーブでカラクルム級艦隊をジャックします。まさにユニコーンガンダムのデストロイモード、サイコミュジャック。彗星帝国内部から雨後のタケノコのように生えてくるカラクルム級艦をヤマトの護衛に従えます。

「ラーゼラー!見せてもらおうか!」
「さらば・・・」の時は帽子を脱いだ次元大介だと思ってましたラーゼラー。ここで登場です。何をするのかと思ったら・・・サイコミュ攻撃です。(笑)同じように大艦隊を意思で操ります。

さぁ、ここから登場キャラが何人死ぬのか。「右舷後方被弾!」第一艦橋にいた徳川さんは機関室に行かねばなりません。「エンジン出力低下・・・しかし航行に支障なし・・・・」いや、死ぬような被弾はなかったような・・・

医務室被弾。死ぬのは佐渡先生かと思ったら、アナライザー。「こいつの替えはきかんのじゃ!」いえ、データバックアップで大丈夫と思います。

第一艦橋被弾。土方艦長ががれきの下に。「古代、あれを見ろ。敵艦載機射出口だ。あそこから内部に入り動力源を破壊する以外勝つ方法はない。」というのかと思ったら、カラクルム級はまだ桂木透子の支配下にあるからあれを有効に利用して、航空隊を守って中枢部へ行けとの命令です。

「古代。次の艦長は君だ。未来をつかめ・・・・」

で目を開けたまま絶命。

ドーン、「土方前艦長の命令を決行する!」ここはオリジナルと同じですね。コスモゼロに乗り込んで先行部隊を指揮する古代。艦長、艦を離れちゃいかんでしょう。スタートレックも同じですけど。マジックハンドのような形状の攻撃機イーターに自ら乗り込み、複数機をサイコミュで操るラーゼラー。そのラーゼラーの機体に気づく加藤。加藤の死亡フラグ多数。真琴に会いたい。翼を肩車してやりたい。絶対生きて帰るからな・・・・

次の瞬間、コクピットにある真琴と翼の写真に血が飛び散り、ふと見上げたキャノピーには銃弾の貫通した穴が・・・・森雪同様、どこを撃たれたんでしょう?

「ざまぁねぇな・・・・でも父ちゃんは最後まであきらめない!」

ラーゼラー機を撃破し、爆発の光の中に飲み込まれるブラックバード。死んでないんじゃないかと・・・・轟沈するアンドロメダから山南さんを救出したぐらいだもの。

月から地球へ避難する真琴と翼。(この後、月はズォーダーに吹き飛ばされますから、逃げて正解でしたね)

「翼、知ってるか?お前の父ちゃんかっこいいんだぞぉ。」

この時に弟の加藤四郎はどこにいるんでしょうね。



コスモウェーブで玉座までの門を解放する桂木透子。「子供を二度も殺されたのだぞ。」コスモウェーブでオリジナルサーベラーこと桂木透子に語りかけるズォーダー。「あなたは誰よりも人間だった・・・」心を持たぬはずのガトランティス人が心を持ってしまった・・・それは人間。白いヤマトの女性制服姿の桂木。ヤマトの乗組員になった。

「そこか!」

誘拐犯からの電話を逆探知するように話をのばしていた・・・ガンダム00の劇場版で登場した、あのちっちゃくって無数に飛んでくる虫の大群みたいなのが飛んできて、桂木のいる自動航法装置のカプセルを直撃、貫通。ヤマト、真っ二つになるくらいの被害だったと思うけど・・・健在。主砲1発がかすって撃沈する敵戦艦とは違ってすこぶる丈夫なヤマト。桂木透子は絶命。解放された門は遮断され、玉座までたどり着けたのは古代と山本の二人のみ。

玉座にはズォーダーとガイレーンの二人のみ。しかし複数のニードルスレイブが古代と山本を取り囲む。

「もうあの女の加護はないぞ。」

「は、透子さんが・・・・なぜ!」

「なぜと問うか?引き金を引かぬと言ったお前が・・・」

いや、もうここは2199からの流れで2202の冒頭から抱えてる問題です。スターシアと約束して波動砲を撃たない、でも撃ってしまった。ミルに対しても引き金を引かない和平交渉を申し入れると言いつつ、戦いながら玉座まで来て銃口を向ける。古代の言動と行動の矛盾を突きつけられています。ズォーダーは、だから人間を滅ぼすと言っているのだから、ここではズォーダーの方がスジが通っています。ましてや時間断層なるものを手に入れて無尽蔵に艦隊を作って破壊攻撃を続ける地球こそが悪にも思えてきます。

そこへ斎藤と永倉の機動歩兵が到着。ニードルスレイブをやっつけますが・・・・話し合う余地があると申し出る古代に対して、話し合うと言った未来は死んだと落胆。では自分がその未来になればよいのでは?・・・・と言いたげな古代ではあったが、そこへニードルスレイブの槍が飛んできて・・・・・ズォーダーをかばいガイレーンが身代わりに。血まみれのガイレーンを抱くズォーダー。

タイプズォーダーは、ガトランティス人でありながら、心を持ってしまう・・・いや、タイプズォーダーではなくとも以前、ゴーランドとノルの関係の中にも親子に似た不思議な感覚が芽生えていた。ガトランティス人も人間なのか・・・・何かを悟ったズォーダーはゴレムを自ら発動。それはガトランティスの自滅を意味する。

「まて、やめろ!」

古代はゴレムの発動に待ったをかけた・・・・・それは何を意味する。ガトランティスとの和平か?・・・・ありえない。やはり古代の言動と行動の矛盾がわからない。とにかく脱出。

ゴレム発動によりガトランティス人は次々倒れ・・・ゲーニッツも何も活躍しないまま絶命。しかし、ズォーダーは死なない・・・・タイプズォーダーの特権なのか?心を持った人間になってしまったからなのか?

崩壊する彗星帝国。しかし、中心部に異常な重力が・・・てっきり超巨大戦艦が出てくるのかと思っていたのですが・・・キーマンと斎藤がそこへ突っ込むって・・・・これ必要あったかなぁ。「慌てず急いで正確になぁ」を言わせたかっただけ?キーマンのツヴァルケに波動削岩弾がまだ残ってる。これを使おうって・・・・なんで残ってるんだよ?

「さらば・・・」で斎藤が死ぬのは動力源でしょう?であれば、玉座に行く途中か帰る途中で殺すべきでしたよね。「古代、お前は帰れ!」って、泣きながら帰る古代がよかったんだけどなぁ。死ぬ場所がなかったので、結局、斎藤はここで死にました。キーマンと山本がデキちゃったのはいいですけど、その描写があまりに少なく、なのでここで死に別れになってもまだ付き合い始め?で、そこまでの熱愛関係じゃないじゃん?って感じですかね。この二人の関係は必要だったかなぁ・・・・結局、山本も爆風に巻き込まれて死にました。

彗星帝国・・・・これで止まらず・・・ズォーダーが操るコウモリか悪魔のような姿で、エネルギー砲を射出。月の3分の1を吹き飛ばした。・・・これこれ。オリジナル踏襲。やっぱり人類は抹殺するつもり?なんで?なんのために?結局、自分はガトランティス人でありながら、ゴレムでも死ねなかった、我が子を殺された昔年の恨みをはらすため?人間はダメだから?自暴自棄?

ヤマトは波動エンジンが臨界寸前でもう危ない。「総員退艦!」ここは単純にヤマトが爆発しそうなので退艦を命じたわけだから、前回、白色彗星の目前でエンジン停止した時の島の「イヤだ!」もなく・・・「さらば・・・」の時の「俺は命を替えに行くんだ・・・」という強引な古代の説明もなく・・・・みんなが脱出する時に古代と森雪を忘れて脱出しました。点呼取れよ。(笑)

「古代が残っている!」

艦橋を通り過ぎる時に島が古代を見つけます。完結編の時の沖田艦長のように。ありえないです。しかもその後に森雪まで隠れてましたって・・・・この森雪は4年間の記憶がない森雪です。古代と残って一緒に死のうだなんて思うはずもない。そして・・・・臨界に達した波動エンジンの周辺に高次元空間とのつながりができて、テレサがやってきたって・・・・ヤマト2と同様にテレサが彗星帝国を処分してくれれば・・・・と思いましたが、一緒に自滅・・・・

なんかあっけない最後だったなぁと・・・・これで終わりか?と思ったらいきなり半年後。
時間断層にヤマトが戻ってくるって・・・・・おいおい。しかもなぜか山本玲ひとりだけ生還させるって。山本はメッセンジャーとして帰されたらしい。

>ん?もしかして・・・・その特異点はワームホールかなんかになったんじゃないのかな?最後の方で何かに使われそうな予感がする・・・第2章で時間断層が初めて出てきた時に、私はこう予言していましたが、見事に当たりましたね。(笑)

古代と森雪は高次元空間でまだ生存している・・・・・なんじゃそりゃ?もう宇宙戦艦ヤマトではなく、エヴァンゲリオンになってしまいました。

そして・・・高次元空間から戻ることはできたとしても、行くためには膨大なエネルギーが必要となる。時間断層のエネルギーを利用すればそれは可能であるが、そのために時間断層は消滅してしまう。たった二人の人命を救うために時間断層を引き換えにする?割りに合わない。真田さん自身も言いますが、それを国民投票で決めると言うのです。これまたありえない。

そして国民投票。地球連邦軍芹沢の演説のあと、演説に向かう真田さんとすれ違いざま「君たちが羨ましいよ」・・・この一言でいい人になりました。以下、真田さんの演説。




ある男の話をさせてください。
どこにでもいる、ごく普通の男です。人を愛し、人が造る社会を信じ、
地球が滅亡のふちに立たされたときは、イスカンダルへの大航海に加わった。
そして帰還した後は、皆さんがそうであるように、
地球復興のために身を粉にして働いてきた。

彼が望んだのはただ一つ、
イスカンダルとの約束を守ることです。
しかし、戦後、地球が置かれた状況は、それを許さなかった。

裏切られた・・・その思いは間違いなくあったでしょう。
だからテレザートから通信が届いたとき、 彼は反乱覚悟で飛び出した。

宇宙の平和に貢献できる地球人でありたい、という願いにかけて。

しかし、その結果は・・・・・・
彼は、誰よりも多く波動砲の引き金を引くことになりました。
生きるために、守るために、彼は自分の心を裏切ってきた。
無論、抵抗はしました。

事あるごとに、和平を訴え、
自分一人の身で済むならと、敵の銃口に身をさらしたことさえあります。

しかし、全ては裏目に出て・・・
結局彼は、自分の命まで武器にしなければなりませんでした。

それで地球が救われたのは結果論でしかありません。
彼は、彼を愛し、運命を共にした森雪ともども、
決して英雄などではなかった。

彼はあなたです。
夢見た未来や希望に裏切られ、
日々何かが失われるのを感じ続けている。

生きるため、責任を果たすために、
自分で自分を裏切ることに慣れて、
本当の自分を見失ってしまった。

昨日の打算、今日の妥協が
未来を、自分を食い潰してゆくのを予感しながら、
どこに向かうとも知れない道を歩き続ける。
 
この過酷な時代を生きる無名の人間の一人、
あなたや私の分身なのです。

ですから、引け目は感じないでいただきたい。
英雄だから、犠牲を払ってでも救う価値があると考えるのは間違っています。
 
もし、彼と彼女を救うことで自分もまた救われると思えるなら、
この愚かしい選択の先に、もう一度、本当の未来を取り戻せると信じるなら、

ぜひ二人の救出に、票を投じてください。
数字や便利さ、効率を求める声に惑わされることなく、自分の心に従って。

未来はそこにしかないのですから。




国民投票の結果が出る前に、ヤマト乗組員はヤマトへ出航準備のために行きます。投票の結果、反対であったとしても行ったかもしれません。

そして高次元空間の古代と森雪・・・・もう、これなんだろうって思いますね。古代は時間を超越した空間でいろんな未来の結果を見たんだと思います。引き金を引かずに築く平和な未来・・・・結局、そんなものはない・・・・絶望し、自信をなくす古代に「古代進は地球を救ったぞー!」たしか2202の最初の頃の森雪のセリフですね。そうそう、森雪は4年間の記憶も取り戻して、全ての記憶を取り戻した新たな森雪になりました。めでたしめでたし。(笑)その森雪が諭してもまだ煮え切らない古代・・・・なんか違うんだよなぁ。がっかりです。

そこに子供の手が出てきた・・・・古代と森雪の間にできるはずの未来の子供?それで思い直して現世に戻ってきたって・・・・・ヤマトも古代も森雪も健在。めでたしめでたし・・・・になるわけないじゃないか。(涙)なんでこんなになっちゃった?これが真実のラストなのか・・・・・やっぱり「さらば宇宙戦艦ヤマト」で終わってよかった。

制作側の要望があって、こうなったという話も聞きました。明らかに次回作のためです。私はてっきり今回は古代アケーリアス文明が作った滅びの方舟だったから、星巡る方舟に出てきたやつらが責任をとって出てくると思ったけどなぁ。出てこなかったですねぇ。

宇宙戦艦ヤマト2202は全体としては・・・・残念な結果となりました。2199はよかったんですけどねぇ・・・・なんでこうなっちゃったですかねぇ。最後は沢田研二の「ヤマトより愛をこめて」・・・・2202の第1章のエンディングもそうでしたが、完結の第7章も同じ。40年前、私が14歳の時に観た「さらば宇宙戦艦ヤマト」のエンディングで流れた曲はそのまま使った。

当時はみんな泣いてたよなぁ・・・・まさか40年後にリメイクされてこんなカタチでまたこの曲を聴こうとは・・・・思わなかったです。14歳の時の自分に教えてあげたい。当時は中高生でいっぱいだった劇場(当然、アニメの映画を観にくる大人はいなかったです)でしたが、現在は・・・当時の子供がおっさんになって観にきています。しかも中高生は皆無。どういう時代だよ。劇場の写真、私の前にいる髪の毛がないおじさん・・・というか、おじいさんでしたよ。真剣に観てました。

次は・・・暗黒星団帝国のを作るんですよね?200年後の地球が敵ってことかな?

それともまさか、ヤマトよ永遠にをとばして・・・・中途半端で打ち切られたガルマンガミラスとボラー連邦が出てくるヤマトⅢのリメイクじゃないよなぁ・・・・それだと完結編につづいて、復活編につづくけど・・・・復活編のつづきとYAMATO2520のつづきはもうやらないのね?・・・え?全部まとめてリメイクするのか?俺、生きてるうちに見られるのかなぁ・・・・

この記事へのコメント

罪モデラー
2019年03月17日 19:44
YAMATO2520の前に復活編の続きが(通常版、ディレクターカット版)(^_^;)
けいつー
2019年03月17日 23:49
>罪モデラーさま
そうですよねぇ。復活編のつづきがずっと気になってます。森雪が行方不明のままです。
フリーダム
2019年04月24日 15:07
なるほど・・・、ちっとは別の展開を期待いていたんだけど、結果・・残念でしたね。
しかし・・・いつまでヤマトのリニューアル続けるのでしょうか?
復活編、大御所が死んで没になったと思ったらまだやるの?ホント、すっぽんぽんになって行方不明になった森雪、どこへ行ったのでしょうね?テレザート星へ行って、名前変更したのでは??
けいつー
2019年04月25日 21:44
>フリーダムさま
まぁ。残念な結果で・・・・ヤマトもガンダムのような商売をしたいんだろうなぁとは思います。いっそのこといくつも並行世界のヤマトを作ってもいいと思うんですけど・・・・あ、それが2202なのか。(笑)完結編でせっかく誤診だったって生き返らせた沖田艦長をまた殺すって、悪趣味もいいところです。すっぽんぽんの雪、テレザートへ行ったんですね。(笑)
フリーダム
2019年04月26日 10:13
そうですねぇ~。ガンダムはオペレーティングシステムの頭文字を取ってガンダムとしているので、色々な時代設定やらモデル変更などできるんですが、ヤマトと言ったらあの形ですから、武器、レーダーシステムのマイナー変更しかできないので展開が望めないのが欠点かと思いますね。
リニューアルや復活とかなくして、新たに時代設定を変えて沖田艦長の息子や古代、島、真田の息子、娘の登場とし、ヤマト同形艦のムサシ、宇宙空母シナノとか出し、艦コレ状態の展開へ持って行けば、新たなファンが増えるのではないでしょうか?
いつまでも親父(西崎)の栄光にすがっているのは止めてもらいたいもんですね。純粋のヤマトファン(さらば宇宙戦艦ヤマトまで)なら、そう思いますね。
けいつー
2019年04月30日 08:36
>フリーダムさま
ガンダムSEEDはそうでしたね。F91は「むかしこういう顔のモビルスーツあったよね?ガンダムだっけ?」でガンダムF91だったり。まぁ、どういうこじつけでもいいですね。ヤマトは例の2520でそれをやろうとして失敗・・・・あれ?まだ続けられますよね?(笑)まぁ、でもヤマトじゃないよなぁ。たしかにアンドロメダやアルデバランじゃなくて、艦コレ的に実名艦を増やしてもいいですよね。

それはともかく、また新たなリメイクにぶーぶー言いながらも観てしまう・・・・ワナにはまってるオヤジです。

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