映画サロン vol.87 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第5章煉獄篇」（長文ネタバレ注意）
実はコレも見てまして・・・・第４章から４ヶ月。テレザート星のテレサの話を聞いていて・・・・出てきたのがデスラー・・・・で終わりました。「さらば・・・」とはまた違う。デスラーがテレサによってテレザートに召喚された・・・・大いなる和（大和やまと）のために。しかも彼の過去の記憶を自由に映像としてみんなに見せることができるらしい。「私に何をした！」とデスラーが怒るのも無理はない。テレサ、高次元生命体という設定・・・・反物質でできているということではなく、なんかもうよくわからない存在になってしまった。
テレサはそこにいるのではなく、映し出されているだけみたいな・・・・彼女によると、この宇宙全体が壊滅するって言ってなかった？
デスラーの過去は・・・ガミラス本星は100年後に崩壊する。だから移住できる星を探さなければならない。ガミラス人はガミラス星の環境でしか生きられないので、他の惑星をテラフォームする必要があり、だから地球に遊星爆弾を降らせて、それを行なった・・・・・嘘でしょう？わざわざ１４万８千光年も離れた天の川銀河の地球じゃなくても、途中にいっぱい惑星あったじゃん？もうツッコミどころ満載。
ガミラス艦隊も地球との和平交渉の後は健在しているはずなんだから・・・・デスラーはなんでガトランティス帝国に仕えていたのか。
ヤマト2202は全７章の予定だから、あと２章。これ終わるんかな。オリジナルの「さらば・・・」からまたいっぱい矛盾が増えてるような気がして、それ全部収拾つかないんじゃないかと思う。
謎のキャラ、キーマンは、亡くなったデスラーの兄の息子だった。反波動格子をヤマトに仕込んで、何がしたかったのか・・・・・デスラー側へ行ったと思ったら、またこっちに来たみたいな・・・・で、山本に助けられて、ラブロマンス作る必要があったのか？
反波動格子は、実はトランジット波動砲を開発するのに必要だったから、なんかわからないけどキーマンが波動エンジンに入れた・・・ってことにしかならないじゃないか。これ、復活編のヤマトが装備していたトランジッション波動砲かな・・・・と思ったけど、あれは単純に六発続けて波動砲を撃てるだけ。今回のトランジッション波動砲は、何倍ではなくて、何乗倍って言ってましたから、１００倍、１０００倍、１００００倍・・・・どこまでいきますか？
そんな波動砲、艦がもたんわ。（笑）まぁ、そのくらいの威力じゃないと、あの数百隻はいただろうか・・・・アンドロメダ級含め波動砲艦隊でもダメだった・・・・拡散波動砲から収束波動砲に切り替えたもんね。・・・・白色彗星帝国を撃破できないでしょう。
山南さんのアンドロメダ・・・・撃沈かと思ったら、アポロノームが押してくれて助かったって・・・・・
一方、地球の特異点、時間断層の中にいたシマシマの研究艦、プロメテウス。どうもスタートレックファンがヤマト制作スタッフ内にいるとしか思えん。ヤマト二番艦の「銀河」をあそこで作ってたんですね。プロメテウスの中は時間断層の影響を受けない？そんなことできる？時間が早く流れないってことは、ものすごい早送りで時間断層内の工場が動いているのよ。どうやって管理するのやら。
白色彗星のガスが除去されたら・・・・出てきたのは土星よりも大きい・・・・得体の知れないガトランティス帝国。要塞の下に惑星が3個くらいついてました。土星の大きさって知ってる？・・・・直径が地球の９倍です。これを最終的にはヤマト１隻でやっつけます。・・・・・ん？なんか６章でヤマトが撃沈されるような布石がありますが・・・・・トランジット波動砲を撃って壊れちゃうのかなぁ。
それで、実は時間断層で作ってたヤマト二番艦の銀河は、さらに改良を重ねて、その１０倍の威力がありますって・・・・乗り換えちゃうのかな。どう見てもあれカッコ悪いけど。だいじょうぶかなぁ。ヤマトに乗れずに地球に残った人たち、なんかいましたね。
加藤の子供の病気を治すために、反波動格子を作動させた・・・・桂木透子の目的がいまいちわからん。加藤もいくら自分の子供がかわいいとはいえ、1人の命と、ヤマト乗組員、また他の地球艦隊も危険にさらすんだから・・・・・どう考えてもその選択肢はないでしょう。なんかおかしい。
今回の第5章、煉獄篇は・・・・総合評価５０点かな。
ヤマト2202・・・なんか、やりすぎちゃったかなぁ・・・・・・って感じで、どうなっちゃうんでしょうねぇ。これ、また終わったら、次は暗黒星団帝国のやつ、作るんかな。
この記事へのコメント
アクエリアスのやつって・・・・完結編ですね。あれも佐渡先生の誤診だったって沖田艦長蘇りましたからね。それもリメイクいいかもしれません。（笑）あ、それでヤマトは沈没しちゃいましたね。やっぱりめちゃくちゃです。