映画サロン vol.78 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章 発進編」(ネタバレ注意)

前回の第1章から3ヶ月。古代進が月面基地へ隠密で行ったというところで終わりました。ヤマト発進しない・・・・
今回は発進編ですから、発進します。(笑)MOVIX亀有のポスター、直筆サインがあったのは、監督の羽原さん(カントクって書いてるし)とシリーズ構成の福井さん、声優は島大介役の鈴村健一と、南部役の赤羽根さんの4人なのね。微妙・・・・古代と雪役じゃないんだ。


こんなに人がいっぱいなのは、シネマコンプレックスになってから初めてじゃないかなぁ。満席になったのは見たことないです。多くても30人ぐらいですよ。松本では。(涙)私が見るような映画はほとんどお客さん少ない。アニメ映画の方が多いくらいです。本当に、映画人口どうなってんだよって感じで・・・・あぁ、そういえばヤマトもアニメでした。
劇場に入る際にもらった来場者プレゼント。3枚の資料が入ってました。
本題、本題。古代が月面基地に行ったのは、ガミラス軍のバレル大使から今回の近しい人からのメッセージの夢を見たという件の情報をもらうため。テレザート星の方向から精神エネルギー波が出ていることが関連している。一種の救難信号だと。ガトランティスがテレザート星を包囲している・・・・だったかな。テレザート星へ行くべきだと古代が言い始める。
藤堂長官に進言するも却下。旧ヤマト乗組員は更迭。・・・あ、そういえば、コスモリバースが取り付けられたヤマトから、コスモリバースをはずすくだりが、早回しで説明されたような・・・・前回、落下してくる大戦艦を主砲(たぶん波動カートリッジだと思う 波動エネルギーが異常反応するのは暗黒星団帝国だったけど・・・それに匹敵するぐらいの威力だった)で吹っ飛ばしたヤマトは、コスモリバースなくなって、波動砲がむき出しだった。

月に行った古代、地球の本当の姿を見て来いとバレル大使に言われ・・・・キーマンと地中か海中深くパワードスーツみたいなのを着込んで、厳重な施設の中へ入って行く・・・・
「通常の人間がいられるのはせいぜい10分だ」
何のこと?・・・・セントラルドグマみたいなところに巨大な古びた要塞。アンドロメダ級の戦艦が量産されている。
「時間断層・・・・コスモリバースの副作用で、時間の流れの違う特異点が発生した。ここでは外界の10倍の速さで時間が進んでいる。わずかな期間でアンドロメダ級が5隻もできた理由はこれだ。」
なんだ?こんな設定、必要か?コスモリバースはヤマトからはずされて停止してるのに、まだその副作用は維持されてるのか?しかも、その特異空間をガミラスも利用していて・・・・地球政府とガミラス政府の一部だけが知って、隠している。これ必要かなぁ。この内部と外部は通信すると、時間の流れが違うから、外にいる人からは、加速装置で動いてる人間がしゃべってるように見えて、中にいる人からは1/10スローモーションで動いてるように見える・・・・これって、光速で地球から遠ざかる人と、地球の人の関係に似てる。時間の流れが違うウラシマ効果ですね。
あれ、真田さんが前にアンドロメダは、自動工場で作ってるって言ったか?攻撃するのが自動って言ったか?人がいらないって・・・・自動工場はこの時間断層の中の工場のことだったのかなぁ。それなら人がいないから10倍のスピードでモノが作れるってことでいいけど。ん?もしかして・・・・その特異点はワームホールかなんかになったんじゃないのかな?最後の方で何かに使われそうな予感がする・・・

地球に残ったヤマトメンバー、新見女史もいますから、そのメンバーで忘れた頃に強力なメカと共にヤマトを助けに来るんじゃないでしょうか?時間断層も地球にはありますんで、なんでもできそうな気はします。
「微速前進0.5」
前と同じです。
「フライホイール接続、点火!」
「ヤマト発進!」
前と同じです。海中からずばぁぁぁぁっと上がってきて、波動エンジン点火、艦体の左舷側をなめて・・・・・もうちょっと重々しく持ち上がって飛んで行ってほしかったなぁ。このシーンはいつ見てもいいですねぇ。
戦闘衛星は、ショックカノンで壊しちゃった。(笑)じゃまだもん。
反逆罪のヤマトは、山南艦長のアンドロメダと単艦勝負。波動防壁がまだ使えません・・・・あれがまだ倉庫にあったとは・・・・あれを使おう。真田さん、間に合うんですね。アステロイドベルト・・・・岩盤に覆われたヤマト。兜のツノみたいな艦首はなんか昔、松本零士の漫画に出て来た船に似てたぞ・・・・怒られないかなぁ。
しかもアンドロメダの主砲でその岩盤ふっとばされるし。岩盤がなくなる直前で波動防壁が起動。それが効いてると正面衝突でもお互いに大丈夫なのね。
「総員、衝撃に備えろ!」
ドメラーズは一歩も引かん・・・・を思い出しますね。艦隊戦ってこういうのかね。
ところ変わって第十一番惑星。冥王星までで9個ですが・・・・10個目もあったかな?冥王星は惑星じゃないってこの前言ったけど、やっぱり惑星にしたんだっけかな?楕円軌道の十一番惑星。ここは地球と通信ができないのかなぁ。ガトランティスに攻撃されますが・・・・助けを呼んで来いって、空間騎兵隊の女隊員の永倉がシャトルで脱出。
ガトランティス・・・容赦ない攻撃。壊滅状態。奇跡的に助かったガミラス人の女の子。この子も今後、物語に関わって来るのでしょう。

コスモタイガー隊も合流。月からはブースター装備のコスモタイガーで加藤がヤマトを追いかけて来た。加藤と真琴も次回の純愛のひとつなんだろな。森雪は、オリジナル同様、古代からヤマトには乗るなと言われて乗ってないことになってる・・・・佐渡先生のところに隠れてると思いますが・・・・
永倉のシャトルをヤマトが救出し・・・・ガトランティス軍がいる第十一番惑星に大気圏内ワープで来て、ロケットアンカー打って、橋の上でヤマト滞空。斎藤たちを救助。
追っかけてきたガトランティスのククルカン駆逐艦に上をとられるも、三式弾で応戦。ショックカノンじゃなくて、大日本帝国?の火薬の三式弾を使うのがいいですねぇ。やっぱり実体弾ですよ。これでククルカンを撃沈。やったと思ったら・・・・前回の大戦艦が5隻ぐらいじゃなかったっけ?ワープアウト。縦につながって・・・・例の雷撃旋回砲。縦につながると威力が倍増するらしい。波動砲みたいになりました。これがヤマトに直撃か?ってところで・・・・第三章につづく。
まったく・・・・いいところで終わりました。
スタッフロールのあとの次回予告。その大戦艦が無数に集まって、さらにすごいことになってました。あれで・・・・アンドロメダ艦隊が全滅させられるのかな。「さらば」ではアンドロメダは彗星に飲み込まれるだけだったけど・・・・さすがにあの数に対抗できるのは・・・・テレサしかいないだろうな。ヤマトじゃ無理。え?デスラー?いろいろ妄想が尽きません。
第三章は10月14日ですから、3ヶ月半後です。お楽しみに。
この記事へのコメント
行って来ましたよぉ。やっぱり劇場の方が同じようなオタクオヤジがいっぱいで、連帯感ありましたよぉ。(笑)友達にはなりたくないですけどねぇ。
でもね~、あたいの「ヤマト」は中学生の頃にみた、あの画風の「ヤマト」のまま終わってます~。デスラー総統が大好きだった中学生のあたい。
まぁ、中学生の時に見たヤマトで終わったというのもわかります。今のリメイクは、また違うものになってますから。
当時、古代や島でなく、デスラー総統が好きだったって女子は聞いたことなかったなぁ。
なるほど、せつないところにも女子は惹かれるのね。
あ、私もせつない男じゃないか?(笑)