映画サロン vol.75 「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」(ネタバレ注意)

無限に広がる大宇宙・・・・だから愛が必要だ。・・・・この宇宙から根こそぎ苦痛を取り除く、大いなる愛が。そうは思わんかテレサ・・・
ナレーションちがう・・・広川太一郎じゃない・・・と思ったら、大帝ズォーダーだった。広川さん・・・だいぶ前に亡くなってるし。
西暦2199年から3年後・・・え?イスカンダルに行って帰って来たのが2200年だから、復興2年の話だよねぇ。ここまで復興するもんかねぇ。まぁ、オリジナルは復興後3年じゃなかったかな。元ヤマト乗組員はバラバラになって、古代進もゆうなぎの艦長で・・・ガミラス艦隊と地球防衛軍艦隊の連合で、ガトランティス艦隊との艦隊戦。「星巡る方舟」で出て来た火焔直撃砲のメダルーサ級が2隻。ガミラスのゼルグート級の戦艦、艦首にバリケードのような真四角のシールドを付けてます。こんなんで火焔直撃砲防げるんかい?
あれって、有視界で見えないくらい離れてる距離から、突然撃たれるから効力があったのに、そんな近距離で撃っちゃいかんでしょう。それよりも大戦艦の微小ビットの雨あられ砲撃の方が大打撃与えられるって?で、そんなやつよりもすごいのがアンドロメダの拡散波動砲?そういえば主力戦艦は出てこなかったなぁ。あれも波動砲装備してるけどなぁ。なんで古代進はそういう艦に乗せてくれなかったのかなぁ。
ガミラスは同盟軍。たしかに2199の終盤、イスカンダルのスターシアの仲介により、ガミラス軍と地球軍は停戦状態というところから発展したのだろう。デスラーはたぶん後から出て来るとは思うけど。ここが「さらば」とは状況が違ってる。「さらば」では、ガミラス軍はガトランティスの傘下にくだっており、再会は奇襲の艦隊戦だった。「彗星帝国に身を寄せていたとはいえ、心ははるかに君たちの方に近い」というデスラー死に際のセリフは吐けなくなったなぁ。
アンドロメダの艦長は土方さんじゃなくて、山南さんだったな。2199のラストで、スターシアから波動エネルギーを波動砲に転用しちゃいけませんって怒られて、封印されたのに・・・・「あれは一艦長が勝手に約束した事であって、地球の総意ではない」と、反故にして波動砲装備の艦をいっぱい作っちゃった。古代進はここでイラッときてます。

下から押して軌道を変えるんだ・・・・落下する大戦艦の下にもぐって、ゆうなぎで持ち上げる古代進。思わず地球に落ちるアクシズをνガンダムで持ち上げるアムロの姿とダブったよ。(笑)
で、森雪から古代進に秘匿回線。真田さんっぽい。「そんなことが短時間にできるんですか?」 「できるんです。軌道データを送れ!」
改装中のヤマトのエンジンかけて、ガントリーロック解除して艦を傾けて、主砲を真上に向けて撃つ。あれ、波動カートリッジ?まだ開発されてなかったっけ?三式弾では大戦艦消滅しないもんね。ショックカノンで撃墜できるか?なんか武器の効果がインフレ状態のような気がする。大戦艦の大きさが大きくなったり小さくなったり・・・・十字架の岩石の中から出て来たときは、ゆうなぎで持ち上げられるような大きさじゃなかったと思うけど。
ヤマト・・・コスモリバースシステム取り外されてる。これは古代、真田さん、いいのか?
その大戦艦の残骸の中からガトランティスの兵士が1名生存していたって?・・・・それを生態研究していたら・・・・いきなり自爆。新見さんが重傷で・・・中原中也の詩集を読みながら真田さんが付き添ってた。
身体の大半がアンドロイド?それって暗黒星団帝国のやつらじゃない?と思ったら、ガミラス人のキーマン・・・キーマンって、ヤマトよ永遠にのアルフォン少尉の当初のキャラ名じゃないか。しかも容姿がアルフォン少尉っぽいし。


英雄の丘にかつてのヤマトクルーが集まって・・・・こんな地球にするためにイスカンダルまで行ったのか?と愚痴をこぼすのはオリジナルと同じ。その頭上をチンドン屋のようなネオンを点滅させながら轟音とともに通過していくアンドロメダ。「バッキャロ~!」という太田もオリジナルと同じ。(笑)
それから「古代、ヤマトに乗れ!」という夢を見て・・・・乗組員たちがみんな、亡くなった近親者から「ヤマトに乗れ」ってメッセージを聞いて・・・森雪は聞いてないって・・・・そりゃ死んだ近親者がいないから。テレサのテレパシーのようなものが、ヤマト元乗組員に「ヤマトに乗れ」という夢を見させているのか・・・その情報から軍部に監視されていて、キーマンから「月に来い」と言われる。隠密で月に向かう古代。

隠密で月にやってきた古代を回収するのが、アンダーアーマーのピチピチスーツに身を包んだ玲ちゃん。かっこいい。この下のアンダーウェアシーンもあったんですが、ヤマトは 2199以降、結構サービスショット多いですね。で・・・・第1章終わりですか?え?ヤマト発進しない?1時間ぐらいではありましたが・・・・・あっという間に終わった。これで1200円。第2章は6月24日。全7章、このパターンで毎回やるのかなぁ・・・・たまらんなぁ。テレビシリーズでやってほしいなぁ。
ラスト、「ヤマトより愛をこめて」・・・・沢田研二の歌で終わりましたねぇ。リメイクかと思いましたが、当時の音源のようです。懐かしいですねぇ。1978年・・・・中学校2年だった39年前のことが思い出されますねぇ。良くも悪くも2202は、2199を受け継いでのリメイクですから、真摯に受け止めましょう。
次回に期待です。
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