ウルトラQとウルトラマンゼロ

画像ウルトラQ、相変わらずHDリマスター版をファミリー劇場でやってますんで、見ています。1966年の作品なので、50年前の作品です。怪獣図鑑で写真だけしか見たことなかったガラモン。おなじみのダムを壊してるところです。

これ、宇宙からフワフワした隕石が落ちて来て、それを子供が発見したところから事件が起きる。その隕石から何か電波が出ている・・・・その隕石があった場所に案内してくれ。

あ、今度は巨大な隕石が落ちて来た・・・・電波障害が起きる。巨大な隕石からはガラモンが登場。あちこち壊しまくる。地球侵略のためのロボット?ガラモンはロボット?遊星人が送り込んだって一の谷博士は言ってたけど、なんでわかった?・・・・謎だ。(笑)

結局、ガラモンは電波を出してる最初の隕石を、金属のネットで覆うことによって、電波を遮断。コントロールできなくなって活動を停止するって・・・・あっけない最後。ウルトラQでは巨大怪獣を退治する方法がないので、毎回あっけないカタチで収束する。

ペギラ・・・・2回目の登場。南極の原子力発電所の事故で、南極が温暖化。この時点でもすごい状態だと思うが・・・・南極が暖かくなったので、ペギラは北極へ移動。その途中で東京に寄り道。東京を氷の世界にしてしまう。なんで?そのまま北極に行けばいいのに。当時の自衛隊の主力戦闘機、F86セイバーのミサイル攻撃を浴びても全然効かないのに、南極のコケに含まれるペギミンHを浴びると死んでしまうという・・・・なんとも不可思議。

「鳥を見た」はもっとすごい。ラルゲユウス・・・この怪獣も覚えてる。怪獣図鑑には影しか載っていなくて、一体どんな怪獣だったのかが子供の頃からの謎だった。地方の漁村に突如現れた謎の幽霊船。なんと10世紀の船。船の中を調べていると突然沈没。どうやって出て来たのかは不明。タイムスリップしてきたのでは?という推測が・・・・

この混乱に乗じて、みなしご(こういう表現も懐かしい)のサブローが船を盗んで、無人島で暮らしていた。そこへ一羽の手乗り文鳥が飛んで来た。ユリちゃんはこの文鳥を「ラルゲユウスだったわ」と言ったけど、どう見ても文鳥だけど。いや、そのラルゲユウスは大昔の巨鳥で、絶滅した。でも100年前に目撃されたことがある・・・・で、その幽霊船とラルゲユウスがつながって、時空を飛んで来た時に、文鳥に変身できる能力が身についたのか?自在に大きくなったり小さくなったりする。

小さくなったラルゲユウスはカゴに入れられて、東京へ移送されるが、巨大になって街を破壊してサブローのところへ戻って来て・・・・あいさつして南の海へ飛んで行った・・・・って、何も解決してない。漁村や街を散々壊して、巨大な鳥は逃げて行った・・・で終わってる。またやって来たらどうするんだよ?(笑)

とまぁ、こんな具合で・・・・やっぱり怪獣を退治する正義の味方、ウルトラマンが必要だったわけですね。

画像劇中に先々週行った、上野駅が映ってました。50年前の上野駅。また比較してみましょうね。



















画像そして、ウルトラマンオーブの後、いまテレビ東京で毎週放送しているのは・・・・ウルトラマンゼロ!これは何年か前に映画で放映されたやつだと思うけど・・・・・なんとなく知ってたけど、見てはいなかったのでちょうどいい。

ウルトラセブンの息子、ウルトラマンゼロ。大怪獣バトルウルトラ銀河伝説は見ていたので・・・・途中ダークロプスゼロが抜けてるけど・・・まぁ、いいか。

ゼロ、かっこいいですね。ダブルアイスラッガー。登場した時から言葉遣いが悪いです。頭の感じはウルトラマンレオに似てますね。セブンはアイスラッガーを飛ばすと、丸坊主になってしまって、マヌケな感じになりますが、ゼロはアイスラッガー飛ばしても、小さいツノらしきものは残ってます。そう、レオの弟、アストラみたいな感じです。

銀河伝説では人間には変身しなかったですが、今回は惑星アヌーのランの姿を借りることになる。ランの弟ナオと一緒にバラージの盾を探す旅に出る。あ、光の国がベリアルに襲われてるので、やっつけに行くのが本来の目的だった。

その別宇宙の旅の途中で出会ったのが、ジャンボットとグレンファイヤーとミラーナイト。これ、同じ円谷プロの特撮、ジャンボーグAとファイヤーマン、ミラーマンのリメイクである。姿は変わってしまったけど、面影あるね。BGMは昔のを使ってるしね。

ジャンボット・・・・宇宙船形態のジャンバードが変形してジャンボットに。オリジナルはセスナが宙返りして変形して・・・どう変形してジャンボーグAになるのか・・・・エメラルド星人からもらったんですが・・・・エスメラルダの王女が今回も出てきますので、まぁ踏襲してますね。ジャンボーグAは、ナオキがワイヤーでつながっていて、ナオキの動作と同じようにジャンボーグAが動くって操作形態でしたが、ジャンボットも弟のナオが、モーションキャプチャーで同じ動作をジャンボットがトレースするって・・・・踏襲してます。

ミラーナイト。鏡の世界を通り抜けられる。シルバークロス!ミラーナイフ!・・・同じですね。

グレンファイヤー。ファイヤーマンとはかなり姿が違いますが、火をモチーフにしたヒーローというところは同じです。なぜか、宇宙海賊と行動を共にしているけどね。

あと、一番左は・・・・まだ出て来てないんですけど・・・ジャンナイン。ジャンボーグナインのリメイクですね。オリジナルはジャンボーグAが壊れて、代わりにまたくれたのがジャンボーグナインだったような。左右赤と青ツートンカラーのホンダZが変身するのよね。

と、懐かしい特撮ヒーローが帰って来たので、興奮してしまった。(笑)そんなわけで50年前と現代の特撮を毎週、楽しみに見てます。

この記事へのコメント

2017年03月11日 19:55
1966年と言えば僕はまだ真面目な学生でしたが、そんな頃に今日に至るまで立派な大人を惑わす荒唐無稽な話が誕生していたのですね

>やっぱり怪獣を退治する正義の味方、ウルトラマンが必要だったわけですね。
には泣いてしまいました(笑)
けいつ~
2017年03月11日 20:24
>逹さん
私はこういう特撮、怪獣世代のど真ん中だったものですから、いまだにウルトラマンが抜けないオヤジというか、子供のままです。(笑)

この記事へのトラックバック

先月の人気記事!