映画サロン vol.73 「ラストエンペラー(オリジナル全長版)」
1987年 の作品。スカパーで年末にやっていたので録画したのを見た。オリジナル全長版、219分・・・・なんと、3時間39分。・・・長い。
劇場公開版は163分だったようなので、1時間近くカットされていたよう。公開当時、話題の映画として物議を醸した。アカデミー賞9部門受賞。すごい映画でしたが・・・実は私、今まで見ていません。公開当時に親父が見て、よかったというのを記憶しているけど、どうも難しそうな映画だったんで、若い頃の私は見る気になれなかった。
物語は、中国、清朝の最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の生涯を描いたもの。イタリア・中国・イギリス合作。日本人にとっては、大東亜戦争の前後の部分になるので、ちょっと辛い内容とはなりますが、まぁ、歴史は正確に認識しましょう。中国を含む三ヶ国が作った映画なので、内容はある程度信憑性はあるかと。こういう時代を乗り越えて、現代の中国小姐たちと私の関係があるわけですから。平和な現在に感謝です。(笑)
中国人の姓は一文字が多い。名前も一文字か二文字。日本人はどうして四文字の姓名が多い?と言われたことがある。以前、名刺交換の時に姓が二文字の中国人がいて、「中国では珍しいですね」と話したら、愛新覚羅溥儀の話になって、この愛新覚羅という四文字の姓は、たぶん中国人の中で最も長い姓だというのを話したことがある。
主演のジョン・ローン。この作品以外で、あまりこれといったものが思い浮かばないが・・・・ジョン・ローンで印象に残ってるのは、高島忠夫が、自宅にジョン・ローンが遊びに来たというエピソード。カレーライスを食べたとか、日本人の生活を見て感動してくれたとか・・・・それ以上に高島忠夫が興奮してたのが面白かったけど。
さて、映画の冒頭。清朝の光緒帝崩御により、西太后が溥儀を次の皇帝に指名し、わずか2歳で即位。前皇帝の弟が摂政となり、政務を司った。その後、西太后は自害したように見えたけど、実際は暗殺されたのかなぁ。溥儀は清朝の皇帝になったものの、その後の辛亥革命により中華民国が成立。清朝は紫禁城の内部にのみ形骸化し残す措置が取られていた。幼少の溥儀は閉ざされた空間で、外部で何が起こっているのかも知らされず、生活していた。
映画の中では孫文の後継者、蒋介石の名前がよく出てきたな。溥儀が住んでいた紫禁城太和殿は、北京にある明清朝の宮殿。現在では故宮博物館になっているところである。天安門はこの紫禁城の正門にあたる。まだ行ったことないので、いつか行ってみたいですねぇ。大気汚染で困っている北京ですけどね。
あと、武則天の唐の首都、長安・・・西安の城壁も見たいしなぁ。武則天の无字碑も見たいしなぁ。土の中にたくさん埋まってたという兵馬俑も見たいしなぁ。
物語は、さらに後の文化大革命の頃の中国、中国共産党に統一された中華人民共和国の時代の溥儀と、幼少の頃から成長する溥儀を回想するように交互に描かれている。大東亜戦争後は、国民党と共産党の国共内戦により、蒋介石の国民党が台湾へ逃げて・・・・映画の中でも庇護してくれていると信頼していた国民党が清朝の墓を荒らし、宝物を強奪して逃げてしまったという描写があって・・・・溥儀が呆然としてしまう・・・・中国人の間に信頼関係というのは成り立たないんですよ。
この中華民国が現在の台湾政府ですよねぇ。北京の故宮博物館には大したものがなくて、台湾の故宮博物館に本来の宝物があるってのは、ここからでしょうねぇ。あ、この前、北京にいた料理人もみんなその時に台湾に一緒に逃げたから、本来の中国宮廷料理も北京では作れなくて、台湾では作れるという話を聞いたなぁ。
范冰冰が出てた「武則天」は、それよりももっと前の「唐」の時代を描いているけど、この頃の中国の方が殺したり殺されたり、侵略したり、されたりと生臭い時代のように感じるけど、ドラマの中での人々の振舞い方や習慣のようなものが、清朝の頃にも残ってるなぁって感じた。溥儀が弟に言った「黄色は皇帝しか着てはいけない色」・・・というのは、武則天に出てくる唐二代皇帝の李世民がよく黄色の衣装を着ていたことからも理解できる。
どの時代も国土を治め、安泰な時代が続くと政府が腐敗して、衰退するってパターンかなぁ。本来の皇帝は、軍を率いて他軍を討伐して、のしあがってきた人たちなので、そういう皇帝たちと較べると、溥儀は平和に育った方なのかもしれない。徳川の幕末と同じかなぁ。
幼少の溥儀は、イギリス人家庭教師ジョンストンにより、西洋の文化を学び、オックスフォードに留学。大日本帝国に利用されて、満州国の初代皇帝に傀儡としてあがめられ・・・・大東亜戦争に突入しましたねぇ。そうか、満州の首都が、餃子をくれたママさんの故郷の長春か。元カミさんのお母さんも満州にいたと言ってたしなぁ。こういうのでつながると身近に感じるなぁ。笑笑ちゃんは満州の港、大連出身だしね。
日本が満州国を立ち上げた当時のアジアは、ヨーロッパの植民地にされていて、独立国は日本とタイと中華民国しかなかった・・・朝鮮半島なんか、外国から好き放題されていたのを日本が植民地化した・・・・いやいや・・・・言葉は難しい。そう考えると、日本はよく植民地化されずに国家を保ってきたなぁと感心する。
溥儀は昭和天皇が同じ皇族として扱ってくれた、と得意気に話したが、日本軍は溥儀が天皇陛下と同じとは到底思わず・・・・子供の頃から特別扱いされ続けた習慣はずっと抜けないまま・・・服もひとりで着られない、靴紐も結べない・・・・中華人民共和国の戦犯収容所に収監され・・・罪を問われる。
日本ではカットされてたという南京大虐殺の映像、細菌兵器の開発・・・日本軍の行動に溥儀も加担していたと罪を問われる。資金調達のためにアヘン生産・・・・なんともはや・・・・こういう時代だったんだろうなぁ。
特赦により収容所を出た溥儀は、一般市民として植物園に勤めるようになる・・・・暗殺されることもなく、生きながらえていたんだなぁ。中国共産党の紅衛兵が「革命無罪 造反有理!」とデモをする中、かつての収容所の所員たちもが悪人として引き回されている現場に遭遇する。彼を助けようとするも
「お前は何者だ!」
「庭師です」
としか言えない、自分の無力さを思い知る。かつては清朝を治めた皇帝であったのに・・・・
文化大革命の真っ只中、毛沢東率いる中国共産党時代の幕開けである。ここから近代、現代中国に続くのね。紅衛兵・・・・若い兄ちゃん、姉ちゃんたちが踊るように行進して行く。紅衛兵はこの後、中国全土で暴走することになるんですが・・・・それで人民解放軍が結成されて、鎮圧すると・・・・で、現在に至る?それははしょりすぎか。(笑)
国共内戦は、アメリカが支援しなくなった国民党が台湾へ逃げて、ソ連が支援する共産党が勝利して、日本が満州に築いた近代産業やインフラを接収して、毛沢東が中国全土を統括できた・・・・んですよね?
栄枯盛衰。中国は大昔から栄えて滅びての繰り返しですから・・・・いや、それはどこの国も同じか。
最後に、庭師溥儀がかつて住んでいた紫禁城、この時は故宮博物館になってますが・・・チケットを買って入り、かつて座っていた玉座に腰掛ける・・・・・タイトル通り、ラストエンペラー・・・・なんとも哀愁を感じます。
映画の中で描かれているのはここまでですが、溥儀はこの後、癌を患い、享年61歳、1967年に亡くなります。wikiにはチキンラーメンが好きだったとあるけど・・・・ほんとかなぁ。(笑)
総合評価は65点ですかね。この超大作は映画館で見るには辛いですね。長すぎる。実際に起きたできごとの歴史映画ではありますけどね。あまり学校では詳しく教えられない近代日本史。生臭くて興味深い時代だと思うんですけどねぇ。これ、今のキャストと技術でリメイクしてもいいんじゃないかなぁ。
あと、ひとつ残念なのは、登場する中国人がみんな英語をしゃべってる。吹き替えで英語なのか?周辺の脇役は中国語をしゃべってるけど・・・・ジョン・ローン・・・むかしの香港人だから、北京語できないかもしれないけど、北京語でやってほしかったなぁ。
劇場公開版は163分だったようなので、1時間近くカットされていたよう。公開当時、話題の映画として物議を醸した。アカデミー賞9部門受賞。すごい映画でしたが・・・実は私、今まで見ていません。公開当時に親父が見て、よかったというのを記憶しているけど、どうも難しそうな映画だったんで、若い頃の私は見る気になれなかった。
物語は、中国、清朝の最後の皇帝、愛新覚羅溥儀の生涯を描いたもの。イタリア・中国・イギリス合作。日本人にとっては、大東亜戦争の前後の部分になるので、ちょっと辛い内容とはなりますが、まぁ、歴史は正確に認識しましょう。中国を含む三ヶ国が作った映画なので、内容はある程度信憑性はあるかと。こういう時代を乗り越えて、現代の中国小姐たちと私の関係があるわけですから。平和な現在に感謝です。(笑)
中国人の姓は一文字が多い。名前も一文字か二文字。日本人はどうして四文字の姓名が多い?と言われたことがある。以前、名刺交換の時に姓が二文字の中国人がいて、「中国では珍しいですね」と話したら、愛新覚羅溥儀の話になって、この愛新覚羅という四文字の姓は、たぶん中国人の中で最も長い姓だというのを話したことがある。
主演のジョン・ローン。この作品以外で、あまりこれといったものが思い浮かばないが・・・・ジョン・ローンで印象に残ってるのは、高島忠夫が、自宅にジョン・ローンが遊びに来たというエピソード。カレーライスを食べたとか、日本人の生活を見て感動してくれたとか・・・・それ以上に高島忠夫が興奮してたのが面白かったけど。
さて、映画の冒頭。清朝の光緒帝崩御により、西太后が溥儀を次の皇帝に指名し、わずか2歳で即位。前皇帝の弟が摂政となり、政務を司った。その後、西太后は自害したように見えたけど、実際は暗殺されたのかなぁ。溥儀は清朝の皇帝になったものの、その後の辛亥革命により中華民国が成立。清朝は紫禁城の内部にのみ形骸化し残す措置が取られていた。幼少の溥儀は閉ざされた空間で、外部で何が起こっているのかも知らされず、生活していた。
映画の中では孫文の後継者、蒋介石の名前がよく出てきたな。溥儀が住んでいた紫禁城太和殿は、北京にある明清朝の宮殿。現在では故宮博物館になっているところである。天安門はこの紫禁城の正門にあたる。まだ行ったことないので、いつか行ってみたいですねぇ。大気汚染で困っている北京ですけどね。
あと、武則天の唐の首都、長安・・・西安の城壁も見たいしなぁ。武則天の无字碑も見たいしなぁ。土の中にたくさん埋まってたという兵馬俑も見たいしなぁ。
物語は、さらに後の文化大革命の頃の中国、中国共産党に統一された中華人民共和国の時代の溥儀と、幼少の頃から成長する溥儀を回想するように交互に描かれている。大東亜戦争後は、国民党と共産党の国共内戦により、蒋介石の国民党が台湾へ逃げて・・・・映画の中でも庇護してくれていると信頼していた国民党が清朝の墓を荒らし、宝物を強奪して逃げてしまったという描写があって・・・・溥儀が呆然としてしまう・・・・中国人の間に信頼関係というのは成り立たないんですよ。
この中華民国が現在の台湾政府ですよねぇ。北京の故宮博物館には大したものがなくて、台湾の故宮博物館に本来の宝物があるってのは、ここからでしょうねぇ。あ、この前、北京にいた料理人もみんなその時に台湾に一緒に逃げたから、本来の中国宮廷料理も北京では作れなくて、台湾では作れるという話を聞いたなぁ。
范冰冰が出てた「武則天」は、それよりももっと前の「唐」の時代を描いているけど、この頃の中国の方が殺したり殺されたり、侵略したり、されたりと生臭い時代のように感じるけど、ドラマの中での人々の振舞い方や習慣のようなものが、清朝の頃にも残ってるなぁって感じた。溥儀が弟に言った「黄色は皇帝しか着てはいけない色」・・・というのは、武則天に出てくる唐二代皇帝の李世民がよく黄色の衣装を着ていたことからも理解できる。
どの時代も国土を治め、安泰な時代が続くと政府が腐敗して、衰退するってパターンかなぁ。本来の皇帝は、軍を率いて他軍を討伐して、のしあがってきた人たちなので、そういう皇帝たちと較べると、溥儀は平和に育った方なのかもしれない。徳川の幕末と同じかなぁ。
幼少の溥儀は、イギリス人家庭教師ジョンストンにより、西洋の文化を学び、オックスフォードに留学。大日本帝国に利用されて、満州国の初代皇帝に傀儡としてあがめられ・・・・大東亜戦争に突入しましたねぇ。そうか、満州の首都が、餃子をくれたママさんの故郷の長春か。元カミさんのお母さんも満州にいたと言ってたしなぁ。こういうのでつながると身近に感じるなぁ。笑笑ちゃんは満州の港、大連出身だしね。
日本が満州国を立ち上げた当時のアジアは、ヨーロッパの植民地にされていて、独立国は日本とタイと中華民国しかなかった・・・朝鮮半島なんか、外国から好き放題されていたのを日本が植民地化した・・・・いやいや・・・・言葉は難しい。そう考えると、日本はよく植民地化されずに国家を保ってきたなぁと感心する。
溥儀は昭和天皇が同じ皇族として扱ってくれた、と得意気に話したが、日本軍は溥儀が天皇陛下と同じとは到底思わず・・・・子供の頃から特別扱いされ続けた習慣はずっと抜けないまま・・・服もひとりで着られない、靴紐も結べない・・・・中華人民共和国の戦犯収容所に収監され・・・罪を問われる。
日本ではカットされてたという南京大虐殺の映像、細菌兵器の開発・・・日本軍の行動に溥儀も加担していたと罪を問われる。資金調達のためにアヘン生産・・・・なんともはや・・・・こういう時代だったんだろうなぁ。
特赦により収容所を出た溥儀は、一般市民として植物園に勤めるようになる・・・・暗殺されることもなく、生きながらえていたんだなぁ。中国共産党の紅衛兵が「革命無罪 造反有理!」とデモをする中、かつての収容所の所員たちもが悪人として引き回されている現場に遭遇する。彼を助けようとするも
「お前は何者だ!」
「庭師です」
としか言えない、自分の無力さを思い知る。かつては清朝を治めた皇帝であったのに・・・・
文化大革命の真っ只中、毛沢東率いる中国共産党時代の幕開けである。ここから近代、現代中国に続くのね。紅衛兵・・・・若い兄ちゃん、姉ちゃんたちが踊るように行進して行く。紅衛兵はこの後、中国全土で暴走することになるんですが・・・・それで人民解放軍が結成されて、鎮圧すると・・・・で、現在に至る?それははしょりすぎか。(笑)
国共内戦は、アメリカが支援しなくなった国民党が台湾へ逃げて、ソ連が支援する共産党が勝利して、日本が満州に築いた近代産業やインフラを接収して、毛沢東が中国全土を統括できた・・・・んですよね?
栄枯盛衰。中国は大昔から栄えて滅びての繰り返しですから・・・・いや、それはどこの国も同じか。
最後に、庭師溥儀がかつて住んでいた紫禁城、この時は故宮博物館になってますが・・・チケットを買って入り、かつて座っていた玉座に腰掛ける・・・・・タイトル通り、ラストエンペラー・・・・なんとも哀愁を感じます。
映画の中で描かれているのはここまでですが、溥儀はこの後、癌を患い、享年61歳、1967年に亡くなります。wikiにはチキンラーメンが好きだったとあるけど・・・・ほんとかなぁ。(笑)
総合評価は65点ですかね。この超大作は映画館で見るには辛いですね。長すぎる。実際に起きたできごとの歴史映画ではありますけどね。あまり学校では詳しく教えられない近代日本史。生臭くて興味深い時代だと思うんですけどねぇ。これ、今のキャストと技術でリメイクしてもいいんじゃないかなぁ。
あと、ひとつ残念なのは、登場する中国人がみんな英語をしゃべってる。吹き替えで英語なのか?周辺の脇役は中国語をしゃべってるけど・・・・ジョン・ローン・・・むかしの香港人だから、北京語できないかもしれないけど、北京語でやってほしかったなぁ。
この記事へのコメント
音楽にひかれて観に行ったのですが、心に残る作品の一つになっています。
こおろぎ、せつなかったですよね、なんだか。
おぉ。大人ですねぇ。本も読んだんですねぇ。なるほど、欧米目線な感じはしますね。中国、日本目線ではないですね。
坂本龍一の音楽、よかったですねぇ。虚しさを表すというか・・・「証拠を見せてみろ」で玉座の下から取り出したコオロギ。そんなに長生きはしないと思いますが・・・せつないですね。上海の工場長が同じ緑色のコオロギを飼ってて、昼休みにエサをやってたのを思い出しました。「これ、キリギリスじゃないの?」って言いましたが・・・スイーッチョンとは鳴かなかったので、キリギリスでもなさそうなんだよなぁ。
日本から離れて生活すると、「日本はよく植民地化されずに国家を保ってきたなぁと感心する。」とひしひしと感じます。日本はラッキーな国です。西洋にあこがれるばかりではなく、もっと言葉や文化を大事にしなくちゃと思います。
ジョン・ローンはこの映画の後、週刊誌のピープルで世界で最も美しい50人の人に入れてもらったりしていました。たしか、ジャッキー・チェンのラッシュアワー2で悪役やってましたね。
おぉ、櫻弁当さんも見てましたね。古い映画ですよね。
やはり内容からして、面白い・・・というよりは、寂しさが残る映画だと思います。
そうですね。日本を外から見ると、もっと日本らしさを大切にした方がいいと思いますね。日本の文化、日本語・・・・独特のものなので、将来に向けて残していった方がいいですよね。へんな英語もどきの和製英語なんか使わないでね。(笑)
ラッシュアワー2に出てましたか・・・どうも印象が薄いんですよねぇ。
それと、和製英語は ガラケーならぬガラパゴス英語なので(笑)日本以外では通じないです。
ジョン・ローン、印象薄い…言えてる。
なるほど東南アジアの国々は意外に自国語が残ってるかもしれませんね。ベトナムも波乱に満ちた過去がありますもんね。ベトナムだけに限らないか....
日本の和製英語...本当にやめてほしい。本来の日本語の意味もわからなく使っちゃうし、外国で通じないんだもん。無い方がいいです。みんな日本語で話そう!