ぶらぶら美術館めぐり vol.1 「諏訪市美術館」

画像温泉「片倉館」のとなりに、またぎょうぎょうしい建物があったので、なんだろう?と思って見たら、なんとこれが諏訪市美術館。

面白そうなので、入ってみました。60周年記念展をやってるのに、閑散としてる・・・・・こっちの建物も年季の入ったもののようです。どうやらこの建物も片倉財閥が作った懐古館だったようで、美術品を展示する場所だったようです。それが諏訪市に寄贈されて今に至る・・・・なるほど。国の有形文化財に指定されてるようです。













画像常設展示として、地元の彫刻家、細川宗英の彫刻が多数。

彫刻は先日行った上野の国立西洋美術館にはロダンの彫刻がたくさんありましたが、あれは素人にもわかりやすい。肉体の脈動が伝わってくるかの造形。すごいと思わせるものがあります。














画像一方、この細川宗英の彫刻・・・これは少し素人には理解が難しい。部分的に造形は見事ではあるのだが、王と王妃シリーズは、肉体の一部が欠けていたりしており、これが何を表現しているのか・・・・難しい。餓鬼シリーズにおいては、さらに難しくなる。












画像彫刻に限らず、絵もそうであるが、見るのではなく、感じることが重要。たしかに奇妙な造形ではあるのだが、何か心に訴えてくるものは感じられる作品ではある。作品、ひとつひとつを感じながら見ていくと、なかなか面白い時間を過ごせた。

1階の展示の半分ぐらいは彼の作品でした。













画像美術館の外にも装飾古墳シリーズの作品の一つがあり、これはセメントで作られた抽象彫刻。

これをどう感じるか・・・・・うーむ。



















画像絵画も多くあり・・・石井柏亭の湖畔の宿。

・・・・いい絵だとは思いますが、あまり好きじゃないなぁ・・・

東郷青児の「女」もありましたが・・・あれ?どこかの家の玄関にレプリカ飾ってあったなぁ。


2階は抽象画が多くて・・・・あまり好きじゃないです。

まぁ、でも入館料300円ならいろいろ眺める価値はありますね。

諏訪湖畔に美術館がいくつもあることに改めて気がつきました。自分が好きそうな絵を展示してある美術館から順番に攻めていきますか。松本周辺、長野県内で見ても美術館は結構ありそうですので、いいシリーズになる予感。





画像
諏訪湖畔にはオナガガモかとおもったら、ヒドリガモだった・・・・・がいっぱい。北の国から渡って来たんですねぇ。

ついでに諏訪湖畔でポケモンやって・・・・まったり過ごした一日でした。

というわけで、これも新しいシリーズに追加っと。(笑)









「諏訪市美術館」

住所:長野県諏訪市湖岸通り4-1-14

電話: 0266-52-1217

開館時間:9:00 ~ 17:00 ※入館は16:30まで

休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始、展示替え期間

入館料:大人300円、小中学生150円

この記事へのコメント

2016年12月02日 06:22
美術館・ギャラリーシリーズ、楽しみです!
ただし、写真が撮れるかどうかが問題ですねぇ。

あたい、抽象系の造形、結構好きです。
建築なんかも 同じカテゴリーだと、勝手に、思ってます。(^^)
けいつ~
2016年12月02日 06:38
>にゃんたさん
そうなんですよね。写真は撮れないと思いますんで、ポストカード買って来ました。
おぉ、抽象系好きですか。どう感じるかは本当に人それぞれですからねぇ。深いです。
2016年12月08日 22:24
何だか城崎温泉の外湯のような外観ですね。
けいつーさんに美術館巡りの趣味がおありだったとは。
今更ながらけいつーさんの多趣味というか好奇心の旺盛さに驚いています。
僕も遅まきながら見習わないといけませんね。
けいつ~
2016年12月09日 07:02
>逹さん
城崎温泉の外湯もこんな感じですか。美術館、東京に行った時に新国立美術館と上野の美術館に行きましたが、あれ以来、他の美術館にも行ってみたいと思ってました。
時間をゆったり過ごせるので、ストレス解消になりますよ。

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