ラーメントレックvol.80 松本 村井「きまはち商店」★★★★

まずは・・・・コレ。ふと夜に先日、マルキ商店で食べた「松本ブラック」が食べたくなって、たしか同じ系列のキマハチ商店にもあったはず・・・・と行ってみたら・・・・夜10時ごろなのに看板が消えてる・・・・けど、営業中の看板は出てる。
ガラッと入口の引き戸を開けて、
「まだやってますか?」
と聞いたところ
「一部のメニューが終わっちゃったんで・・・ここから上のメニューだけになります」
あ~、もうすっかり私の口はラーメン食べる気まんまんのラーメン口になってしまってるので、ここまで来て帰るわけにはいかないのである。仕方なく「ここから上・・・」のメニューの中から・・・・いつものとんこつを食べるのも芸がないので、ここは趣向を変えて、いかにもヤバそうな「ヤバ辛味噌麺」を注文することにしました。
辛さは5段階あって、上から2番目の「激増」にしました。最上級は「鬼激増」が残るのみです。店員さんの
「ちょっと辛いですよぉ~」
という言葉にもひるまず。
「大丈夫ですっ!」
とオーダー。内心、
「ほんとに食べられないぐらい辛いのが来たらどうしよう・・・」
と思いましたが、中国で痛くて食べられない、食べると具合が悪くなるぐらいの辛い四川料理や湖南料理を知っていますので、そこまではいかないだろう・・・と、期待して待ってました。
で、やってきたのがコレ。(笑)うわー、なんすか、この赤い粉は・・・・赤黒い粘土のような味噌も異様です。スープを一口。ん?この香り・・・・四川料理で散々使われてる山椒のようです。痺れるやつね。口の中に辛さが広がってきました。
麺は中太麺だったかな。白髪葱とチャーシューが辛さを和らげる緩衝材のような役目になってます。トッピングは細めのシナチク。表面の赤い粉をスープに混ぜつつ・・・・麺と絡ませていただきます。
なるほど、辛いですね。たぶん、日本で私が食べた料理の中では5本の指に入る辛さです。中国ではまぁ、普通に湖南料理とかである辛さですね。食べられなくはないんですが・・・・・麺をすすってむせるほど・・・でもないんですが、「辛い」という以外に何もないです。当たり前ですけど。
「おいしい」と感じる前に「辛い」ので・・・・罰ゲームみたいなラーメンです。食べてて、「俺、なんでこのラーメン食べてるんだろ?」って思うようになってきました。
「ちょっと辛いですよぉ~」
と言われた手前、完食しないと恥ずかしいので、我慢して食べて・・・・完食しました。とはいってもスープまで残さず全部・・・・じゃないですけどね。
お値段は800円。総合評価は★★★★星4つ。日本で味わう辛さではなかなかのものでした。
ちなみに・・・辛いものを食べると、だいたい翌朝ぐらいに下から辛いのが出てきます。こいつ、変わったことに、翌朝、おしっこの方に出てきまして・・・・ちんちんの先っぽ・・・突然激痛が走ってヒリヒリし始めました。尿道炎じゃないよ。(笑)今まで散々、湖南料理とか食べましたけど、おしっこの方に出てくるのは初めてだなぁ。
ちなみに、その後、大の方からもヒリヒリが出てきましたが、そんなでもなかったですね。湖南料理の辛いヤツなんか、腸の中にいる時から内部で「辛い辛い」って主張してて、「あ、いまこの辺にいる」って感じでズーンときてますもんね。今回のヤバ辛味噌は、そこまでじゃないです。
「きまはち商店」
住所:長野県松本市村井町南2-921-7
交通手段:村井駅から979m
電話:0263-58-4805
営業時間:11:30~15:00 17:30~23:30
定休日:不定休
この記事へのコメント
いかんでしょ、先っぽ痛くしちゃ~・・・。
私もね。初体験だったんで・・・びっくりしました。
まさか50歳でこんな経験するとは・・・
湖南料理は四川とはまた違った激辛さがあるから、日本の辛さは高が知れていると思って読んでいたら、話が尾籠な方向に行かざるを得ないほど辛かったのですね(笑)
今度は是非「鬼激増」を食べてみて、おちんちんがどう変化するか実験してみて下さい
コレ、もともと食べようと思ってたわけでなくて、松本ブラックがなかったから、しょうがなく選択した次第で・・・ほんとにタカをくくってたら、意外にやるじゃない?っていう辛さだったということは今回の収穫です。日本の激辛もまだまだ捨てたもんじゃないですね。
いや、鬼激増し・・・おちんちんの変化の観察のために食べますか?来年の夏休みの自由研究のために残しておきます。(笑)