そして芯芯ちゃん・・・・（ちょっと長文注意）
今回の中国出張・・・・やはりコレを書かないと、ダメでしょう。今回の出張、4/12 から 4/18の１週間の出張がまずありまして・・・・この時は本当に忙しくて・・・・本当は４人で毎日、２軒工場回って、２日間広州の展示会視察の予定だったんですが、私一人だけ離脱。急遽、発売日が間に合わない工場へ行って、出荷を間に合わせるよう・・・という特命で、結局、月曜日から木曜日まで東莞の工場に行って、金曜日は例の東莞清渓の工場へ行きました。そう、芯芯ちゃんの家から車で２０分ぐらいのところです。
そういえば・・・芯芯ちゃんとの話は・・・もう一度復習しましょう。（笑）昨年の8/30が最後だったと思うんですが・・・・この後、１ヶ月くらい東莞清渓にいましたが、結局、連絡も取らずに・・・・・この最後の電話の２日後ぐらいに彼女の微信 （中国のSNS）に髪の毛を短く切って、真っ赤に染めた写真が載ってました。新しい生き方をする、自分を変えたい・・・・みたいなコメントとともに。
俺のせいか？・・・・いや、でも元々別れてただろう？と、思って・・・・一時的に出張で来た私に対して、一体、何を期待していたんだ？・・・・と。タイミング的に考えても私との事が原因でやったとしか考えられません。微信にアップしたのも私が見ていると知っての当てつけ・・・・とも思えました。
私のスタンスとしては、友達としてメールとか電話くれてもいいよ・・・・で、私からはしない・・・・って事で。まぁ、ほとぼりが冷めたら何か言ってくるだろう・・・と思ってましたが、結局全然来なかったんで・・・・さすがに終わったかと思ってました。
そうしたら、私が日本へ帰る前日、深センのホテルに移動した時に電話がかかってきて
「まだ中国にいるの？」
「まだいるけど、明日日本へ帰るよ。今は深センにいる。」
「そう？帰る前に電話で挨拶しておこうと思って・・・・」
「あぁ・・・ありがとう。まだ気にかけてくれて。」
それから５分ぐらいは普通に話して・・・でも口ゲンカしたこととか・・・そんな事には一切触れずに・・・その話題にするとまた口ゲンカになりそうだったので・・・・当たり障りない話をお互いにして・・・・
「じゃ元気でね。」
「気をつけて帰ってね。」
「うん。バイバイ。」
「バイバイ。」
これで、去年の９月末に日本へ帰ってきて終わった・・・・・と思ってたんですが・・・・その後、私が微信にブログをアップすると、意外にも彼女はコメントを書いてくるのです。直接電話とかメールはないんですけどね・・・・しばらく中国に出張もないので、もう会う機会はないと思ってたんですが・・・・・週に１、２回コメントされ、私がそれに返信する・・・・という関係が半年ぐらい続いていました。
普通、興味がない相手にこんなことしないんじゃないかなぁ・・・絶縁してもらった方が私もあきらめがつくんだけどなぁ・・・・と思いつつも、コメントぐらいならまぁいいかと思ってました。
そして今回の出張です。4/12から4/18の出張の際に私が微信で東莞にいると書いたところ、遠くないところにいるのね？というコメントがあって・・・・でも特別それ以上はコメント交わさずに・・・本当に忙しかったので、そのまま私は一旦日本へ帰りました。
日本に帰った後に、芯芯ちゃんから
「日本に帰っちゃったの？私が食事をおごってあげようと思ったのに・・・」
とコメントが来ました。その後に、１週間後にまた中国出張が決まったので
「また来週、東莞に行くから、おごっていただきましょうか」
と返信したところ
「OK」
となり、半年ぶりに会うことになりました。しかし・・・・これは一体、どういうことか？・・・・結構考えました。
たぶん・・・・半年前にいろいろ買ってきて欲しいと頼まれて、お金はもらったけどお礼にご馳走する・・・・というところで時間が合わなくてそのまま口ゲンカして別れてしまったので、そのご馳走をしなければいけないと思ってたのかもしれません。私に対する借りを返す・・・・みたいな。いや、借りということであれば・・・６年間で彼女にかかったお金は、そんなもんじゃ済まない気はしないでもないですけどね。（笑）いや、そんなに多くもないですけど。
まぁ、そういうわけで、一緒に食事することになったのですが、また夜に部屋に泊まる・・・ことになっても面倒なので、
「お昼に食べよう」
と言うと
「私は今は昼は樟木頭の事務所にいるから、樟木頭に来てくれるならいいけど・・・」
「樟木頭？そりゃ行けなくはないけど・・・・またそれも遠いな。」
「じゃ、夜、塘廈に来て。最近は７時には仕事終わって帰ってるから。」
「いいよ。」
「何が食べたい？」
「湖南料理がいいかなぁ。」
「わかった。」
ということで、彼女が住んでる塘廈で夜食事することになりました。また何かが起こるような予感がしますよね・・・・でもね。今までのパターンだと、こういう時に妹を連れて来るんですよね。たぶん連れて来るぞ・・・と思ったら、芯芯ちゃん、ひとりで来ました。
半年ぶりの再会・・・・赤い髪でもなく、髪の毛も肩まで伸びて・・・まぁ、以前の芯芯ちゃんと特に変わらない感じでした。「変わんないね」
「そう？私ちょっと老けたわよ・・・」
「変わんないよ。」
「肩はどうなの？よくなったの？」
「うーん、まだまだだなぁ・・・」
微信で私の近況も知ってるので、半年ぶりに再会しても話はつながります。芯芯ちゃんは、インテリアデザイナーの仕事は続けていて、でも前に勤めていた会社は辞めて・・・・一緒に勤めていた友達と、友達の旦那が同じように辞めて新しく会社を起こしたので、そこに勤めているということでした。
前の会社の上司に不満を持っていて・・・・常々そのことは聞かされていたし、何より夜遅くまで仕事して、休みがほとんどない会社だったから、辞めてよかったと言っておきました。新しい会社は毎日７時には家に帰れるし、友達の旦那が朝晩は一緒に車に乗せて送迎してくれるとの事で・・・・まぁ、以前と比べると毎日楽しく仕事ができてると言っていました。
ほんとは彼氏が送ってくれてるんじゃないのか？・・・・と思いつつ、でも彼氏がいたら、こんな風に元カレと会ったりするか？会わないだろう・・・・と思って・・・たしか半年前に彼女の部屋に行った時は、まったく男の痕跡がなく、彼氏はまだいないと言ってたので、本当にいないんだなぁと思ってましたが・・・・相変わらずかなと思いました。まぁ、でもあえてその件には触れずに・・・・２時間ぐらい湖南料理を食べながら、昔話に花を咲かせて・・・・
「あなたとは今でもこうして会うと、昔と同じように楽しく過ごせる」
「あぁ、俺も同じだよ。楽しいよ。で？家には妹が待ってるんだろ？」
「そうよ。家で待ってるから、妹の持ち帰りを買って帰るわ」
ははは、やっぱり家に妹がいた。なんで連れて来なかったんだろ？まぁ、妹が来ない方が二人で話せるんでよかったですけど・・・・・・そういう感じで、半年ぶりの再会が果たせたんです。約束通り、彼女のおごりで。
「じゃ、今度は時間があれば俺が食事をおごるよ。」
「ほんとに？じゃ、また電話してね。」
「うん」
って・・・・この展開はなんだ？食事だけでしょ？・・・・と思いつつ、まぁひとりで食べるよりはいいかと・・・・・その日はおとなしく彼女が呼んだ知り合いの白タクでひとり清渓のホテルに帰ったのでした。
さて・・・今度は俺がおごるよ・・・と言ったものの、どうせまた私は日本に帰るし・・・やっぱり会わない方がいいんじゃないかと思って、連絡はしないまま１週間が過ぎようとしていたところでした。
彼女から
「明日、観たい映画があるんだけど、一緒に行かない？仕事が終わって、食事してから行くから遅くなるけどいい？」
「いいですよ。」
それって・・・・去年、トランスフォーマー一緒に見に行ったのが思い出されますよねぇ・・・
あぁ、それってお泊まりなんだ・・・・そういうことなのかなぁ・・・・と期待しつつ・・・
まずは食事から・・・・・今回はステーキを食べよう！ということになって、映画館があるショッピングモールのレストランで食べます。映画のチケットは彼女がネットで手配してくれました。ワイルドスピード・スカイミッション。こういう映画、女子も好きなのね。
ステーキを食べながら、まぁいろんな話をしましたけどねぇ・・・相変わらず、フィーリングは合うようです。芯芯ちゃんとはかれこれ・・・・８年になるでしょうか・・・・最初に会った時は２０歳になったばかりで・・・・３ヶ月後だったかに突然、今の仕事も人間関係も嫌になったから、別の場所で新しい仕事するっていなくなって・・・・・その半年後の彼女の誕生日に私がメールで「誕生日おめでとう！」って送ったら、ものすごい感激して返事が来て・・・・そしたら偶然にも彼女が引っ越した先は、深センのはずれで、たまたま私が出張でその近くのホテルに泊まることになってて・・・・・まだ、その頃の私は中国語もろくに喋れないし、今なら平気でタクシーやバスを使って移動できますが、その頃は全くできませんでした。それで、変わってしまった彼女の携帯番号もわかって、連絡が取れるようになって・・・・その時、半年ぶりに待ち合わせ場所に使ったレストランが偶然にも今回ステーキを食べたレストランと同じチェーン店でした。７年前の再会を彷彿とさせますね・・・・というのは考えすぎでしょうか。その話も芯芯ちゃんとしましたが・・・・そんなこともあったわねぇと。
ところで、ステーキのセットですが・・・・肉の焼き方、ソース、スープの種類にデザート、飲み物をチョイスできますが・・・・飲み物以外は芯芯ちゃん、全部私と同じ。「あなた、なんで私が頼もうと思うものを先に言うのよ。ほとんど同じになっちゃったじゃない？」
「芯芯ちゃんが俺のマネしてるんじゃん？」
というお約束のようなやりとりがあって・・・・なんかいい感じだと思ってましたが、そこで芯芯ちゃんに１本の電話がかかってきました。仕事の関係の電話がかかってくることはよくあるのですが、彼女の喋り方が明らかに違います。そう、以前の私としゃべる時のような優しい感じの喋り方です。
バツが悪そうにしゃべる感じと
「今、食事してて・・・・この後、映画を観に行くの。友達と一緒よ。あなたの知らない人。・・・・教えない。」
一発でわかりました。彼氏です。電話を切った芯芯ちゃんに
「彼氏だろ？」
って聞いたところ
「うん」
と答えました。覚悟はしてましたが、久々にガツーンと来ましたね。結婚できる新しい彼氏を早く作りなさい。あなたももうすぐ３０歳になってしまうから・・・と言ったのは私ですし、芯芯ちゃんに彼氏ができなかったとしたら私の責任でもあるので・・・・喜ばしいことではあるんですが、やっぱり面白くないですよねぇ・・・・元カノに彼氏ができたって・・・・
「あれ？じゃなんで彼氏と映画観に行かないで、俺と行くわけ？」
と聞いたら
「彼氏は忙しくて、全然会う時間がない。１ヶ月に１回か２回しか会えない」
「嘘だろ？」
なんかこう・・・・急にテンション下がってきましたが、私も大人の対応で・・・・・まぁ映画は観に行こうと・・・・まぁ、いつかはこういう日が来ると覚悟していたんですけどねぇ・・・・辛いですね。元カノが他の男に抱かれているとわかると・・・・・元カミさんが新しい旦那に抱かれてるのは「どうぞどうぞ。宜しくお願いします」って感じでしたが、元カノはさすがにそうは思えませんね。
まさか５０歳になって、１８際ぐらいで感じたこんな気持ちを味わうとは・・思ってもみなかったですね。いい経験です。
それから３Dメガネかけて二人でワイルドスピード見ましたが・・・・正直、映画の内容頭に入っていません・・・・・ずっと「あぁ、芯芯ちゃん、とうとう彼氏できたか・・・・これでよかったんだ。俺にはどうにもできなかった。」と言い聞かせて・・・・・隣で映画見ながらも時々携帯でメール打って、電話して・・・・・彼氏なんだろな・・・・と。「彼氏、大丈夫か？後でケンカするなよ。」
と言いましたが
「私たちはとってもいい関係だから大丈夫よ」
ってノロケやがって・・・・で、映画を観終わって・・・・また私は一人で白タクでホテルへ帰りましたとさ。なんか私、アホみたいですね。（笑）彼氏がいるのに元カレと会って、一緒に食事したり映画見に行ったりするか？もしも俺が彼氏なら怒るけどなぁ・・・・
翌日、芯芯ちゃんからメールが来て
「昨日の映画は面白かったから、また別の映画見に行こうね」
って・・・・お前・・・映画の最中、携帯メールしたり、電話してたじゃん？（笑）と思いつつも
「うん、また行こうね。俺たちは友達だから」
と返事を返してしまった俺は本当にバカ！こりゃまた週末に電話かかってくるぞ・・・と思ったら案の定、土曜日に
「何してるの？また映画観に行かない？もうひとつ観たい映画があるのよ」
と来た。予想してたので、私はその日は東莞から深センに逃げていました。
「あぁ、ゴメン、俺今日は深センにいるんだ。また今度ね。」
まったく・・・・彼氏と行けよって思いますよね。さすがの私も他人の彼女になってしまった元カノをどうこうしようとは思いません。一体、どういうつもりなのか・・・・・まさか本当に彼女が言ってたように「映画一人で見に行ってもつまんないから、一緒に見に行ってくれる人がいてほしい」のそれかい？嘘だろ？
結局、彼女は妹とアベンジャーズ２を観に行ったようですが・・・・・もう放っておきます。その後も会わずに日本に帰ってきました。
メールでは「また機会があれば食事したり、映画を観に行ってほしい」と言ってきましたが、意味がわかりません。
彼氏に対して私の事を言ってないと思うんです。それは彼氏に対しても私に対しても失礼ですよ。芯芯ちゃん、そんな娘だとは思わなかったけどなぁ・・・・ちょっとがっかりです。
今日も私の微信にコメントはくれますが・・・・・別れた元カレがしのびないので、コメントくれてるんでしょうか・・・・・まぁ、一応、コメントに対してはコメント返しますけど・・・・彼氏の事を本当に好きだったら、彼氏の事しか考えられないと思うけどなぁ・・・・・違うのかなぁ・・・・
というわけで、芯芯ちゃんは私の中では格下げです。今は小葉子か黄歓ちゃんが私に対して優しいので、そっちに愛情を注ぎます。
この記事へのコメント
ありがとうございます。私もそう思います。ずっとふっきれなかったのは、もしかしたらまたやり直せる・・・・とは言っても私は日本で彼女は中国なので結局やり直せないんですが・・・という気持ちがどこかにあったからなんでしょうね。・・・・新しい彼女を探しましょう。
＞こりすさん
ははは。まぁそういうことです。
そう、私の飲み物・・・・ビンなんですよね。私も「コレで出すか？」と思いました。私が見たのはここ１軒だけなんで、世の中がこんなことになってるわけではないですよ。・・・・たぶん。（笑）
芯芯ちゃん、悪気はないとは思うんですが・・・・そしてよく考えると、６年前ぐらいに私が他の女の子と付き合っている時、芯芯ちゃんに対して、「私たちは友達だから・・・」と同じような事をしていたのを思い出しました。芯芯ちゃんを責められないな・・・・と思いましたね。
まぁ、４人兄妹の３番目の芯芯ちゃんは強いと思いますが、３人兄妹の長男の私はそんなに強くないですよ。（笑）
Carrieさん、くじけるようなツライことがあるんですか？