ラーメントレック vol.40 深セン 大劇院 「一風堂」★★★☆
地下鉄 大劇院から万象城につながる地下街の途中にあった。ここは大勢の人が行きかう場所ですから・・・
日曜日の6時半ということもあって、いや、店内はスゴイ人です。買い物帰りのカップルやグループ、家族連れでいっぱいです。日本人の姿もチラホラ見えますが・・・圧倒的に中国人です。深センでも日本のラーメン、人気ありますね。味千ラーメンよりは間違いなくおいしいでしょうから。
こんな女の子も1人でラーメン食べに来る・・・そういえば、味千ラーメンの時もそうだったな。
「博多一風堂」・・・全国チェーンの有名店ですが、4年前に松本にもできていましたね・・・深センにいましたので、それ以来、行くこともなく他のラーメン屋行ってたので、行かずにそのままになってました。今度行ってみましょう。
博多とんこつラーメンも今ではすっかり日本のラーメンの主流になりつつあるような・・・・醤油ラーメンも頑張って欲しいです。
やってきました白丸元味。初の一風堂のラーメン。ノーマルな白丸をまず試してみましょう。とんこつラーメンは、「プーン」とくるトップアロマが命。(笑)とんこつが苦手な人は、この独特のくさみがダメでしょうね。
一風堂のそれは・・・狼煙のでも、きまはちのでも、寸八のでもない・・・・なんだろう。ちょっとライトな感じのアロマです。見た目のボリューム、ちょっと少ないんじゃないか?予想していたよりも全然サラサラなスープ。私は個人的にはもっと濃厚なトロッとしたようなとんこつスープが好きなんですけど。まぁ、でも万人ウケするためには、とんこつスープは薄い方がいいかもしれませんね。残念なのはスープがぬるいこと。これは深センに合わせてる・・・のか?中国人はあまり熱いスープの麺は食べないので、(たぶん、私の観察から)一般的な麺のスープはぬるいです。
麺はもちろん細麺。店員の兄ちゃんは中国語で「かため」と言った気がしました。深センでかための麺を食べられるところは少ないです。でもラーメンのスープは、ふぅふぅいって食べるぐらいアツアツじゃないとな。
トッピングに半熟玉子を追加。たしかに半熟ではありますが、やっぱ味付け煮玉子でしょう。ノーマルのトッピングは、チャーシュー3枚、お約束のキクラゲにモヤシ、ネギです。チャーシューは固めの普通のチャーシューでしたね。寸八の肉厚、トロっとしたチャーシューと較べちゃいけませんが・・・
「バリカタで!」って言いたいところでしたが、麺の固さは聞かれませんでしたね。適度に残したスープに投入して、さらにとんこつラーメンを楽しみます。かえすがえすも・・・・スープがぬるいのが残念。替え玉のためにもスープはアツアツでなくちゃいけません。この替え玉って、最初に来たラーメンとは、また違った印象になるんだよなぁ。
私はラーメン屋では基本的にラーメンだけしか食べないですね。気が向いたら餃子注文しますが、やはりここはラーメンと1対1で対決する姿勢で臨みます。
お値段は、白丸元味が39元(660円)、半熟玉子8元(140円)、替え玉5元(80円)の合計52元(880円)・・・・まぁ日本と変わりない値段でしょうか。深センでの一般的な麺から較べると、かなり高いですが、日本料理の店で出てくるラーメンとしてはこんなもんです。
さて、判定結果、総合評価は★★★☆星3.5。やっぱスープが薄いのと、ぬるいのがマイナスです。チャーシューもインパクトに欠けるし。大手チェーン店の悲しいところでしょうか。ラーメン屋は大きくなっちゃいかんですね。
まぁ、でも深センで食べられる日本のラーメンとしては、間違いなく5本の指には入りますから、時々食べには来ますね。一風堂、中国では上海に5店舗、広州に3店舗、成都に2店舗、北京、深センに各1店舗と・・・結構進出してます。
「一風堂」
住所:広東省深セン市羅湖区宝安南路1881号華潤万象城B1展B88
電話:0755-25891145
この記事へのコメント
私も、ラーメンのスープは熱々の方がよいと思います。
「買一送一」ってのは、言ってみれば半額ですから、一般的にあまり多くはないんですが、ビールなんかだと「買二送一」ってのは時々あるかな。
香港空港の免税店なんかに行くと「買三送一」ってのは多いですよ。4つもいらないですけどね。(笑)