
これも新しいシリーズになるのか?子供のころから鉄道に乗ってどこかに行くのが好きだった私は、今でも電車に乗るとワクワクします。
会社員になったころ、出張が多かった私は日本全国いろんなところへ電車に乗って移動できるので・・・しかも会社の経費で・・・仕事とは別にして移動はなかなか楽しかったです。鉄オタのジャンルでいえば「乗り鉄」になるでしょうか。特に地方ローカル線には郷愁を感じますね。日本に帰って時間がとれれば、そういう旅をしてみたいです。
車社会の深センも公共交通機関を整備する方針がとられ、数年前に地下鉄が完成。その後も工事が進み、今年の夏には網の目のような地下鉄が整備されます。
今回は新しくできた龍崗線の地下鉄に乗ってみます。これは現在の始発駅「草浦(つぁおぷ)駅」です。私の泊まっているホテルからタクシーで15分くらいの場所です。

これがこの夏完成後の地下鉄網です。東京ほどではありませんが、これが完成するとかなり便利になります。人の動きも変わるでしょうね。
現在できているのは、緑色の線が黄色の線の少し先まで、黄色の線は緑の線から下だけ、そして今回の龍崗線が水色の線で、紫色の線の1駅下から右上までです。

龍崗線、まだ地下部分が開通していません。草浦の先はこのように地下へもぐるようになっています。開通すれば私が普段使っている路線に連絡するので、便利になります。

さっそく地下鉄に乗って移動。特に用事もないんですが、終点の双竜駅まで乗ってみます。料金は7元(100円)です。安いですね。時間は16駅で45分くらいでしょうか。ちょっとした鉄道旅行です。
車両は新型。乗り心地はなかなかいいです。日本の地下鉄とさほど変わりません。

地下鉄・・・といいつつ、郊外の部分では高架を走ります。建設費用が安価だからでしょうね。日本は先に鉄道を敷いたので踏切がたくさんあって、後に高架化しましたけど、中国のインフラ整備は鉄道に限らず、最初から進歩した技術により効率的な方法がとれます。

終点の「双龍駅」。何があるってわけでもないんですが、とりあえず終点です。この先、延長することもできるようですね。

ほんとに何があるってわけでもないんですが、深セン市の東の端、龍崗区です。

近くには龍城広場という公園がありました。以前、芯芯ちゃんと海水浴に行った時にバスの乗り換えで来た事があります。結構遠かった記憶があるんですけど、地下鉄を利用すれば近いですね。
公園をフラフラして・・・そのバスに乗って海水浴場へ海でも見に行こうかと思いましたが、そのバスが見つからず断念しました。また地下鉄で戻ることにしました。

その公園の付近で、三輪車の荷台に座って遊んでいる子供ふたり。二人とも男の子ですが、何か話しながら遊んでいました。微笑ましい光景です。
ということで今回の鉄道の旅は終わりです。中国全土を鉄道で旅した関口知宏のように、怪しい中国語を話しながら旅してみたいですね。次はいずこへ・・・
この記事へのコメント
楽しみにしてます(^^)
地下鉄が100円で乗れるなんて安いですね♪
電車の旅もいいですよね。
時間とお金があればゆっくり電車で旅行してみたいです
この調子で発展すると市民意識も強くなるから、益々一国二制度を維持するのが難しくなるでしょうね。
しかし、地下鉄の地下部分は5年くらいは様子をみないと、いつ崩落するか分かりませんよ(・_*)\ペチ
できれば中国全土を鉄道放浪の旅してみたいです。
地下鉄、初乗りは2元(28円)です。まぁ、物価が違いますから・・・こんなもんでしょう。
>達さん
近代化のスピードは異常です。人海戦術では日本の10倍の人口ですから逆立ちしてもかないません。
地下鉄の崩落も心配ですが、私は高層ビルや高速道路の崩壊の方が心配です。レンガで作る知識しかなかったのに、鉄筋コンクリートの知識があるとは思えません。どれを見ても柱も脚も細いです。