深セン 時計市場
私が普段、深センで住んでいる場所は「華強北」というところで、日本で言えば秋葉原のような電器街。高層ビルの建つ大都会です。周辺はパソコンや携帯、電気部品などを扱う店がひしめきあうように乱立いていて、毎日大勢の人でごった返しています。もちろん、ニセモノを扱う店もたくさんあって、特に携帯はスゴイです。携帯市場みたいな場所があって、そこではホンモノそっくりのi-phoneはもちろん、以前、私がつかまされたようなNOKIAのニセモノ、ありとあらゆる携帯が売っています。
これらニセモノ、1万円以下くらいで売っていて、とりあえず電話はかけられますが、性能はよくないです。・・・当たり前か。
さらに・・・実はそれらニセモノ品を構成する部品もほとんどのものが売っていて、外装、基板、液晶、キーパッド、電池・・・組み合わせれば製品ができるように携帯内部の全ての部品が売られています。それらのほとんどは複製で作った部品ですが、深センにはホンモノを作る工場(i-phoneも深センの工場で作っています)もあって、そういうところから一部本物を構成する部品も横流しされるんでしょうね。
だから、当然のようにそれらの部品を使って修理したり改造してくれる店もあります。日本と比べれば・・・日本じゃできないか・・・格安です。i-phoneの容量アップなんかもやってましたね。
さて、今日の話題はその携帯・・・じゃなくて、時計。携帯の店がたくさんあるのは知っていましたが、ホテルの裏側に「時計市場」なるものがあるのを発見しました。
入り口には日時計のモニュメントがあったりして・・・木の陰になったりするので使えない気はしましたが。(笑)
以前、達さんたちともいっしょに行った羅湖のニセモノデパート。あの中で大量のニセモノの時計、ロレックスなんか売ってましたが、おそらくあの店が仕入れているのはここではないかと。いろんなニセモノの時計を売っています。また携帯と同じように内部の部品はおろか、ケース、タグ、時計の裏に貼ってあるシールまで、それらが揃えば商品と成り立つようになっています。コレはスゴイ。ロレックスのタグやシールまであるんですから・・・・日本では考えられないですね。
腕時計・・・大昔にロレックスのニセモノを買ったことがありますが、ニセモノにもレベルがあって、超A級品ならそこそこ使えて普通の人が一見しただけではわかりません。よくできています。B級品なら安いですが、すぐ壊れるし、まともに動かなかったりしてダメダメですが。で、特に買うつもりもなくフラフラしてたら、オメガの時計が目について「あぁ、なかなかカッコイイなぁ」と思って
「いくら?」
と聞いたら
「300元(3900円)」
というので、そこまで出して買う気はしないなぁと思い
「いらない」
と言ってその場を立ち去ると、背中越しに
「150元でいいよ」
と言うので、
「ん?150元(1,950円)?だったら買ってもいいか」
とおめおめと引き返して、買いました。(笑)超A級ではないですが、まぁA級です。羅湖なら150元にはならないですね。ここは安いです。たぶんもうちょっと頑張れば値切れましたね。
この右側のがその時買ったオメガです。スピードマスターですが、ストップウォッチは機能しません。なんちゃってスピードマスターです。(笑)
自動巻きですが意外にしっかり動いてくれます。時間も1週間で2、3分狂うくらいなので許容範囲です。見た目もなかなかカッコイイので気に入ってます。
ちなみに、左側はその前に香港で買ったカシオのGショック。コレはホンモノです。(笑)電波時計で定価は35,000円くらいですが、円高の恩恵もあって20,000円ちょっとで買えました。私はデジタル派でそれまでもSHARKのデジタルを使っていたのですが、さすがに10年近く使ってボロボロにになったので、このGショックに買い換えました。
気分によってオメガとGショックを使い分けてます。ちなみに今日はGショックです。
この記事へのコメント
あの鑼湖のなんとか城は、とてつもなくでっかい偽物市場でしたね(@_@;
ああいうものが堂々と営業しているところに中国の底知れぬ懐の深さを感じてしまいます。
もちろんオメガもどきです。ホンモノなら数十万円でしょうから。
中国が今後、あのおおっぴらな羅湖のニセモノデパートをどうするかでしょうね。以前、香港もおおっぴらな旺角の女人街のニセモノを一掃して、ニセモノはアングラに潜り込んで・・・おかげで女人街、面白くもなんともなくなりましたけどね。
でも、1週間で2~3分狂うとなると、東京では受け入れられないかもしれません。
それだけ遅れると、電車1本乗り損ないますから。
アクセサリーとして持つなら別ですが。
エジプトのデモで、ラクダ業者が政府側につきましたが、あれは役人にワイロを渡してボッタクリ商法を見逃してもらっているからだそうです。
というよりは、むしろ役人が業者にボッタクリをやらせているのかもしれません。
なにしろ、ピラミッドの周りを1周するだけで4万円も請求されることがあるそうですから、役人の懐もかなり潤うのではないかと。
中国のニセモノ氾濫も、収賄役人が見て見ぬふりをしているからなんでしょうか?
それとも、国そのものが見て見ぬふりをしている?
ところで、けいつ~さんにとって、
時計は実用品?
それとも、アクセサリーの一つ?
ステイタスを顕すアイテム?
東京だと週に2、3分狂うと大きいですが、私が使う分には許容範囲です。自動巻きですしね。
役人と業者の癒着・・・発展途上国にはありがちな話です。中国にも山のようにありますね。
私にとって時計はもちろん実用品です。オメガもどきもシャレで持ってる程度です。最近は携帯で時間を確認、腕時計をしない時もありますね。
だから何十万円も出してブランドの腕時計を買う・・・というのは理解できません。私なら他のものを買います。3年落ちのGSX-Rとかね。腕時計は時間を教えてくれる以外何もしてくれません。
バイクならいろんな所へ連れて行ってくれるし、感動も快感も与えてくれます。
でも偽物を身につけると気持ちもその程度しかアガりませんよね。
ニセモノでもいっかな?いいよね?(笑)
もちろん本物には勝てないけど、ニセモノならキズついても気にならないし、たくさん持てるし、気が楽です。
・・・そういう問題じゃないって?
まぁ、価値観の問題ですね。
昔と違って、技術が上がっているので、本物に近く作れるbくらいになってます。問題はコストのみ。だから本物で使う部品でキズ等の外観NGになった部品を使ってたりします。
オリジナルの時計ももちろん作れるでしょうが、問題はデザインセンスとブランド力。今の中国に欠けているのはこの2つです。
自動車も日本、アメリカ、ヨーロッパのメーカーと合弁会社を作って、各社の車を作ってるんですよ。それと同じ技術で自社ブランドの車も出してるんですが・・・やっぱカッコ悪い。
センスを磨くにはまだしばらくかかりそうです。そのうち時計、携帯、自動車の中国発世界向けのブランドが出てくるかもしれません。
中国の支店では御意見御無用でどんなデザインの部品でも金次第といった困ったちゃん・・・・。
http://www.jaright.com
6年前のブログにコメントありがとうございます。
まずは模倣から始まると言いますが、まさにそれでしょうね。そのうち技術が蓄積されて、本物顔負けのものが作れるようになるんです。
結果的に中国は世界の工場となり、今や何でも作れるようになりました。時計だけじゃありません。うちの会社の製品もコピーされてるうちに、下請けに出すようになってしまう始末ですから。スイスの時計の中の部品がいつの間にか中国製になって、スイスで一部組むだけなのもあるでしょう。だから中国で純正部品が横流しされてるのです。携帯のパーツなんかまさにそれです。あ、自動車も合弁会社でいっぱい作ってますね。日本車だけじゃなくベンツ、BMW、シトロエン、フォード、フォルクスワーゲンとこんなに作ってる国は中国くらいじゃないですか。
というのも、妹の腕時計が壊れていろいろ探していて、シチズンのレディースソーラー充電のものが4,000円くらいだったので、それを買いました。チープカシオにつづき、チープシチズンってのも出てるようです。電池交換が2、3年に1回、1,500円くらい取られますもんねぇ。自分で替えてもいいけど。それを考えるとメンテナンスフリーで4,000円は安いでしょう。前述のGショックもたぶん、私が死んだ後も動いてると思います。(笑