突然、Beckyちゃんが帰ってしまいました。

画像今日、いつものように工場で仕事をしていて、夕方5時ごろ喫煙所へタバコを吸いに行って、事務所のパソコンを置いてる机のところに戻ってきたら、Beckyちゃんが何やら私に訴えたいような視線を送っていました。

「どうした?」

「あの・・・今日、家に帰らなればならなくなりました。」

「え?誰か家族の人が病気か何か?」

「えーと。説明が難しいので・・・とにかく帰らなければならないです。理由はまた深センに帰ったら説明します。私は帰っても大丈夫ですか?」

「どうしても家に帰らなければならないなら仕方ないし、後の仕事は私ひとりでもなんとかはなるけど。」

「そうですか。すみません。では帰ります。これから飛行機予約します。」

と言って、最終の深セン行きの飛行機の手配やら、ホテルのチェックアウトやら済ませて、彼女は突然深センへ帰ることになった。帰らなければならない理由を私は2回聞いた。が、2回ともはっきりと答えなかった。日本ならこんなこと許されないんだけどねぇ・・・仕事を途中で投げ出してドタキャンで帰るなんて。

ほんとは彼女は私の直属の部下ではないので、彼女の上司である総経理に報告して許可をもらわなければならないのだが、タイミング悪いことに総経理は今日、日本へ帰国したところである。連絡がつかないので、私が許可した。

そう言ってる間も彼女の電話に何度か電話がかかってきて、彼女は

「すぐ帰る。すぐ帰るから・・・」

というような返事をしていた。一瞬、彼氏か?とも思ったが、彼氏はいないって言ってたし、この2週間、ずっといっしょにいたけど彼氏らしき人からメールも電話も来ないし、本当に彼氏はいないと思う。一昨日の情人節(旧暦の七夕は恋人同士の日です)も全く音沙汰なしだったしね。(笑)

どうも携帯から聞こえてくる声は年配の女の人、お母さんかおばあさんか・・・彼女もそれ以上は話したがらないので、無理やり聞くことはしなかったが。これで大した理由じゃなかったことが後でわかったら問題になるだろうな。5時に電話がかかってきてすぐに帰らなければならない理由って、普通何があるだろう?しばらく私も考えたが、日本人なら親類の誰かが危篤とか交通事故とか。仕事を放り出して帰る理由としてはこのくらいしか思いつかない。

それまでは彼女は別に仕事がつらいとか身体の調子が悪いとか全くそんな様子はなかったのだ。「大丈夫?つらくない?」と時々様子を聞いたが、毎回「問題ないですよ」と答えるので本当に問題はなかったのだと思う。ご飯も毎回きれいにたいらげるしね。健康優良児かと思うくらいである。予定では土曜日の午後に帰ることになっていたし、彼女もそれは了解していた。

まぁ、彼女が帰った理由は、来週にはわかるだろう。今、いろいろ詮索しても仕方ない。彼女を信じよう。

さて、写真は、私が先々週からずっといる工場の門の前である。こんなところですから、外で日本人がご飯を食べられるようなところがあるわけでもなく、日本料理の弁当も遠くから買ってくるわけで・・・・それをドリアン揚げが入ってるから見たくないというのは、本当にわがままである。(笑)ありがたくいただきなさいっ!

簡素な台の上でパンとか果物を売っています。工場から帰る人がそれを買って帰るのでしょう。

画像こっち側にも何かあるわけでもなく・・・アモイなのに本当に田舎です。(泣)













画像肉づきのいいお姉ちゃんがシジミのような貝を売っています。脚を撮るつもりじゃなかったのですが、カモシカのような脚が写ってましたね。(笑)

この貝は・・・ヤバそうだなぁ。そばにいた私に気付いたお姉ちゃんが

「買わない?」

と勧めたけど

「いらない」

と丁重にお断りしておきました。

そういうわけで、Beckyちゃんはチェックアウトして車で空港に向かってしまったので、一人ホテルに残された私は、仕方ないのでバスでアモイ島へ行って日本料理の食べ放題、飲み放題で憂さを晴らすこととしました。昨日と今日は残業がなかったので明るいうちにホテルへ帰ってきました。・・・・ふぅ。

画像4月に開通した海底トンネル経由でアモイ島へ行くバスは5元(70円)で所要時間は約30分です。バスは安くて便利ですね。

平日の夕暮れにひとり異国のバスに乗ってフラフラするって、なんかいい。地元民に紛れて日常が体感できる。

「アレ?なんで私、ここにいるんだろ?何してるんだろ?」

バスの車窓からボーッと外の景色を眺めてるとそういう錯覚に陥る。錯覚に陥っては自分の位置と置かれてる状況を自覚することを数回繰り返した。自分を忘れて異国を彷徨うのもまた面白いかも。そういう衝動にかられる。こういう考えはちょっと危ないかなぁ。(笑)

空腹を知らせる自分の中の音でふと我に返った。

さ、食べ放題、飲み放題っと。バスが街に着いて一気に現実に戻った。(笑)

この記事へのコメント

2010年08月19日 00:10
ほえ~~~
確かに日本じゃ考えられないなぁ…^^; 理由が明確じゃないのに(理由を伝えず)仕事途中でやめて帰るのは。。

何かご家族にあったのかなぁ…?
ベッキーちゃんのことだ、きっとすぐに連絡をくれるでしょう!
私もそう信じる!
けいつ~
2010年08月19日 08:34
>horizukinさん
ですよねぇ?このへんがやはり中国人でしょうか。
元々の予定が2週間、昨日までではあったのですが、家の人が延長を許さなかったとか・・・かなぁ。でも実家から離れて一人暮しなんですけどねぇ。
2010年08月19日 18:05
一人になって寂しいでしょうが、食べ放題食べて憂さを晴らして下さい(^^)v
けいつ~
2010年08月20日 00:23
>達さん
刺身に寿司に天ぷらにから揚げに・・・・青島ビールで流し込んで気持ち良くなりました。(笑)
Calm
2010年08月20日 12:48
Beckyちゃんいなくなって寂しいですね。お国が違うと感覚的に戸惑いますね。>彼女を信じよう さすがのけいつ~さん!
>異国を彷徨う 私も経験があります。でも、楽しかった~!けいつ~さんと同じようにバスに乗って、降りる停留所の名前が判らなくて困ったとき、学校帰りの小さな女の子が運転手さんに掛け合ってその夜泊まるホテルの前で停めてくれたり、早朝の公園でお掃除をしている大きな黒人の方と朝の挨拶をしたり・・良い想い出沢山あります。想定外のことに出会えて楽しいですよね。
けいつ~
2010年08月20日 19:29
>Calmさん
私もねぇ、降りる停留所の名前見てなくてねぇ・・・・外の風景見て「あ、ここだ!」って降りました。見逃したら終点まで行ってましたね。(笑)ちょっとスリルがあって面白いです。

想定外、私も好きですね。
けいつ〜
2026年07月24日 16:28
これでBeckeyは会社を辞めてしまって、彼女は辞める理由を会社の総経理にもはっきり言ってなかったんですよ。それで総経理はてっきり私がBeckeyにセクハラまがいのことをいたんじゃないかと思ってたそうです。(笑
会社の関係の娘にそんなことしないよ。他でしますんで。

真相はだいぶ時間が経ってからBeckey本人からチャットが来ました。実は政府の仕事の面接があって急に帰って、それでその仕事が決まったので辞めたそうです。だったら総経理にそう説明してくれよって思いました。結局、その話は会社の誰にもしなかったんですよ。みんな私のせいで辞めたって思ってました。(笑 ひどい話。

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