紅樹林鳥類自然保護区

画像このネタは4月25日だったりして・・・深センの地図を開いて眺めてると、海岸線に「紅樹林鳥類自然保護区」なるものがありまして、妙に気になったので地下鉄で行ってみました。

駅から歩いて20分くらい。海浜公園らしきところに来ると、大勢の観光客がいました。どうやら深セン地区でも珍しい海辺の公園であるために観光バスがやってきて、旅行者が立ち寄る場所のようです。

とは言っても、私から見れば、ごく普通の海浜公園。そんなに珍しいものでもありません。こんなふうに海岸線がちょっとした干潟になって、そこにアオサギ、コサギなどのサギ類がいるだけです。中国人はこういうサギでも珍しいようで・・・アオサギ、コサギは実は沼化した汚い場所にやってくる鳥なので、こいつらがいるということは、あまり綺麗じゃないって証明だったりするんだけどな。





画像園内にこんな掲示があって、こんな鳥も来ますよ・・・的な。「牛背鷺」は日本でも時々見られるアマサギですね。そして右下の「白胸翡翠」は、いつだったか高速道路のガードレールの上にとまってたアオショウビンですね。コイツはここにも来るようです。















画像その理由は・・・ここがマングローブ林だったから・・・・紅樹林は、マングローブの意味でした。日本でも沖縄とか南の方でしか見られませんね。海に生えてる木。なんかヘンな感じがしますが、面白いですね。この辺一帯はマングローブで海岸が覆われています。

ここならアオショウビンが住んでいても不思議はありません。対岸に見えるのは香港ですね。

この公園は、木がたくさん植えられていて、芝生で覆われているのでたくさんの人が思い思いの過ごし方で楽しんでいます。凧揚げしたり、寝っ転がったり、踊ったり。この頃はまだ暑くなかったので、みんな気持ち良さそうです。










画像海岸線に沿ってこんな風にずーっと遊歩道が伸びているのですが、波打ち際のマングローブ林へは立ち入り禁止になっています。マングローブ保護のためかなぁ・・・まさか泳いで香港まで越境する輩がいるとも思えないし・・・いや、一応、そういうことなのか。見まわりの公安がいましたから・・・

海は綺麗じゃないですけど、潮風が気持ちいい公園でした。

この記事へのコメント

2010年06月23日 15:29
昔は泳いで渡って、今は素知らぬ顔で香港市民として生活している人も多いんでしょうね。
けいつ~
2010年06月23日 22:45
あ~、開放前はそういう人もいたかもしれませんね。

まさか後に深センが香港を追い抜く勢いになろうとは思いもよらなかったですからね。世の中わからないです。ひょっとすると十年後には北朝鮮が・・・・そんなことはないですね。

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