金門島観光 その1

画像では、先々週に行った金門島の観光のつづきをば。高速艇で金門島に着いた私たち3人は、お昼前ということもあって、まず腹ごしらえから。金門島の名物は牛とか。島には酒の醸造工場があって、その酒粕を食べて育てられた金門牛はちょっとしたブランドのようだ。

まずは、一番、牛肉のおいしさを感じられるしゃぶしゃぶで。まぁ、神戸牛や松坂牛ほどの上等な肉ではないが、深センで食べる牛肉よりははるかにおいしい。田畑で働かせた水牛の肉を牛肉と言ってる場合もあるが、ここの牛は肉牛として育てられた牛の肉。だから普通に牛肉の味がするのね。(笑)

霜降り・・・というわけにはいかないが、まぁ普通に脂がのった軟らかい牛肉である。港の近くの牛肉料理の店は人気の店らしく、台湾の有名人が訪れて写真を撮ったものが店内に飾られてる。

画像普通に牛肉とネギを炒めたヤツ。見た予想通りの味です。日本人には親しみやすい。やはり台湾料理は日本料理に味付けが近いですねぇ。牛肉がジューシィーです。















画像まぁ、せっかくですからゆで餃子も。この餃子も変わってますね。一口サイズです。東北の餃子とは違うようです。ビールを飲みながらいただきます。長袖シャツ一枚でも汗ばむ陽気だったので、最高ですね。













画像締めは牛肉炒麺。ここの名物は本当はラーメンのようにスープに入った牛肉麺なのですが、しゃぶしゃぶを食べたので、スープのない炒麺に。といっても少しスープが少しありますが・・・炒麺です。まぁ、これも日本人の好きな味でしょうねぇ。麺はちょっと太めですが、まぁおいしいです。













画像お腹もいっぱいになったので、燕おばちゃんのタクシーで観光に出発。帰りの船の時間を決めて・・・・4時間くらいは観光できそうです。金門島。台湾の離れ小島ですから、そんなに発展した場所ではありません。本当に田舎。メインストリートの街の様子もこんな感じです。40年くらい前の日本でしょうか?

深センとの違いは、看板なんかに書かれている文字。台湾は画数の多い繁体字、中国は簡略された簡体字です。私はすっかり簡体字に慣れてしまったので、繁体字が乱立する看板に違和感を感じます。しかも読めないし。(笑)それにしても・・・何もない島。













画像何もなくとも海はある・・・ってことでしょうか。この向こうにアモイが見えるはずですが、霞んで見えませんね。綺麗な海岸で、夏になればさぞや海水浴客でにぎわうのかと思ったら・・・なんとこの海岸には50年以上前に大陸から上陸してくる中国軍を撃退するために敷設された地雷がまだ残っていて、立ち入り禁止との事。なんとまぁ・・・
















画像結局、この島は軍事的な目的として利用されてきた島なんですねぇ。だから観光スポットといっても戦時中の爪跡みたいなものがほとんどで・・・・たしかに過去をふりかえって未来の平和に役立てるという意味もありますが、あまり楽しい場所ではありませんね。

こんなふうに朽ち果てた迷彩柄の対空砲が島のこちにありました。というわけで、まだまだつづく・・・

この記事へのコメント

2010年02月14日 11:00
牛三昧ですね~~
金門牛のしゃぶしゃぶもいいけど、牛肉炒麺が気になるな~~。
普段なかなか牛くんを食べる機会がないので…^^;
(牛肉高いんだも~~ん)
これだけ牛くんを食べられるのはちょっと羨ましいな~~~
2010年02月14日 13:17
旧日本軍の残骸が残るサイパン島ってところですかな。
しかし、肉質の違いは見事ですね。台湾人はしゃぶしゃぶが好きだし。
台湾人が日本に来たので銀座のすえひろでしゃぶしゃぶをご馳走した時、灰汁を取っていたら、「何故一番美味しいところを捨てるのか?」と不思議がられてしまいました。
ところ変わればいろいろです。
けいつ~
2010年02月14日 20:53
>horizukinさん
この島にはたぶん牛しか食べ物がないかもしれません。中国では一般的に食べられてる鶏や豚をまったくみかけませんでしたから。魚介類はあるかなぁ。

牛肉、おいしいとはいってもやっぱり日本の牛肉の方がおいしいですよ。

>達さん
そうですねぇ。1940年代の遺物ですから、60年くらい前ですか・・・ほとんどが、風化してしまってます。

台湾人は親日的ですから、日本料理なんかもよく食べますね。私も鍋の灰汁をとってたら、中国の女の子に同じこと言われました。
盗人宿おかみ
2010年02月15日 12:56
中国のお酒は、料理にしか利用した事がありませんね。
日本では酒粕を食べさせてブランド化している牛肉は聞いたことがありません。

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