一攫千金か?中国のロト

中国にいるとみんなが日常的に買っているのが、このロト。「福利」と呼ばれている。会社の女の子が買うというので、ついでに私も買ってみた。
紅球・・・・赤い玉33の数字の中から6個を選ぶ。藍球・・・・・青い玉16の数字から1個を選ぶ。
合計7つの数字が全部当たると1等は500万元から900万元というから、7500万円から1億3000万円。こりゃとてもデカイ。これが1口2元、30円なのである。安っ!
そこで私は赤い玉の6個は同じで青い玉を5種類買ってみた。合計10元、150円の投資である。
もしも900万元当たったら・・・深セン市内にマンションを4つくらい買って、1年後に値上がりしたところで売っぱらって・・・とマンション転がして儲けようか?と想像して、会社の女の子に当たったら、マンション1個あげると約束して(笑)お互いに当たったら何に使うかを想像して盛り上がった。
まぁ、こうやってワクワク感を楽しむだけでも十分、150円の価値はあったと思うけど。ちょっと数学的にこの確率を計算すると
33個の中から6個を選ぶ組み合わせにさらに16個から1個を選ぶ確率。
まず33個から6個を選ぶ組み合わせは
33 C 6 = 33 ! / (6 ! x 27 !) = 33 x 32 x 31 x 30 x 29 x 28 / ( 6 x 5 x 4 x 3 x 2 x 1) = 797448960 / 720
= 1107568
これにさらに16個から1個を選ぶ確率をかけると
1107568 x 16 = 17721088
ははは。1772万分の1の確率。笑っちゃいますね。サマージャンボなんかは100万分の1くらいの確率だったから、確率はやっぱり中国の方が悪いですね。いや、16個の玉を選ぶ前だと100万分の1くらいだから、青玉16個、32元(480円)分を買えば大体、サマージャンボと同じくらいの確率になるってことか。ふーん。
当選金以外は福祉に回すらしいけど、問題は毎回当選金に見合うほどの売り上げがあるかってことだよなぁ・・・1枚2元だから、900万元のためには最低450万枚は売らなければ赤字になる。その2倍くらいは売れてるってことかなぁ・・・中国全土で売られてるようだから、まぁ、そのくらいは売れてるのか・・・・
で、結果は・・・・残念ながら1等は逃して、青玉の1個が当たって、5元の当選金。10元の投資で5元だから、まぁまぁでしょうか。・・・・・・ははは。当たる確率を知ってしまったから、もう買わないけど。(笑)
まぁ、それでも街のあちこちにある福利売り場には大勢の人が集まって、週3回のロトを買っている。マークシートで申請して購入しやすいことから、とても人気のようだ。
この記事へのコメント
30円で1億3000万の夢が見れるなんて
確立悪くても当たる人には当たるわけですからね♪
当たるといいですね
ジャンボ宝くじで1等の当たる確率は、1千万分の1だそうです。東京都(人口1千3百万人)に住む人全員が1枚づつ買っても、1等の当選者は1人しか出ません。
こう考えると、買うのがばからしくなるかもしれませんが、確率についてはあまり考える必要はないかもしれません。
何百枚も買って当たらない人もいれば、当たる人は、1枚しか買わないで当たっていますから。中には、5年間でジャンボの1等が2回当たったという人も実在します。これなんか確率にしたら天文学的です。
おそらく、当たる当たらないは最初から決まってるんだと思います。われわれが知らないだけで。
ただ、買わなければ絶対に当たりませんが。
それにしても実際は13憶人以上いるというこの国は、ちゃんとすればもっとスゴイ国になると思うんだけどなぁ・・・